| No38957、なんか超簡単に見れたかも?
メルポンは、 自称知性的大人によくある〈思考によって考えられたもの〉、じゃなくて、〈子どもの生(なま)の経験〉を描き出そうとしているんじゃないかしら、って。
〔第一章〕子どもにおける知覚の研究 のなかからもう少し書き写して見るね。 ***** (p18)子どもの返答を詳しく検証してみましょう。 「何を使って考えてるの?」という問いに、子どもは「声を使ってだよ」と返答します。 ***** ってあって、これピアジェの書いた書物からのだとわたし思うんだけど、わたし知らないからなんとも言えない。
で、つづけてメルポンの言うには、 ***** だからといって、子どもは思考を「物質化」していることが示されるわけではありません。子どもはたんに声を言葉の伝達手段だと見なしているだけです。しかも子どもは、声を、さらには言語活動一般を、独自の効力をもった実在だと見なしています。 ***** って言ってて、 そして、 ***** 子どもには、大人の意味での心的なものの概念がないと同時に、物質的なものの概念もありません。子どもにとっては、「口」や「声」は物理的現象ではまったくないのです。子どもが「身体〔物体、物質〕」ということで理解しているのは、物理的身体ではなく、「現象的」身体です。つまり、彼が経験している内的身体であり、外部世界との接触を可能にしてくれる方法のシステムです。同じように、声とは、口調の現象です。子どもは、思考の潜在的な対象や自分の内的経験を参照にしているのです。問題は「物質主義的な概念」ではまったくないのです。 ***** って、メルポンは見たるみたいなのね。
|