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Re[10]: 144 自己統合の意識とは
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□投稿者/ pipit -(2022/03/22(Tue) 22:32:51)
| ■No21727 > ★J. M. D. Meiklejohnさんの英訳 省略 > ★DeepL機械翻訳 > 私の表現には、必ず「I think」が伴います。 > なぜなら、そうでなければ、私の中に、考えることのできない何かが表象されてしまうからです。 > 言い換えれば、表象は不可能か、少なくとも私との関係においては無であるかのどちらかでしょう。
============ pipit雑感
何か見たり聞いたり考えたり、それらがみんな(表象)ととらえると、 その(表象)には全部「I think」という自己意識が伴っていなくてはならない、と。
※ちなみに中山先生は、『「伴うことができるのでなければならない」』と訳されてて、巧みな表現であると解説されてたので、原語はそのような表現なのかもしれません。 いくつか中山先生の解説を引用します。
『純粋理性批判2』カント、中山元先生訳、p368より引用 (中山先生の解説文) 『カントが「伴うことができるのでなければならない」というのは、この逆説を巧みに逃れている。「できる」だけであって、「伴って」いては困るのだ。』 と、パラパラと解説箇所をめくってみて、、、
ちょっと先読み的になるけど、中山先生による、デカルトやバークリの説と比較しての解説もあったので、またカントの統覚概念を理解する助けとして、p370-372の中山先生の解説を次の投稿で引用させていただこうと思います。
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