□投稿者/ 田秋 -(2022/05/30(Mon) 22:18:54)
| こんばんは、floraさん
昨夜蛍を見に行ったことは書きましたが、場所は田んぼに水を供給する用水路です。どこの用水路にもいるという訳ではないのですが何か所か蛍の生息地があり、昨日行ったところも蛍狩りのスポットで、駐車場に車を誘導するオジサンがいました。
蛍狩りも幻想的なのですが、それの対極ともいえるカエルの大合唱!それを聞いて40年前の記憶が蘇りました。
ハンガリー時代、留学生4〜5人でバラトン湖へ1泊2日で遊びに行ったことがあります。留学生に国際免許証を持っているのがいて車で行きました。夕方まで辺りを観光し、夜湖畔のペンションに着きました。部屋の窓を開けるとバラトン湖が見えました。しかし強烈に記憶に残っているのは窓を開けた途端に聞こえてきたカエルの大合唱でした。それまであんなカエルの大合唱は聞いたことがなく圧倒されました。
暫く圧倒されていたのですが、そのうちカエルの声が気にならなくなりました。逆説的な表現ですが、あのうるささが田舎の静寂を醸し出しているような感覚でした。
後年、同様の感覚を持ったことがあります。何十人というお坊さんの読経。意味は全然分からないのでただただあの音響の中に身を置くわけですが、そのうち読経の合唱(?)が気にならなくなるのです。あれは時間が無くなる(止まった)感覚なんですかね。
同じものが延々と続くオスティナートによる催眠効果かもしれません。
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