| >ボクの個人的感想では、一曲のオラトリオと捉えるよりはやはり3曲のシンフォニーと捉えたいです。この最後の3曲のシンフォニーはいつも3曲ワンセットで聴かないといけないとなるとちょっときついです^^
3曲の別のシンフォニーとしても、十分に完結していて素晴らしい名曲ですからね。アーノンクールあたりが言い出すまで、ほとんどの人はそう捉えていたのでしょう。youtubeの演奏はアーノンクールが85歳ですから、最晩年ですね。モンテヴェルディからの宗教音楽の大作を軒並み演奏し、バッハのカンタータ全集もレオンハルトと分担して完成した、そういう人のモーツァルトについての結論なので、このコンセプトでわからないながらもちょっと聴いてみようかという好奇心がそそられますね。発想が気宇壮大です。
3曲はそれぞれが聴き手の人生行路のある段階を象徴すると捉えても、キリスト教的には3曲がそれぞれ天地創造とキリストの受難と復活と解釈しても、それは聴き手の自由に任されているみたいなことを、アーノンクールも言っているようです。
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