| 2023/06/29(Thu) 06:24:30 編集(投稿者) 2023/06/29(Thu) 00:01:58 編集(投稿者) 2023/06/29(Thu) 00:01:52 編集(投稿者)
眠い!けどがんばろー_φ( ̄ー ̄ )
カント事典の続きです! 『カント事典』弘文堂 p307より抜粋引用します。岩隈敏先生の執筆です。
『経験的綜合についても純粋綜合の場合とほぼ同様のことがいえる。 ただ感性も悟性も一つの心の働きであるという観点から、内官の触発および直観の多様の成立に関する第二版の到達点にだけ言及しておきたい。 悟性が綜合できる直観の多様は外官だけによっては与えられない。 悟性は、構想力の超越論的綜合の名のもとに、外的触発に基づく外官の表象によって内官を触発し、内官において綜合しなければならない。 こうしてはじめて悟性が綜合できる一定の外的直観が成立すると同時に、それはまた自己を内的に直観することでもある。 この直観の経験的意識が知覚判断で表現される知覚である。 感性に直接働きかけ悟性が綜合できるようような直観を可能にする構想力の作用は把捉とよばれる』 続く、、、
(pipit感想) 外官だけじゃ、直観の多様は与えられない。 外官の表象によって影響を受けた内官において悟性は綜合作用を行為する、と、筆者の岩隈敏先生は解釈してるのかな。 ここらへんの解釈は、人によって分かれていそうだなぁ。
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