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Re[67]: 『野生の思考』
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□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/05/05(Thu) 14:25:41)
| もう連休もおわっちゃうよ〜、じっくり読んだのはまだ最初のほうのちょっとだけ。 お休み中に書きとめておいたのあるから、すこしづつ発表してくよ。
No23070の、Evans-Pritchardの(witchcraft妖術)の妖術には訳注(15-1)がついていたので書き写しておきます。
訳注(15-1) この引用文中の「妖術」の語原はすべてwitchcraftであるが、レヴィ=ストロースの仏訳ではsorcellerie。エヴァンス=プリチャードはとくにこのアザンデ族を研究して無意図的なwitchcraftと意図的なsorceryとの区別を立てたが、フランス語では区別ができず、どちらもsorcellerieになる。それでとくにここで語原を挙げて断っているものと考えられる。
■23070で抜粋したところは、「呪術的思考(野生の思考)」と「科学的思考」とを見比べているんだと思う。
レヴィは、「野生の思考」を【具体の科学】とか【原始的科学というより「第一」科学】って言ってる。 すなわち、「野生の思考」も「科学的思考」って見てるんかも。
あと、「野生/栽培化・家畜化」、「未開/文明」っていう対比もあるかな?
これら、レヴィが両者の違いについて書かれてあるところを中心に抜粋していって見るつもり。
あ、その前に、Evans-Pritchardが言ってこと、すなわち〈アザンデ族の人たちの因果理論〉を理解しかなくっちゃ。
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