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■1137 / inTopicNo.1)  パトナムの形而上学的実在論批判 2
  
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/20(Sat) 21:25:49)
    2019/04/20(Sat) 21:27:58 編集(管理者)

    トピ主:無縁仏三郎さん

    引き続きよろしくお願いします。
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■1140 / inTopicNo.2)  生活の無縁仏的転回
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/04/20(Sat) 22:24:33)
    たとえば自分のリアルは生活と仕事、趣味の時間と分けたときに趣味の時間が
    それにあたる。生活や仕事というのは拷問や刑罰みたいなもんでリアル
    に到達することを妨害する有刺鉄線や地雷原みたいな印象。

    生活全体が砂漠化していて書物や芸術がオアシスのように出現して救われる
    というか。ところが大衆にとっては生活空間こそがリアルで砂漠ではない。
    その発想ができる者を大衆と定義するべきかも。

    だから大衆は生活空間が砂漠化したときオアシスを発見できずうつ病になったり
    自殺してしまう。自分は生活の砂漠化前にストレンジワールドを発見していた
    ため難を逃れた。親の介護や仕事などは蜃気楼のようなものでいずれはなくなる。
    あとはストレンジワールドでいかに快適に過ごすかだけ。

    そこどんな世界なのよ? まあ「宇宙刑事ギャバン」の魔空空間や
    「仮面ライダー龍騎」のミラーワールドみたいなものと考えていただこう。


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■1151 / inTopicNo.3)  小説と数学
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/04/28(Sun) 01:10:56)
    有限個の文字をランダムに並べてその全体集合を考える。
    その中にはアンナ・カヴァンから太宰治の小説まですべて含まれているし、
    過去現在未来のあらゆる文章も含まれてる。

    だがすべての小説は人間が創作する前に存在していたとは考えないだろう。

    ところが数学となると有限個の記号や式を並べた定理について人間以前の
    真理とのたまう専門家が多数いる。だがその理由は小説よりも記号の並べ方に
    強い制約や規則性があるため。もしくは自然界の現象を理解可能にするために
    淘汰されてくるためではないのか。
    その結果あたかも人間と独立に数学的真理が宇宙に存在するように思える。

    数学とは特殊な小説である!
720×484 => 600×403

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■1153 / inTopicNo.4)  Re[3]: 小説と数学
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/28(Sun) 08:30:03)
    数学的宇宙仮説や数学を真理とするのはプラトニズムの一種ですね。

    何を真理とするかはともかく、こんなで出鱈目で理不尽、かつ出たとこ勝負みたいな世界に真理があるなんて考える奴はやっぱ頼りない根性なしではないか?

    か弱い自分の反対物を信仰しようとするルサンチマンの発現。

    そ〜ゆ〜意味では創造論もセントラルドグマを信じて疑わないネオダーウィニストも同じ。

    自分が世界の中心で意味や価値や相対的真理を付与しているとニーチェ的転回をすれば、世界に真理なんてものを求めなくともよい。
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■1185 / inTopicNo.5)  真理と言葉
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/05/02(Thu) 23:28:10)
    「真理」というのも言葉転がしの特別な性質を持つなにかでしょう。
    たいていの「真理」が言葉や記号で表現されます。
    仏教の「悟り」の場合も感覚転がしの一種と思いますがそれを
    他人に伝えたり悟るための方法(瞑想、座禅、修行)の説明に言葉を使用します。

    釈迦が到達した真理は一切皆苦と涅槃だと思いますが涅槃の場合は自分が
    完全に消滅しているために涅槃の渦中ではそれを真理であると自覚できない。
    涅槃が真理であると知るには涅槃の外側にいる必要があります。
    外側-内側図式など涅槃にはないんでしょうけど涅槃の内部に言葉はない。
    もしくは感覚も言語も記号もなにもない状態が真理。

    よって宇宙は本質的に反真理であり数学的真理や哲学的真理のようなものは
    疑似真理ではないかなと。
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■1191 / inTopicNo.6)  無我の嘘
□投稿者/ パニチェ -(2019/05/03(Fri) 08:47:43)
    夢をみている時にも夢をみている主体者は存在する。エフニさんが例えとして一時期によく持ち出されていた映画マトリックスの世界においても全てのリアルがバーチャルであったとしても、それを体験している主体は世界には属さなくともどこかに存在している。

    言語によって創出された物心がついた「私」や他者から見て他人と区別されるところの「私」は本質的な“私”ではないという意味で無我と主張しているなら、分からなにでもないですが、全てをひっくるめて無我と主張している覚者がいるとすれば、それはある脳の状態で体験したことに固執している病的状態か、もしくは〈私〉や自己に関する洞察や探究が不徹底ではないかと(今のところ)考えています。

    無我なら悟り到達した、あるいは仏智を体得した我もないわけで、そもそも無我を断言できる根拠もないことになる。夢の中では夢であることに気付かなくとも、夢から目覚めれば夢を見ていたことが分かる。それは夢を見ていた〈私〉が存在しているからであり、禅定による三昧から脱した後も無我と言うなら、そもそもその覚者は哲学的ゾンビだと思います。
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■1218 / inTopicNo.7)  仏教の縁起
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/05/09(Thu) 16:23:53)
    仏教においては「縁起」は公理に近い。
    「縁起」そのものを分析するのは西洋哲学で今のところヒュームの時代から
    大きく進歩してるわけではない。

    どちらにせよ虫けらや乳牛は涅槃に到達できない。

    人間は修行や瞑想で悟りを開けば涅槃に至ることも可能だから不公平。

    または虫けらはすでに涅槃にいるのか?
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■1220 / inTopicNo.8)  Re[10]: 仏教の縁起
□投稿者/ パニチェ -(2019/05/10(Fri) 21:30:44)
    No1218に返信(無縁仏三郎 RXさんの記事)

    > または虫けらはすでに涅槃にいるのか?

    そうだと思います、多分。

    虫ケラに快・不快の反射はあっても、そこに苦楽なんて意味や価値づけはないし、過去・現在・未来とか、後悔とか不安とか、生死とか、そんな分別もない。

    仏智を伴う見性(菩提)ではないにしても、あるがままで苦がないってことは涅槃と言ってもいいような気がします。

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■1222 / inTopicNo.9)  Re[11]: 仏教の縁起
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/05/11(Sat) 23:11:17)
    『仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か』(魚川祐司 著 新潮社)

    読み終えました。

    ・無我ならば輪廻するのはなにか

    ・涅槃に縁起はあるか

    その他私が思いつきそうな疑問にきちんと答えています。




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■1225 / inTopicNo.10)  Re[12]: 仏教の縁起
□投稿者/ パニチェ -(2019/05/12(Sun) 17:07:16)
    No1222に返信(無縁仏三郎 RXさんの記事)
    > 『仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か』(魚川祐司 著 新潮社)

    > 読み終えました。

    > ・無我ならば輪廻するのはなにか
    >
    > ・涅槃に縁起はあるか

    > その他私が思いつきそうな疑問にきちんと答えています。

    上記の二つの疑問にはどのように答えているのでしょうか。
    興味があります。気が向いたら教えて下さい。
    もちろん、スルーしてもらっても構いません。^^
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■1227 / inTopicNo.11)  近藤和敬 6月11日発売!
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/05/13(Mon) 23:49:22)
    〈内在の哲学〉へ
    -カヴァイエス・ドゥルーズ・スピノザ-
    青土社

    絶望と勇気! 現代思想の次なる航海
    『数学的経験の哲学』で颯爽と登場した哲学界の俊英がつぎに向かう先とは? スピノザという意外な補助線を引き、カヴァイエスとドゥルーズという一見して無関係に見える哲学者のあいだに「実在」をめぐる思考の共鳴を見いだす。〈内在の哲学〉の哲学的基盤を探る野心的な試み!


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■1228 / inTopicNo.12)  現代思想2019年6月号
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/05/13(Mon) 23:50:49)
    特集=加速主義

    失われた未来を取り戻す、資本主義への最終応答
    加速主義という新たな思想的潮流。そこでは根底的な社会変化を引き起こすために、資本主義制度、あるいはそれを歴史的に特徴づけてきた技術的プロセスを、あえて拡大し、再利用し、加速するべきであるとされる。閉塞感に満ちた現代社会を打破するような不思議な力によって、それは私たちを否応なく変えてくれるのではないか、あるいは変えてしまうのではないか――そういった来たるべきなにかへの期待と不安が渦巻いているなか、加速主義のもつ可能性を、その新反動主義の一面も含めて明らかにする。
    目次予定*【討議】千葉雅也+河南瑠莉+S・ブロイ+仲山ひふみ【論考/エッセイ】浅沼光樹/小倉拓也/川村覚文/木澤佐登志/C・ローウィ―/橋勇人/樋口恭介/丸山善宏/水嶋一憲/A・アヴァネシアン+R・マッカイ/R・ブラシエ/A・ギャロウェイ/H・へスター/Y・ホイ/N・ランド/他
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