| ■No22794に返信(つばめさんの記事) > ■No22028に返信(エフニさんの記事) > >>こんばんは〜� >> >>それでね、話は変わるのだけど、枕草子の最初、「春は曙、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝」とあるのです。 >> >>清少納言はドラキュラでもないのに、なぜ真昼間を「をかし」と思わなかったのでしょうか。 >> >>特に夏。 >> >>我々だったら、夏の太陽の光をギラギラと反射させる、海や川を「をかし」の対象とすると思うのですが、とにかく清少納言は第一段で真昼間を除外しているのです。 >> >>何故?(?_?) >> >>(これは反語ではなく、お代官様は答えを知っていますよ��) > > ********* > > え〜〜〜なんで?でしょう。 > > 出歩かなかったから?(同じ場所から眺めているっぽい。) > > ・・・どうして出歩かないと真昼間が除外されがちになるかと言いますと > 際立つ変化が昼間にはない・・・から。 > > 春の昼間だろうが夏の昼間だろうが目の前に見える景色に大きな変化がない。 > 変化がないという事は驚きがない。・・・からかなぁ。 > > だめ?(^^;) > >>我々だったら、夏の太陽の光をギラギラと反射させる、海や川を「をかし」の対象とすると思うのですが、とにかく清少納言は第一段で真昼間を除外しているのです。 > > ・・・好みですね〜〜〜。 > > 私はやっぱり「夜」かなと。 > >
☆だめじゃないですよ〜、いいですよ〜。
さすがですね、出歩かなかったのはその通りです。
女房たちは、ほとんど宮中の局のなかにいて、簾越しに外を眺めるだけだったのですぅ。
たまに縁を歩いても、扇で顔を隠しながら、景色を見ていました。
それとですね、当時の日本の美意識がありまして、「薄明幽暗の美」(はくめいゆうあんの美)といいます。
こういう微妙な陰影を好む趣味が、清少納言をはじめ当時の人にはあったのですね。
春はぼんやりした明るさ、夏は月や蛍が光る暗闇。
秋の夕暮れ、冬の早朝は、この「薄明幽暗の美」を表しているのです。
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