| こんにちは、floraさん
昨日今日と面接授業でした。お題は《食と栄養》、まだ若く(と言っても51歳)近くの大学の准教授です。造詣が深く流れるように話されるのですが、あまりに流暢だと頭に留まりません。講義は訥々がいいです。
食品を三つの機能に分けそれぞれ一次機能、二次機能、三次機能と言うのですが、一次機能は栄養機能を指します。そこには炭水化物やタンパク質などが含まれますがそれらは栄養素ですから別に驚きません。ミネラルやビタミンもここに含まれます。驚いたのは、核酸と水もここに含まれるのです(これが世界の常識なのか今日の先生の主張なのかはわかりませんが)。
核酸というと遺伝子系の話では常連ですが、栄養の話に出てきたのでちょっとびっくりしました。でも考えてみれば例えばアデノシン3リン酸などは生物のエネルギーの利用に深く関わっていますし、エネルギーと言えばグルコースと密接に関係してきます。
今日のトピック 講義では栄養から見た核酸の話が様々に行われましたが、プリン塩基からプリン体の話になり、プリン体を多く含む食べ物、少ない食べ物の話になりました。 先生の質問 「鶏卵はプリン体が少ない。何故か?」
答え 細胞一個当たりのDNAの数は同じ(表現は正確でないかもしれません)、タマゴは細胞一個、だから鶏卵のプリン体は少ない」
プリン体は少ないですが、コレステロールの問題があります。やはり一個程度が良いのですかね。ただプレーンオムレツなんか二個使わないと出来上がりが貧弱です。
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