| おはようございます、floraさん
文献の紹介、ありがとうございました。今やDeeplという強力な武器があるので読むことができました。
教科書をもう一度読み返したのですが、エミュレーションするのはチンパンジーで、チンパンジーは完全な模倣はしないがそれをヒトはできる、という文意でした。そうするとこの「真の模倣」というのはコピーのことなのかなと思いました。
芸事に「形から入る」とか「見よう見まね」という言葉があります。その本当の意味の理解はさて置き、まずは師匠や先生をまねるという訳です。こういうのを「真の模倣」と言っているのかなと思いました。勿論それだけで終わってしまったのてはただのイミテーションとなるのですが。
floraさんの紹介文の中に「生後9か月革命」という言葉が出てきます。それ以前とそれ以降では赤ちゃんの反応の仕方に変化が生じるということだと思います。それとは別に、過去の言語学の授業で「臨界期」というものが出てきました。それが大体生後10か月なのです。それ以前に習得した言葉(特に発音)は母国語になるという考え(データ)です。例えば日本人が不得意なrとlの区別も臨界期以前なら容易に区別ができ、その違いを習得できるというのです。
ひょっとして「生後9か月革命」と「臨界期」とは「模倣」という点で関係しているのかもしれません。
|