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■20543 / inTopicNo.97)  Re[53]: 神のことば
  
□投稿者/ knowing itself -(2022/01/27(Thu) 07:27:59)
    おはようございます

    > 「思い出してください。聖書の初めから終わりまで述べられているのは、神の一つの同じみことばです。すべての聖書記者の口から響き出るものは、一つの同じみことばです。そのみことばは、初めから神のもとにおられる神として時間的な存在ではないから、音節を必要となさいません」アウグスチヌス『詩編講解』

    音節を必要としない「ことば」なので、単語やフレーズ、文による限定がまったくない「ことば」ということです。無尽蔵のキャパシティをもっている創造作用そのものとしての「ことば」。それが一つある。

    この「ことば」正確には「みことば」が、創世記から始まる全旧約聖書、マタイ福音書からヨハネ黙示録までの新約聖書を通して響きつづけている。これがキリスト教の「みことば」の捉え方だと思います。もっといえば、聖書成立以前、宇宙誕生以前から、ずっと響きつづけていると捉える。

    普通の人間が理解することばとは、かなり違うのかもしれない。

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■20546 / inTopicNo.98)  Re[53]: ロゴス
□投稿者/ flora -(2022/01/27(Thu) 17:42:19)
    No20539に返信(田秋さんの記事)
    > こんばんは、floraさん
    >
    > floraさんはロゴスだ!!!
    >
    > なんちゃってね^^

    ==========
    田秋さん、おはようございます!古典言語を学んだ友人に聞いただけなので。ロゴスって怪獣の名前のような^^。ロゴス対ゴジラとか^^

    ではラテン語ではロゴスというオールマイティな単語をどのように置き換えたのか調べたのですが、Verbumでした。ある程度ギリシャ語のロゴスの意味も含むようなのですが。
    では、なぜラテン語にはロゴスに該当する単語がないのか?という疑問になるんですが、古代ローマの教養人はギリシャ語を話していたそうで、基本的にすべてを訳す必要がなかったからだと友人が言っていました。

    古代ギリシャには数学哲学文学・・・大変高度な文明がありましたが、単語においてもオールマイティな神を表現できるような単語があったということ、私には驚きでした。
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■20547 / inTopicNo.99)  Re[54]: ロゴス
□投稿者/ 田秋 -(2022/01/27(Thu) 18:44:01)
    2022/01/27(Thu) 19:07:23 編集(投稿者)

    こんばんは、floraさん

    ラテン語のVerbumってネットで日本語に直すと「動詞」になるんですが、ここではそんな単純なことじゃないんですよね?

    ここ、初心者にもわかりやすくロゴスを説明しています。
    https://information-station.xyz/6523.html

    受け売りですが、ずっと翻訳することが禁止されていて原典版(ギリシア語とかヘブライ語)を読んでて、ルターがドイツ語訳を出してから色んな言葉に翻訳されるようになっていったそうです。上記URLのB

    ということはそれまではヨハネの冒頭の「言」というところはギリシア語のロゴスで皆さん読んでたんですかね。。。

    追加
    昨日のホームズは《悪魔の足》でした。これは本を読んだ時の印象が強く残っています。
    ドイルが偉いのか翻訳者(延原謙)が凄いのか、筆力というものはやっぱりあるんですね。スタンデイル博士がワトソンに「悪魔の足というのを知ってますか?」と尋ねワトソンが「いや、知らない」と言って「知らなくても恥じゃない。ヨーロッパにはブダの研究所以外にはない」というところがあります。このブダはBudapestのブダでしょうが、日本語吹き替えはちゃんと「ブダ」と言っているのに字幕が「ブタ」になってましたぁ。
    最後のバイオリン、カッコイイ!


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■20548 / inTopicNo.100)  Re[55]: ロゴス
□投稿者/ knowing itself -(2022/01/27(Thu) 20:24:49)
    こんばんは。

    ルター訳の聖書をもっていますが、ロゴスの訳はWortになっています。英語のWordに近いです。
    それまでヨーロッパ世界で中心だったのはラテン語訳聖書でしょう。聖書を読むことを禁止する以前に、その当時の庶民にはラテン語も読めなかったのだと思います。ラテン語にしても元々は古典ギリシャ語に比べれば、野蛮人の言語で、長い時間をかけてギリシャ語的な語彙や精神を取り込む過程で洗練されていったのがラテン語だと言われています。新約聖書のギリシャ語はコイネーですが、いわゆる古典ギリシャ文明黄金期のギリシャ語よりは、素朴な庶民的な言語らしい。あまり哲学や理性的な香りのするものではないとか。この点では、ラテン語訳の方が荘重かもしれません。

    ヨーロッパというと文明の先進地と思いがちですが、東アジアの方が少なくとも文字や読書に関しては、遥かに早い段階で成熟していたのではないでしょうか。

    ルター訳が十六世紀に出て、ようやくドイツ語が国民言語として生まれたとかいって、中国や日本に比べれば遅すぎるのではないでしょうか。


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■20549 / inTopicNo.101)  おあとがよろしいようで
□投稿者/ 田秋 -(2022/01/27(Thu) 20:59:44)
    おあとがよろしいようで
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