| おはようございます、floraさん
一作日の火星17号ICBMをもう少し計算してみます。飛行高度6000キロ以上というのにびっくりしました。成層圏の上限が大体50キロ、国際宇宙ステーションが地上400キロです。宇宙ステーションというのだからこれは宇宙を飛んでいるというのがボクの認識です。今回のは高度6250キロのロフテッド軌道というのですから驚きです。ただ気象衛星ひまわりは飛行高度36000キロだそうです。でもこれは衛星ですからね。
先に掲げた図から直角△ABCの斜辺の長さは三平方の定理から計算できます。 (AB)^2+(BC)^2=(AC)^2 ですから AC=√[(AB)^2+(BC)^2]=√[(6250)^2+(545)^2]≒6273です。 何しろ∠Aがたった5度なので6250とさほど変わりません。 これの2倍がICBMのロフテッド軌道上の飛行距離で12546キロになります。 これを4052秒で飛んだというのですから秒速3,096、ほぼ秒速3キロです。 15度の大気中の音速が大体340メートルです。これで割ってみると 3÷0.34≒8.8、マッハ8.8くらいのスピードです。
ICBMにしては遅いですね。ネットで調べてみると秒速7.9とか8キロとなっています (マッハ23〜4)。
計算間違い???
・・・ま、いいか。
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