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■3100 / inTopicNo.97)  ジェレミー・ブレット
  
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/11(Thu) 08:53:54)
    映像のホームズと言えば、私にとってはジェレミー・ブレットです。NHKで何回も再放送したのでそれを撮り貯め、彼が出演した41作品中40本をライブラリーにしています(無いのは海軍条約文書事件)。
    有名な事件、例えば「バスカヴィルの犬」や「ボヘミアの醜聞」などは他の俳優のものも持っていますが、殆ど洗脳状態で、ホームズと言えば私にとってはジェレミー・ブレットなのです。
    彼がホームズを演じはじめた頃に比べると後期のホームズの顔は少しふっくらしてきました。調べると病気との闘いが原因のようです。ボール箱が最後の作品で死の前年です。ボール箱の1作前のマザランの宝石はかなり原作とは異なっていますが、調べてみるとブレットが急に入院したための変更ということがわかりました。病気と闘いながらの撮影でしたが、出来れば全編撮りきりたいというのがブレットの願いだったのではと思います。
    そういうホームズが自分の中にあるので、ベネディクト・カンバーバッチが演じたホームズは衝撃的でした。というか、最初は拒否感の方が強く、キャノン(正典)に対して失礼だとも思いました。
    正典以外のものは外典で、さらにpasticheとparodyに分類されるようですが、分類の基準から言うとベネディクト・カンバーバッチのシャーロックはパロディということになります。パロディだから価値が低いということはありません。構成は綿密ですし、正典の研究も十分で、「一つの作品」とみれば大変良くできていると思います。
    「シャーロック」の中にも好きな場面があります。ホームズが生還してワトソンに正体を明かした後、ワトソンが「どうして僕に(生きていることを)知らせてくれなかったんだ」と詰め寄る場面、ワトソンが掴みかかったり頭突きを食らわせたりしてシャーロックが鼻血を出すところはこの二人の深いつながりを良く捉えていると思いました。ブレットの空き家の事件でワトソンが気を失う場面も大好きです。

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■3108 / inTopicNo.98)  Re[74]: 音楽のエネルギーについて
□投稿者/ flora -(2020/06/12(Fri) 02:13:25)
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■3110 / inTopicNo.99)  John Williams,
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/12(Fri) 09:23:35)
      floraさま

    スターウォーズの王座の間やエンドタイトルは私も随分演奏しました(御前演奏はしたことありません)。部分的にけっこう難しいパッセージがあります。
    ドゥダメルは最近youtubeでちょくちょく見かける有望な若手ですね。イギリスでよく振るんですか?1981年生まれとありました。私がハンガリーへ行った年で、まだ39歳なんですね。これからが楽しみな指揮者の一人だと思います。

    バルトークのソロソナタをあんなに完璧に弾くのを初めて聴きました。バルトークさんもびっくり!?。天国でこの演奏を聴いバルトーク、「もう少し難しく書いても良かったかな・・・」と思ってるかもしれません。仰る通りバルトークのバックグラウンドにはマジャール(ハンガリー)の民族音楽があります。この曲はアメリカへ亡命した後に書かれたもので作風としては穏やか(?)になっています。
     エピソードを一つ。バルトークはそれまでに醸成されてた{ハンガリー音楽=ジプシー(今はロマと言います)音楽」(例えばブラームスの半ガリアンダンスは全部ジプシー音楽です)に強い不満を持っていました。それで必要以上にジプシー音楽を毛嫌っていました。それに対するラベルの反応が「ツィガーヌ」です。ジプシー音楽も音楽でしょう?というかなり痛烈な皮肉です。それに対してバルトークは直接答えていませんが、シゲティの考えではバイオリンとピアノのためのラプソディがバルトークの答えではないかということです。私流の解釈では「ラベルさん、あなたは正しい」です。
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■3115 / inTopicNo.100)  Re[76]: ジェレミー・ブレット
□投稿者/ flora -(2020/06/12(Fri) 15:00:08)
    2020/06/12(Fri) 15:34:25 編集(投稿者)

    田秋様、

    こんにちは。
    > 映像のホームズと言えば、私にとってはジェレミー・ブレットです。NHKで何回も再放送したのでそれを撮り貯め、彼が出演した41作品中40本をライブラリーにしています(無いのは海軍条約文書事件)。

    私もそうです!。彼はシドニーパジェットの描くホームズにそっくりですし、声も舞台で鍛えただけあって威厳があって素晴らしく鳴り響く・・・

    『海軍条約文書事件』これですよね (でも英語だけです)

    https://www.youtube.com/watch?v=O9-fDEy4sKs
    > 有名な事件、例えば「バスカヴィルの犬」や「ボヘミアの醜聞」などは他の俳優のものも持っていますが、殆ど洗脳状態で、ホームズと言えば私にとってはジェレミー・ブレットなのです。

    私もそうです^^。
    > 彼がホームズを演じはじめた頃に比べると後期のホームズの顔は少しふっくらしてきました。調べると病気との闘いが原因のようです。ボール箱が最後の作品で死の前年です。ボール箱の1作前のマザランの宝石はかなり原作とは異なっていますが、調べてみるとブレットが急に入院したための変更ということがわかりました。病気と闘いながらの撮影でしたが、出来れば全編撮りきりたいというのがブレットの願いだったのではと思います。

    彼は奥さまをなくされてから余計ご病気がひどくなったようですね。確か心臓に関係していたような。お顔の色も悪かったのでしょうか。彼だけが、白の強いメイクをしていましたね。

    > そういうホームズが自分の中にあるので、ベネディクト・カンバーバッチが演じたホームズは衝撃的でした。というか、最初は拒否感の方が強く、キャノン(正典)に対して失礼だとも思いました。
    > 正典以外のものは外典で、さらにpasticheとparodyに分類されるようですが、分類の基準から言うとベネディクト・カンバーバッチのシャーロックはパロディということになります。パロディだから価値が低いということはありません。構成は綿密ですし、正典の研究も十分で、「一つの作品」とみれば大変良くできていると思います。

    私ははじめは見ていたのですが、やっぱり「ホームズ」として見るには難しかったです。
    現在のロンドンがたくさん写されていて、大きな市場であるアメリカの受けはよかったのではないかと思います。でも私は正直の申しあげますが(汗)、途中で見るのをやめました・・・

    > 「シャーロック」の中にも好きな場面があります。ホームズが生還してワトソンに正体を明かした後、ワトソンが「どうして僕に(生きていることを)知らせてくれなかったんだ」と詰め寄る場面、ワトソンが掴みかかったり頭突きを食らわせたりしてシャーロックが鼻血を出すところはこの二人の深いつながりを良く捉えていると思いました。ブレットの空き家の事件でワトソンが気を失う場面も大好きです。

    ブレットの『空き家の事件』私も好きです。 古本屋に化けて、ワトソンの開業する医院に行くんですよね。私は『赤毛組合』のブリタニカの最初のAから書き写すというこが非常に面白かったし、『青い紅玉』では当時のロンドンのクリスカス風景がよく出ていてよかったな・・と。

    ホームズとワトソンの関係の強さといえば、ホームズは事件が起こると開業医のワトソンにメッセージを送りますね。その内容が「忙しくなかったならすぐに来てくれ、忙しくてもすぐに来てくれ」と非常に勝手なんですが、ワトソンは代理の医者を見つけて、駆け付けてくるんですよね。こういう部分が私は好きです。
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■3118 / inTopicNo.101)  パニチェさま 
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/12(Fri) 19:47:03)
    Welcome&雑談5を立てて下さいまし。
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