□投稿者/ 田秋 -(2022/04/06(Wed) 19:36:59)
| こんばんは、floraさん
>指揮者というのは、ほぼすべての楽器が演奏できるということでしょうか?
一応副科で習うらしいですが、ほぼ全ての楽器が演奏できる状態とはほど遠いと思います。
指揮者になるには二つのタイプがあります。最初から指揮者を目指すタイプと他の楽器で名を成した後指揮者になるタイプです。小澤征爾などは最初からのタイプ、小林研一郎は大学を一度作曲で出て指揮科に入り直してます。沼尻竜典もそうです。彼らは指揮者として世に出た訳ですから最初から指揮者タイプと言って良いと思います。
アシュケナージはピアニスト→指揮者、テンシュテットはバイオリニスト→指揮者で後のタイプです。ピヒラーという指揮者はアルバンベルクカルテットの1st Vnを長くやったあと、指揮者になっています。ボスコフスキーと言う指揮者はウィーンフィルのコンサートマスターを務めたあと、ほぼウィンナーワルツ専門の指揮者になりました。
指揮者はスコアリーディングが必要ですからピアノが相当弾けないといけません。コバケンも沼尻も作曲を勉強していますからピアノはうまいはずです。沼尻などはモーツァルトのピアノコンチェルトを弾きながら指揮もしてます。
コバケンは美空ひばりの《悲しい酒》が得意です。
皆さん、耳はいいですね。
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