| マジモンさん、お邪魔しちゃうよ。
■15418、 >人が変われない理由は、絶対に無知のせいである。< じゃないとわたし思う。 人が変わっちゃたのは、有知のせいじゃないかしら? だから、人が変われないのは、無知のせいじゃなくて、有知が邪魔してるのよ。
ソクラテスだっけ?「無知の知」。〈私は知らないことを知っている〉っていう知。でもメルポンは「私は何を知っているのか?」って問う。
わたしの参考書のなかにこんなのがある。
〔フーコーの言葉 はたして自分は、いつもの思索とは異なる仕方で思索することができるか、いつもの見方とは異なる仕方で知覚することができるか、そのことを知る問題が、熟視や思索をつづけるために不可欠である、そのような機会が人生には生じるのだ‥‥哲学(哲学の活動、という意味での)が、思索の思索自体への批判作業でないとするならば、今日、哲学とはいったい何であろうか。自分がすでに知っていることを正当化するかわりに、別の方法で思索することが、いかに、どこまで可能であるかを知ろうとする企てに哲学が存立していないとすれば、哲学とは何であろうか? 『性の歴史』「快楽の活用」〕
あ、もっとも哲学的な原初的な自由な問いを見ようとしない人にはどうでもいい話しなんだけどね。
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