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■1338 / inTopicNo.85)  純粋理性批判におけるアプリオリの定義
  
□投稿者/ pipit -(2019/06/13(Thu) 22:56:04)
    アプリオリの定義について

    カントは序論で、本書におけるアプリオリとは、すべての経験から絶対的に独立している認識のことと理解してほしい、と定義しています。(中山元訳、1、p19)

    該当部分英訳
    By the term "knowledge a priori," therefore, we shall in the sequel understand, not such as is independent of this or that kind of experience, but such as is absolutely so of all experience.
    〈アプリオリな認識とは、単なる個々の経験から独立している認識と解するのではなく、全ての経験から絶対的に独立している認識と理解していただきたい。〉

    ということなのですが、

    『カント入門』という新書のp111〜113で、著者の石川文康先生は、
    世間ではよく誤解されているが、「純粋理性批判」におけるアプリオリとは、生得的という意味ではない、と注意喚起されています。
    (経験から)獲得的⇔生得的
    これが一般的な対語だが、カントはこの従来の二分法を超えて、第三項として「根源的獲得」という領域を切り開く、とされてます。

    部分引用します。
    『それに対してカントが第三項として導入した自然法用語「根源的獲得」は、一切の先なる所有者を、また先なる根源を前提しない概念である。
    したがって神からも経験(先なる根源)からも派生しない概念である。
    それは知性がその自己活動によって知性自身から獲得したという意味である。
    そしてその意味で、カテゴリーは知性自身にその根源をもつ概念である。』(p113より引用)


    『たしかにカント以前、とくにライプニッツにおいては、「アプリオリ」と「生得的」とはほぼ同義であった。しかしカントの場合、「アプリオリ」とは「経験に先立つ」すなわち「経験に由来しない」という意味を出ない。その目印は「普遍妥当性」と「必然性」をもつことである。』(石川文康先生『カント入門』p111より引用)

    (感想)
    でもぉ、知性能力(使ってないにしても)は生得的なんじゃないかなー、と、思いました。
    が、
    そうかぁ、アプリオリに生得的という意味持たせちゃうと、アプリオリな認識と言った時、どうしても背後に神様がちらついちゃうから、純粋理性批判的には、先験的という意味の方が都合よかったのかな
    人間回帰って言葉が浮かぶけど、間違った言葉使いやったらすみません。



    いろんな生命さん、今日も一日おつかれさまです!

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■1334 / inTopicNo.86)  認識を構成するエレメント(要素)
□投稿者/ pipit -(2019/06/12(Wed) 22:57:01)

    『純粋理性批判』は、原理論と方法論に大別されます。
    原理論は、
    TRANSCENDENTAL DOCTRINE OF ELEMENTS.
    と訳されてます。

    ELEMENTS(要素)、日本語でもエレメントって使いますよね。

    『純粋理性批判』においては、何のエレメントかというと、

    私たちの一切の(客観的妥当性のある)認識のELEMENTS(要素)みたいです。

    中山元訳本、2、p18に、
    『このように直観と概念が、わたしたちのすべての認識を構成する要素である。』
    という文言があります。

    該当部分の英訳は、
    Intuition and conceptions constitute, therefore, the elements of all our knowledge, so that neither conceptions without an intuition in some way corresponding to them, nor intuition without conceptions, can afford us a cognition.
    〈直観と概念は私たちのすべての認識(knowledge)の要素を構成するのであり、直観を持たない概念も、概念を持たない直観も、認識になれない。〉

    というわけで、この第一部門の原理論に、認識の二大要素(エレメント)の
    感性論〈直観〉と悟性論〈概念〉がおさめられてるのですね。

    で、

    今はその感性論を読み始めてて、感性の形式には、空間(外的な直観の形式)と時間(内的な直観の形式)がある、ということで、、、とりあえず空間のとこ書いてます。

    外的なもの認識するの、一般的には空間認識しますよね?
    少なくとも、私は、感受するものが位置を持ってます。
    位置を持つ、その土台、が、アプリオリな像としての空間だとカントは言ってる、と、今の所理解してます。

    アプリオリ、だから、人間なら、みんな共通としての空間の像を備えてる、ということかな、と。

    その共通の像に、各人が、個人的経験的アプリオリ的に、感受したものをそれぞれ固有的な座に表象させてるかと。

    人間自体が個体で空間的に位置もってますからね、見る位置からの角度が変わりますからね、表象される座標もかわりますよね。

    現象させるための空間という像(形式)はアプリオリで、
    現象の素材はアポステリオリ。


    カントの考え方が無理筋かどうかはさておき、とても面白い考え方だなー、と、感心します。
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■1331 / inTopicNo.87)  Re[13]: 日記的感想
□投稿者/ pipit -(2019/06/12(Wed) 01:05:01)
    ちょっと思いついたので日記つけたし

    世界は数学で出来ている、って言葉が世にある気がするけど、

    カント的にいえば

    世界(現象)も数学も根拠が同じもの(空間と時間?)で出来ている、
    かなー?

    全然違ったらすみません
引用返信/返信 削除キー/
■1330 / inTopicNo.88)  日記的感想
□投稿者/ pipit -(2019/06/12(Wed) 00:33:52)
    (感想)

    私の心のなかにある言葉で言えば、

    感受、かな。

    感受で出来た像を私は知る。
    像が客観的なものかはわからないけど、
    像を知ること自体は確かで、その確かなことを
    直観と言ってるのかなと思いました。

    、、、今の時点で考えてること書いてみます。
    本見ずに確認せずに自分の心の中にある意見を書きます。

    わたしたちが対象を知る形式が
    外的なものに対しては空間であり
    内的なのに対しては時間である。

    そしてこの空間と時間はアプリオリ(経験に先んじた)
    像である。

    現象、は、知覚などの経験とともにはじまる。
    が、現象がたちあがるとき、そこにアプリオリな空間と時間
    という像も存している。

    アプリオリな像がないと、今ある知覚という経験は今ある形では成り立たない。

    カントは数学の根拠もこのアプリオリな空間だといってるみたい。
    例えば厳密なポイントって書けないっていいません?面積もっちゃう、みたいな。
    カントはノートに作図しても、その作図を通してこのアプリオリな空間に描いてる
    っていってるのかな、って。
    だから、数学は経験を根拠にした帰納的な不確かな学ではなく、アプリオリな像を根拠とした客観的学問となるのかな、って。

    人間にアプリオリな像を根拠にするから、公的なものとして使える。
    机上の計算が、宇宙での物理行動にフィットする。

    時間もね、私にとってはおもしろい考え方頭に入ってきたけど、
    カントの考え方とかさなってるかなー
    自信ないなー

    今日はもう寝ますね

    おやすみなさい






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■1329 / inTopicNo.89)  『第一部門 超越論的な感性論』
□投稿者/ pipit -(2019/06/11(Tue) 23:57:48)
    中山先生訳本読むぞ!と寝転がって、、、めっちゃ寝てしまってました、、、
    睡眠薬、、、

    中山元先生訳本、1、p69〜71

    感性論のとこ読みます

    対象が心を触発して、対象の像を受け取る。
    この受け取る能力を、感性と呼ぶ。

    感性を介して対象が与えられ、感性だけが直観をもたらす。

    感覚を通じて対象にかかわる直観は、経験的な直観と呼ばれる。

    経験的な直観の未規定な対象は、現象と呼ばれる。

    ↓英訳本引用(第一部 超越論的な原理論、第一部門 超越論的な感性論)
    I. TRANSCENDENTAL DOCTRINE OF ELEMENTS.
    FIRST PART. TRANSCENDENTAL AESTHETIC.

    (略)

    The capacity for receiving representations (receptivity) through the mode in which we are affected by objects, objects, is called sensibility.

    By means of sensibility, therefore, objects are given to us, and it alone furnishes us with intuitions;
    (略)

    That sort of intuition which relates to an object by means of sensation is called an empirical intuition.
    (略)
    The undetermined object of an empirical intuition is called phenomenon.






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■1328 / inTopicNo.90)  ありがとうございます
□投稿者/ pipit -(2019/06/11(Tue) 23:29:40)
    パニチェさん、こんばんは

    お手数おかけしまして申し訳ないです

    ありがとうございますm(_ _)m
引用返信/返信 削除キー/
■1327 / inTopicNo.91)  Re[9]: 『第一部門 超越論的な感性論』
□投稿者/ パニチェ -(2019/06/11(Tue) 21:11:30)
    こんばんは、ピピットさん。

    私はPCに疎いもので、影のエグゼクティブ・アドバイザーが設定を変更してくれました。

    一時、海外からの大量の迷惑投稿があり、英文で投稿できないように禁止ワード設定をしまくりました。(笑)

    現在は「ttp://」←(頭に“h”の付いたSSLではないサイトへのジャンプ)だけとのことです。
    ご不便をかけまして、すんまそんでした。^^

引用返信/返信 削除キー/
■1326 / inTopicNo.92)  『第一部門 超越論的な感性論』
□投稿者/ pipit -(2019/06/10(Mon) 21:51:40)
    むむむ〜

    英単語が大分、投稿禁止単語になってるようで投稿エラーになります。


    中山先生の訳本を読んで理解したものを
    書いていく形に変更しようかな、と、思ってます。

    (パニチェさん、設定とか変えてもらわなくていいですからね〜)

    がんばってみます(^ ^)v
引用返信/返信 削除キー/
■1325 / inTopicNo.93)  テキスト
□投稿者/ pipit -(2019/06/10(Mon) 20:05:56)
    読んでいくテキストは、
    『純粋理性批判』カント 中山元訳
    光文社古典新訳文庫 です。
    解説が手厚いため、第1〜7巻までの分量になっています。

    掲示板への引用文は、
    Kindleに無料でダウンロードできた著作権切れの英訳本『THE CRITIQUE OF PURE REASON/
    J. M. D. Meiklejohn』を使わさせていただく予定してます。
    pipitの英語力は中学生並みしかないので、
    中山先生の日本語訳文を引用したいのですが、
    、大量に引用するかもなので著作権を考慮しての仕方なしの選択です~_~;

    でも、中山元先生の訳も時々引用させていただくと思いますm(_ _)m

    純粋理性批判は、原理論と方法論で構成されています。
    原理論は、感性論と論理学に大別されています。
    有名な『感性の形式は空間と時間』は感性論に、
    『悟性の形式は純粋悟性概念(カテゴリー)』は論理学にでてきます。

    まずは、感性論の部分から読んでいきます。

    本題に入る前の『序文』と『序論』も有名な箇所ですが、
    本題を理解できてないと理解が難しいため、
    とりあえず本題の一番最初の感性論から読んでいってみます。

引用返信/返信 削除キー/
■1320 / inTopicNo.94)  ピピットさんへ
□投稿者/ パニチェ -(2019/06/09(Sun) 20:35:19)
    No1319に返信(pipitさんの記事)

    こんばんは、ピピットさん。

    > ニーチェのこと全然知らなくて、こわそうなひと(汗)というイメージだったんですけど、時々パニチェさんのニーチェ言説についてのコメント読んで、意外だな〜私の表面的な印象と違う言説の意味あるんだな〜、って、textreamの時から感想持ってました。

    あっ、そうですか。私の駄文を読んでいただいてたのですね。ありがとうございます。

    > 今回『仏教、ニーチェ、脳科学他』トピ読んだら、
    > ダンマパダの一節を思い出しました。
    > 己を以て主とす 、他に何ぞ主あらんや 、己を善く調めぬれば能く得難き主を得 。
    > (ダンマパダ160荻原雲來訳)

    私もダンマパダの中で好きな一節です。
    中村元訳では「自己こそ自分の主(あるじ)である。他人がどうして(自分の)主であろうか?自己をよくととのえたならば、得難き主を得る」となってます。
    ニーチェは仏教に影響を受けています。若き日に傾倒したショウペンハウエルが仏教や古代インド哲学を土台としたものであったことから仏教との接点があったようです。

    理想社刊、新田章著「ヨーロッパの仏陀─ニーチェの問い─」によれば、ニーチェが読んだと判明している仏教書は、ケッペン著「仏陀の宗教」、英訳本「スッタニパータ」、オルデンベルグ著「仏陀──その生涯、教説、教団」、ヴァッカーナーゲルの論文「バラモンの起源について」との事で、シルヴァプラナ湖畔の散歩中に起こった「永劫回帰」の体得も、ニーチェ自身による解説からすると仏教の見性体験のようなものだと思います。

    > 私の印象に残ってるのは、四コマ漫画とエッセイの本『ブッダとシッタカブッタ3』
    > の小泉吉宏さんの
    > 『意味がないことを知ったら
    > 意味をプレゼントすればいい
    > いつでも意味がないことを知っているから大丈夫』
    > という言葉です。
    > 昔読んで、今も心に残ってて、時折思い出します。

    ニーチェ的には能動的ニヒリズムですね。無意味、無価値であるからこそ意味や価値を創出することができる。

    > またパニチェさんのニーチェについての記述も、楽しみに読ませてもらいますね(^ ^)

    はい、ありがとうございます。

引用返信/返信 削除キー/
■1319 / inTopicNo.95)  Re[5]: パニチェさんへ
□投稿者/ pipit -(2019/06/09(Sun) 18:13:39)
    パニチェさん、こんにちは

    > 今から190年ほど前に「世界に一つだけの花」を人として生まれた特権として賛歌したのがニーチェです。
    > これを画一化し、家畜みたく飼い慣らそうとするキリスト教的なドグマを批判しました。
    > すんまそん、ちょいニーチェ広報部員みたいなレスになってしまいますた。^^<

    ニーチェのこと全然知らなくて、こわそうなひと(汗)というイメージだったんですけど、時々パニチェさんのニーチェ言説についてのコメント読んで、意外だな〜私の表面的な印象と違う言説の意味あるんだな〜、って、textreamの時から感想持ってました。

    今回『仏教、ニーチェ、脳科学他』トピ読んだら、
    ダンマパダの一節を思い出しました。

    己を以て主とす 、他に何ぞ主あらんや 、己を善く調めぬれば能く得難き主を得 。
    (ダンマパダ160荻原雲來訳)

    私の印象に残ってるのは、四コマ漫画とエッセイの本『ブッダとシッタカブッタ3』
    の小泉吉宏さんの
    『意味がないことを知ったら
    意味をプレゼントすればいい
    いつでも意味がないことを知っているから大丈夫』
    という言葉です。
    昔読んで、今も心に残ってて、時折思い出します。

    またパニチェさんのニーチェについての記述も、楽しみに読ませてもらいますね(^ ^)


引用返信/返信 削除キー/
■1317 / inTopicNo.96)  Re[4]: パニチェさんへ
□投稿者/ パニチェ -(2019/06/09(Sun) 10:46:22)
    No1316に返信(pipitさんの記事)
    > ありがとうございます

    どういたしまして。

    > いろんな人がこの世界に生きてる、と思うと、不思議に思えたりします。
    > でも、哲学だと、もっと複雑に考えるのかもしれませんね。

    今から190年ほど前に「世界に一つだけの花」を人として生まれた特権として賛歌したのがニーチェです。
    これを画一化し、家畜みたく飼い慣らそうとするキリスト教的なドグマを批判しました。
    すんまそん、ちょいニーチェ広報部員みたいなレスになってしまいますた。^^
引用返信/返信 削除キー/

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