| 2023/02/07(Tue) 19:25:44 編集(投稿者) 2023/02/07(Tue) 07:43:01 編集(投稿者)
pipitさん、おはようございます。
昨夜はごあいさつ文を書き忘れていました。 失礼いたしましたm(__)m
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No.29212
◇ A220/B268 〔石川文康訳上巻,p.300参照〕
・二本の直線によって囲まれた図形という概念のなかには矛盾は含まれていない。 ・なぜなら、二本の直線という概念とそれらの組み合わせは、図形の否定を含んでいないからだ。
→ むしろ、図形が不可能であることは、概念それ自体に基づくのではなく、空間における図形の構成に、すなわち空間とそれを規定する条件に基づくのである。
※これらの条件は客観的実在性をもっている。すなわち、それらの条件は可能な物に向けられるのである。というのは、それらの条件は経験一般のアプリオリな形式を内に含んでいるからである。
◇ A291/ B348 〔石川文康訳上巻,p.371参照〕
・二辺からなる直線図形は不可能である
→自分自身に矛盾する概念の対象は無である。というのは、無の概念は、たとえば二辺からなる直線図形のように、不可能なものだからである。
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