| 突然変異と自然選択によって生物は進化する。
現代進化論の主流であるネオダーウィニズムでは、変異はあくまでもランダムで、セントラルドグマ(遺伝情報はDNA〜RNA〜タンパク質の一方通行であることから、獲得形質遺伝は認められないという学説)によって環境に適応した変異はありえないが、たまたま変異した形質がたまたま変化した環境に適応したために、その子孫が種の大半を占めていくという進化モデルとなる。
蛾(オオシモフリエダシャク)の工業暗化がその代表例(異説もあるが)であり、工業地帯では煤煙によってまわりが黒くなることで、白い蛾よりも、変異によって生まれた黒っぽい蛾の方が目立ちにくくなり鳥に捕食されることなく、その羽色の蛾の子孫が多く生き残っていくという事例が見られる(適者生存)。
種を進化させる要素の強度は淘汰圧と呼ばれ、ある生物にとっての環境の居心地の悪さであり、淘汰圧が高すぎると絶滅してしまうし、低すぎると進化しなくて済むことから適応力がダウンし、生物としては弱体化する。適度な淘汰圧は進化を促し、適応力や耐性を強化するらしい。
要するに温室育ちは弱く、適度な居心地悪さは生物にとって不可欠であることから、適度なプレッシャーやストレスは人間の心身両面の成長にとって有益であるということ。
新型コロナウィルスは変異が頻繁に起こるRNA型であるってことやから、憎きコロナが適者にならぬように、わしらは意識的に変化や対応せねばらぬ(笑)ということ。。。。しんどいな。(*´Д`)
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