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■25206 / inTopicNo.85)  井上道義インタビュー後半
  
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/27(Wed) 07:13:23)
    おはようございます、floraさん

    夏休みに入り、勉強漬け生活から解放され、家の仕事をやってます(草取りとか拭き掃除)。

    さて、いつぞや紹介した井上道義のインタビューの後半です。

    https://www.youtube.com/watch?v=ciWe5dxgbM4

    話の中に日本フィルとの関連のエピソードが二つ出てきます。一つは彼のデビューの話で、その演奏会の事は覚えています。正確には演奏会の事ではなく、リハーサル風景です。当時彼の頭にはそれなりの量の頭髪があって、でも既にその未来が予感できるくらいでした。インタビューでも語っていますが、彼の育ての父親が亡くなった後に母親から本当の父親のことを話されます。しかも本当の父親は日本人ではなかったのです。ということで、髪の毛の色もかなり茶色っぽく、又それなりの長髪でした。その印象が一つ。

    あと、プログラムにドビュッシーの夜想曲があったのですが、そこで彼が欲していることが、わかったようなわからないような、かなり異質なもの(悪い意味ではありません)を感じたのを覚えています。

    それから、彼はイタリアの指揮者コンクールで優勝したのですが、その優勝賞金を(車かどこかで)盗まれたという話をしたのを覚えています。

    クイズです^^もう一つの日フィル関連エピソードは、さて何だったでしょうか?

    そのエピソードの中では日フィルの名前は言っていません。
引用返信/返信 削除キー/
■25215 / inTopicNo.86)  Re[64]: 井上道義インタビュー後半
□投稿者/ flora -(2022/07/28(Thu) 02:06:52)
    No25206に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、こんにちは

    > 夏休みに入り、勉強漬け生活から解放され、家の仕事をやってます(草取りとか拭き掃除)。

    田秋さん、すごい働き者なんですね!^^
    >
    > さて、いつぞや紹介した井上道義のインタビューの後半です。
    >
    > https://www.youtube.com/watch?v=ciWe5dxgbM4

    どうもありがとうございます。私は一時期、この方と鈴木エドワード氏がごっちゃになっていました。

    彼の話は人生ですよね。表現力に飛んでいて聞いていて引きずり込まれてしまいます。
    >
    > 話の中に日本フィルとの関連のエピソードが二つ出てきます。一つは彼のデビューの話で、その演奏会の事は覚えています。正確には演奏会の事ではなく、リハーサル風景です。当時彼の頭にはそれなりの量の頭髪があって、でも既にその未来が予感できるくらいでした。インタビューでも語っていますが、彼の育ての父親が亡くなった後に母親から本当の父親のことを話されます。しかも本当の父親は日本人ではなかったのです。ということで、髪の毛の色もかなり茶色っぽく、又それなりの長髪でした。その印象が一つ。
    >
    > あと、プログラムにドビュッシーの夜想曲があったのですが、そこで彼が欲していることが、わかったようなわからないような、かなり異質なもの(悪い意味ではありません)を感じたのを覚えています。
    >
    > それから、彼はイタリアの指揮者コンクールで優勝したのですが、その優勝賞金を(車かどこかで)盗まれたという話をしたのを覚えています。
    >
    > クイズです^^もう一つの日フィル関連エピソードは、さて何だったでしょうか?
    >
    > そのエピソードの中では日フィルの名前は言っていません。

    マーラーの話題で、ひどく荒れていた時代があり、オーケストラと喧嘩したってところですか?(10:56あたり)

    田秋さんからご覧になりこの方の指揮はどう感じられますか?
引用返信/返信 削除キー/
■25216 / inTopicNo.87)  Re[65]: 井上道義インタビュー後半
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/28(Thu) 06:57:05)
    2022/07/28(Thu) 07:07:06 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    クイズの答えです。なかなかいいとこ突いてます!

    10’20”辺りからシカゴの話になります。クーベリックの代わりにマーラーの9番を振ったと言う話。これが日フィルと関係しています。日程的に日フィルの東京定期を振ることになっていたのです。インタビューで彼「死んでもいいやと思ったね」と言ってますね。日フィルの仕事をキャンセルしたのです。

    大事な演奏会の人選やプログラムは相当前から決まっています。道義の代わり、誰でもいいのなら見つかりますが、そういう訳にもいきません。それなりのステータスを持った人である必要があります。しかしそういう人は間近にオファーしても大体はもう別の仕事が入っているのです。

    当時ボクは代議員というものをやっていました。問題が起こったときに事務局と楽員の代表が集まり、相談をし団としての方向性を決めます。事務局長兼専務理事のX氏が激怒してたのを覚えています。

    結局外山雄三先生が空いていて、代わりに振って頂きましたが、それ以来日フィルと道義の仲は険悪になり、10年以上道義は振りに来ませんでした。

    一応仲直りした後、どこか私的な場で「しようがなかった。(シカゴへ)行くよね?」と漏らしていました。

    道義さんもまだ若く、上のステージへのチャンスがあれば不義理をしてでもチャレンジしたかったのでしょうね。小澤征爾という巨星が前で輝いているわけですから。

    >オーケストラと喧嘩したってところですか?
    ニアピン賞を差し上げます。お会いしたときに、スタバのコーヒープレゼントです!

    ボク自身の道義さんに対する評価ですが、ボクは好きです。感性が独特だと思います。うまく表現できませんが、スコアを上から見ろしているというよりは、スコアの中に立っている感じかな?音楽と共にいる感じがします。が、スコアを俯瞰することも大切で、彼、たまに自分がどこにいるのか見失っている?時もあるような気がします。

    インタビューのどこかで「拍子なんか振りたくない」とか言ってたでしょう。それはある意味真実です。音楽は拍子じゃないですからね(拍子も大事ですが)。
    でもプレーヤーからすると拍子を振って欲しいときもあるのです。簡単な曲なら必要ありませ。しかし例えば、あまり慣れていないフーガがあったとしましょう。フーガというのは簡単にいえば同じ旋律がずれて演奏されるように書かれている曲です。輪唱ってありますよね。「カエルの歌が〜聞こえてくるよ〜」みたいな。

    あれは怖いです。普通隣りと一緒だと安心しますが、フーガは一緒だと間違っているのです。
    ブリテン 青少年の為の管弦楽入門よりフィナーレ
    https://www.youtube.com/watch?v=waP1N446Zb0&t=50s

    それまで休んでいて曲の途中から演奏する地点を「入り(いり)」と言います。このフィナーレのような曲だと入りが大変怖いのです。落ちたり、早く入ったら、少なくともその1フレーズは壊滅します。それはその人だけの事故で収まらないこともあります。自分の前の人が入ったらその何小節後に入ると思っていたら、その人が入ってこなかった・・・「Where are we now ?」

    そういう曲で、指揮台で踊ってる指揮者がいるとすると
    「踊ってんじゃねぇよ!」

    この光景にピッタリなのは道義です^^
引用返信/返信 削除キー/
■25222 / inTopicNo.88)  ひさしぶりに
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/28(Thu) 21:26:58)
    2022/07/28(Thu) 21:52:47 編集(投稿者)

    こんばんは、floraさん

    三國シェフのサイトから『長ネギのビネグレット』と『鶏胸肉のレモンクリーム』を作ってみました。

    夏のお昼は蕎麦か素麺をよく食べるので、薬味に白ネギを買ってくるのですが、1束3本だと一人で消費していると3本目は水分が抜けてきます。で、見つけたのが『長ネギのビネグレット』です。

    ワインが無かったので、今日は日本酒です。
1000×750 => 600×450

naganeginobineguretto.jpg
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■25227 / inTopicNo.89)  Re[66]: 井上道義インタビュー後半
□投稿者/ flora -(2022/07/29(Fri) 17:39:08)
    No25216に返信(田秋さんの記事)
    > 2022/07/28(Thu) 07:07:06 編集(投稿者)

    田秋さん、おはようございます。

    > クイズの答えです。なかなかいいとこ突いてます!
    >
    > 10’20”辺りからシカゴの話になります。クーベリックの代わりにマーラーの9番を振ったと言う話。これが日フィルと関係しています。日程的に日フィルの東京定期を振ることになっていたのです。インタビューで彼「死んでもいいやと思ったね」と言ってますね。日フィルの仕事をキャンセルしたのです。
    >
    > 大事な演奏会の人選やプログラムは相当前から決まっています。道義の代わり、誰でもいいのなら見つかりますが、そういう訳にもいきません。それなりのステータスを持った人である必要があります。しかしそういう人は間近にオファーしても大体はもう別の仕事が入っているのです。
    >
    > 当時ボクは代議員というものをやっていました。問題が起こったときに事務局と楽員の代表が集まり、相談をし団としての方向性を決めます。事務局長兼専務理事のX氏が激怒してたのを覚えています。
    >
    > 結局外山雄三先生が空いていて、代わりに振って頂きましたが、それ以来日フィルと道義の仲は険悪になり、10年以上道義は振りに来ませんでした。
    >
    > 一応仲直りした後、どこか私的な場で「しようがなかった。(シカゴへ)行くよね?」と漏らしていました。
    >
    > 道義さんもまだ若く、上のステージへのチャンスがあれば不義理をしてでもチャレンジしたかったのでしょうね。小澤征爾という巨星が前で輝いているわけですから。
    >
    > >オーケストラと喧嘩したってところですか?
    > ニアピン賞を差し上げます。お会いしたときに、スタバのコーヒープレゼントです!

    御代官様、ありがとうございますだ!^^
    >
    > ボク自身の道義さんに対する評価ですが、ボクは好きです。感性が独特だと思います。うまく表現できませんが、スコアを上から見ろしているというよりは、スコアの中に立っている感じかな?音楽と共にいる感じがします。が、スコアを俯瞰することも大切で、彼、たまに自分がどこにいるのか見失っている?時もあるような気がします。

    マーラーの解説のところでもおっしゃっていましたが、この方は気に入った作曲家と自分を同一視するような方ですよね^^
    >
    > インタビューのどこかで「拍子なんか振りたくない」とか言ってたでしょう。それはある意味真実です。音楽は拍子じゃないですからね(拍子も大事ですが)。
    > でもプレーヤーからすると拍子を振って欲しいときもあるのです。簡単な曲なら必要ありませ。しかし例えば、あまり慣れていないフーガがあったとしましょう。フーガというのは簡単にいえば同じ旋律がずれて演奏されるように書かれている曲です。輪唱ってありますよね。「カエルの歌が〜聞こえてくるよ〜」みたいな。
    >
    > あれは怖いです。普通隣りと一緒だと安心しますが、フーガは一緒だと間違っているのです。
    > ブリテン 青少年の為の管弦楽入門よりフィナーレ
    > https://www.youtube.com/watch?v=waP1N446Zb0&t=50s
    >
    > それまで休んでいて曲の途中から演奏する地点を「入り(いり)」と言います。このフィナーレのような曲だと入りが大変怖いのです。落ちたり、早く入ったら、少なくともその1フレーズは壊滅します。それはその人だけの事故で収まらないこともあります。自分の前の人が入ったらその何小節後に入ると思っていたら、その人が入ってこなかった・・・「Where are we now ?」
    >
    > そういう曲で、指揮台で踊ってる指揮者がいるとすると
    > 「踊ってんじゃねぇよ!」
    >
    > この光景にピッタリなのは道義です^^

    そうそう全編で、そういう指揮者を批判していましたね^^

    指揮者で、小沢さんのように早くから海外に出てそのまま海外で活躍をする方と、基本的には日本をベースにして活躍なされている方とおられると思うんですが、両タイプの指揮者の分析を少しお願いできますか? 
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■25228 / inTopicNo.90)  Re[67]: 指揮者
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/07/29(Fri) 19:19:49)
    お邪魔しま〜す

    「指揮者」、べつに存在しなくてもいい気がするけど〜。

    ”西欧の”に家畜化されて、なのかな?

    井上道義インタビューを見てふとね。

引用返信/返信 削除キー/
■25230 / inTopicNo.91)  Re[68]: 指揮者
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/29(Fri) 20:25:06)
    2022/07/29(Fri) 20:37:49 編集(投稿者)

    こんばんは、悪魔ちゃん

    小編成の場合は指揮者はいなくても大丈夫です。リサイタルとか弦楽四重奏とかは指揮者いません。室内合奏団はいる場合といない場合があります。いない場合はコンサートマスターが指揮者の代わり(的なこと)をします。指揮者がいる場合は原則として指揮者の音楽作りに従います。

    時代と共に次第に編成が大きくなってくると、指揮者がいないと困ることが起こってきます。一番困るのはテンポが変化するときです。段々変化する(次第に遅く、とか次第に速くとか)場合や、あるところから急にテンポが変わるとか、プレーヤーの人数が多いと意思の疎通が大変です。そういう時、指揮者がいれば劇的に簡単になります。

    ハーモニーの音量のバランスなどもプレーヤーは中々分かりません。指揮者はそれを聴いているので的確な指示が出来ます。

    この曲をどのテンポで演奏するか?とか主旋律に対して対旋律をどのくらいの音量で演奏するか?伴奏のパートの音量はこれでいいか?

    一番大事な点
    この音楽をどのように解釈するか?

    指揮者とプレーヤーの関係
    音楽の造りに関して大枠で指揮者に従う、その制限された中で自分を主張する
    という感じです。

    指揮者、野球の監督、会社の社長
    要らないようでやっぱり必要だと思う。

    ===
    別件で
    あのお方との応対、良かたです。

    A氏の【皮肉屋=遠回しな意地悪発言ちゃん】に関して
    ボクはそのようには捉えてはいません。自然体の悪魔ちゃんだと見てます^^
引用返信/返信 削除キー/
■25234 / inTopicNo.92)  Re[67]: ひさしぶりに
□投稿者/ flora -(2022/07/29(Fri) 23:20:10)
    No25222に返信(田秋さんの記事)
    > 2022/07/28(Thu) 21:52:47 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは〜

    > 三國シェフのサイトから『長ネギのビネグレット』と『鶏胸肉のレモンクリーム』を作ってみました。
    >
    > 夏のお昼は蕎麦か素麺をよく食べるので、薬味に白ネギを買ってくるのですが、1束3本だと一人で消費していると3本目は水分が抜けてきます。で、見つけたのが『長ネギのビネグレット』です。

    ビネガーを使っているので、夏はピッタリですね^^。私のところでは長ネギは無いのですが、リーキという非常に似たものがあります。ただしかなり硬いです。

    https://delishkitchen.tv/articles/1098

    私は冬、付け合わせなどに、このリークを食べやすい大きさに切ってコンソメで煮ます。約30くらいかな。 柔らかくなったらイタリアンハーブをかけておしまい。

    > ワインが無かったので、今日は日本酒です。

    六角形のグラス素敵ですね^^
引用返信/返信 削除キー/
■25242 / inTopicNo.93)  Re[69]: 指揮者
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/30(Sat) 18:16:08)
    おはようございます、floraさん

    >指揮者で、小沢さんのように早くから海外に出てそのまま海外で活躍をする方と、基本的には日本をベースにして活躍なされている方とおられると思うんですが、両タイプの指揮者の分析を少しお願いできますか? 

    これはちょっとボクの手には負えないご質問です。

    小澤征爾は別格です。長くボストンの監督をし、その後ウィーンフィルの監督になっています。勿論音楽監督以外のオケでも振るし、日本でも新日フィルの旗揚げに中心的な役割を担っています。

    小林研一郎はハンガリー、チェコでは名声を博しましたが、(当時の)西側諸国での活躍はイマイチでした。コバケンは渡邊暁雄先生の遺志を引き継ぎ日本フィルの中心的指揮者として長く日フィルを牽引してきました。

    小澤征爾も小林研一郎もその才能は素晴らしいものがあります。コバケンとは日フィルで長くお付き合いさせて頂きましたし、小沢さんの棒は学生時代、エキストラとして新日フィルで何度も経験しました。

    この二人のどこが違うのか?ということですが、個人的な経験で言うと、小沢さんは、エキストラとして後ろの方で弾いているボクに「あ、ボクを指揮してくれてる!」と思わせるものがありました。コバケンにもそういうところは有るのですが、小沢さんはよりフレンドリーな感じを受けました。指揮で人心を掴むのがうまいんですね。

    あと、二人の目指す音楽の違いはあると思います。表現は妥当ではないかも知れませんが、コバケンの音楽には演歌的な要素があると思います。その辺りが西側諸国に受け入れられなかったのかもしれません。

    floraさんの質問の答えにはなっていませんね。スマソ。

    https://president.jp/articles/-/32167
    これは大友直人さんの文章です。彼はボクが日フィルに入団した頃、日フィルの指揮者陣の何かポストを持っていました。彼はボクより少し下なのでまだ20代だったと思います。凄い真面目で勉強家で全て暗譜で振っていました。

    ただ音楽があまり面白くないのです。それが楽員からの多くの声でした。当時毎年良かったライブをCDにして出すという企画をやっていて、あるとき選曲委員というものをしたことがあります。その年の良かった(と評判の)ライブ録音を聴き比べ選曲をするという仕事です。

    そうすると最後に残るのが大友さんとの演奏なのです。あまり面白くないけれど傷もないのです。CDにして傷があると何度聴いても、その場所に来るたびに傷が耳に付くのです(当たり前ですが)。ライブだと一瞬で通りすぎてしまいトータルで良かった!となるのですが、録音はもっと冷静に聴きます。

    上のURLで彼が語っていることはボクも今回初めて知りました。大変興味深い内容でした。
引用返信/返信 削除キー/
■25252 / inTopicNo.94)  プーレ・オ・ヴィネグル
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/30(Sat) 23:10:14)
    こんばんは、floraさん

    今日も三國シェフのレシピ、『プーレ・オ・ヴィネグル』リヨンの郷土料理・鶏肉のヴィネガー煮です。

    昨日の6角形のお猪口、意外にもボヘミアングラスです。プラハでお猪口として売っていました。
1000×750 => 600×450

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引用返信/返信 削除キー/
■25260 / inTopicNo.95)  Re[70]: 指揮者
□投稿者/ flora -(2022/07/31(Sun) 17:58:11)
    No25242に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、こんにちは〜

    > >指揮者で、小沢さんのように早くから海外に出てそのまま海外で活躍をする方と、基本的には日本をベースにして活躍なされている方とおられると思うんですが、両タイプの指揮者の分析を少しお願いできますか? 

    > これはちょっとボクの手には負えないご質問です。

    > 小澤征爾は別格です。長くボストンの監督をし、その後ウィーンフィルの監督になっています。勿論音楽監督以外のオケでも振るし、日本でも新日フィルの旗揚げに中心的な役割を担っています。

    > 小林研一郎はハンガリー、チェコでは名声を博しましたが、(当時の)西側諸国での活躍はイマイチでした。コバケンは渡邊暁雄先生の遺志を引き継ぎ日本フィルの中心的指揮者として長く日フィルを牽引してきました。

    演奏家として小澤さんの曲作りには惹かれるところがありますか?

    > 小澤征爾も小林研一郎もその才能は素晴らしいものがあります。コバケンとは日フィルで長くお付き合いさせて頂きましたし、小沢さんの棒は学生時代、エキストラとして新日フィルで何度も経験しました。

    > この二人のどこが違うのか?ということですが、個人的な経験で言うと、小沢さんは、エキストラとして後ろの方で弾いているボクに「あ、ボクを指揮してくれてる!」と思わせるものがありました。コバケンにもそういうところは有るのですが、小沢さんはよりフレンドリーな感じを受けました。指揮で人心を掴むのがうまいんですね。

    ベルリン・フィル、カラヤンの後に小澤さん??と感じていたんですが、彼に関するヴィデオとか拝見していると、なんか人間に惹かれてしまいました。 他の分野でも小澤さんのような指導者がいたらいいなと思いますもん^^ 特にカラヤンは帝政、小澤さんは共和制って感じがしますしね。

    https://www.youtube.com/watch?v=9HKlvnrEIjQ

    > あと、二人の目指す音楽の違いはあると思います。表現は妥当ではないかも知れませんが、コバケンの音楽には演歌的な要素があると思います。その辺りが西側諸国に受け入れられなかったのかもしれません。

    ずいぶん昔、中国のオケの演奏をTVで見たんですが、曲は西洋のクラシックなのに、曲の流れが、中国の古典音楽のように、ゆったりと流れるんです。メリハリは無しでした。

    > floraさんの質問の答えにはなっていませんね。スマソ。

    > https://president.jp/articles/-/32167
    > これは大友直人さんの文章です。彼はボクが日フィルに入団した頃、日フィルの指揮者陣の何かポストを持っていました。彼はボクより少し下なのでまだ20代だったと思います。凄い真面目で勉強家で全て暗譜で振っていました。
    >
    > ただ音楽があまり面白くないのです。それが楽員からの多くの声でした。当時毎年良かったライブをCDにして出すという企画をやっていて、あるとき選曲委員というものをしたことがあります。その年の良かった(と評判の)ライブ録音を聴き比べ選曲をするという仕事です。
    >
    > そうすると最後に残るのが大友さんとの演奏なのです。あまり面白くないけれど傷もないのです。CDにして傷があると何度聴いても、その場所に来るたびに傷が耳に付くのです(当たり前ですが)。ライブだと一瞬で通りすぎてしまいトータルで良かった!となるのですが、録音はもっと冷静に聴きます。
    >
    > 上のURLで彼が語っていることはボクも今回初めて知りました。大変興味深い内容でした。

    拝見いたしました。面白くないけど完全という意味わかります。おそらくこの方が小澤さんの勧めにも関わらず日本に残ったのは理解できそうな気がします。 それと欧米受けするタイプっていうのがありますね。
引用返信/返信 削除キー/
■25274 / inTopicNo.96)  十三重塔
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/31(Sun) 20:52:30)
    こんばんは、floraさん

    今日は比叡山延暦寺と鞍馬寺に行ってきました。延暦寺は3回目、鞍馬寺は2回目です。延暦寺のお守りはもう2個持っているので今日はお線香を買いました。伽羅は5000円、びびって2500円の白檀にしました。

    雰囲気は高野山の方が幽玄な感じがします。

    延暦寺3回目で初めて十三重の塔を発見しました。西遊記と13は深い繋がりがあるのは確実ですが、未だ「それに違いない!」という説明には至っていません。
750×1000 => 450×600

13enryakuji.jpg
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