| 2025/04/02(Wed) 22:32:22 編集(投稿者)
実質含意のパラドクスについての雑感。 「AならばBである」で前件が成り立たなければ後件が正しくても、誤っていても真である。内容上は関連性がないので、確かに違和感があります。ただ言葉を補えば、真であることがわかります。たとえば 1)「1+1=2ならば、雪は白い」……前件(真)→後件(真) 全体は真 2)「1+1=5ならば、雪は白い」……前件(偽)→後件(真) 全体は真 3)「1+1=5ならば、雪は黒い」……前件(偽)→後件(偽) 全体は真
言葉を補足すると、納得がいきます。 1)は「1+1=2が正しいとするようなものならば、雪は白いというのも正しいとするようなものだ」了解できます。 2)は「1+1=5が偽であったとしても、雪は白いというのは正しい」 3)は「1+1=5が偽であるのと同様に、雪が黒いというのも偽です」 あるいは「1+1=5みたいなものであれば、それは雪は黒いみたいなものです」 上記のように内容上の関連性を補足すれば納得がいくかもしれない。
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