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Re[52]: キリスト教的進化論
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□投稿者/ knowingitself -(2022/05/07(Sat) 12:48:51)
| パニチェさん レスありがとうございます
>>原罪というのは歴史の時間軸の中で闘いながら進んでいかざるをえなくなることなので、進化とつながると思います。 > > よかったら教えて下さい。 > 上記の原罪はアダムとイブに起因するものですか? > もしそうであるとするなら「原罪というのは歴史の時間軸の中で闘いながら進んでいかざるをえなくなる」っていうのはもう少し詳しく言えばどういうことでしょうか?
旧約聖書の記述は象徴的、神話的なので、解釈はいろいろありうると思います。
アダムとエバが木の実を食べた直後の章(創世記4章)では、エバが産んだカインが弟アベルを嫉妬によって殺して、土を耕しても実を結ばないようになり、地上をさまよう運命になる。しかし主はカインを守ると約束した。アベルはキリストの前表・予型と解釈されるますが、カインはキリストならざる罪人、つまりアダムにつながるすべての人間の生き方を象徴しているともいえます。
聖書から引いてくる説明は、いまいちピンとこない人がほとんどだと思いますが、「原罪」とはいかなる状態なのかを、宗教を超えて普遍的に鮮やか伝えるモデルは、曹洞宗の禅僧、内山興正による「第四図」ですね。くどくどコトバで説明されるのを聞くより、あの「第四図」を見れば瞬時にわかると、個人的には思っています。
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