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■27489 / inTopicNo.1)  日記・自由考察☆彡
  
□投稿者/ pipit -(2022/11/15(Tue) 07:26:23)
    2022/11/15(Tue) 07:42:00 編集(投稿者)
    2022/11/15(Tue) 07:29:11 編集(投稿者)

    No27459
    > 肯定という性質規定(対象表象と性質表象のコネクターとしての悟性概念)
    > 否定という性質規定
    > 無限(内容としては制限)という性質規定<


    対象(3)と(赤色)をコネクト!(肯定)
    対象(3)と(赤色)をコネクト!(否定)・・・「反」肯定的(肯定判断と一対・論理的否定判断)
    対象(3)と(赤色)をコネクト?のコネクト!(制限)・・・「非」肯定的(誤謬を防ぐ・哲学的否定判断)

    ※一部分を、石川求先生『カントと無限判断の世界』法政大学出版局
    の記述(p94)を参考に書かせていただきました。pipitが石川求先生の記述内容を誤読してたらすみません

    ---------

    「反」肯定的・一般論理学において・論理的否定判断
    No27445
    >一般論理では、述語の内容を(それが否定的であっても)すべて捨象し、当該述語が主語を肯定するか否定するかを考えるだけである。<


    「非」肯定的・超越論的論理学において・哲学的否定判断
    No27445
    >たとえば、私が魂について「それは死すべきもの(モータル)ではない」と言うならば、この否定的判断によって私は少なくとも誤りを回避するはずである。<
    &
    No27487
    >しかし、この部分は、この除外にもかかわらず、無限のままであり、さらに多くの部分が全圏から取り除かれても、それによって魂についての我々の観念を少しも増大させたり肯定的に決定したりすることはないのである。
    したがって、これらの判断は、その論理的範囲に関しては無限であるが、その認識の内容に関しては、単に制限的である。<

引用返信/返信 削除キー/
■27487 / inTopicNo.2)  B97-98
□投稿者/ pipit -(2022/11/15(Tue) 00:41:02)
    2022/11/15(Tue) 06:47:03 編集(投稿者)
    2022/11/15(Tue) 06:45:04 編集(投稿者)
    2022/11/15(Tue) 00:42:38 編集(投稿者)

    みなさま、こんばんは(^^)

    No27445の続きです。
    >No27400で引用した(2)を全文、DeepL日訳を下敷きにpipitが手を加えて訳してみようと思います。<
    B97-98

    (英訳)
    Now, because of the whole sphere of possible existences, the mortal occupies one part, and the immortal the other, neither more nor less is affirmed by the proposition than that the soul is one among the infinite multitude of things which remain over, when I take away the whole mortal part.
    さて、存在が可能なものの全圏域(the whole sphere)のうち、死すべきものが一部分を占め、不滅のものがもう一部分を占めるので、この命題(「魂は死すべきもの(モータル)ではない」という命題)によって肯定されるのは、私が死すべき部分をすべて取り去ったときに残る、無限の多数のもののうちのひとつが魂であるということ以上でも以下でもない。

    But by this proceeding we accomplish only this much, that the infinite sphere of all possible existences is in so far limited that the mortal is excluded from it, and the soul is placed in the remaining part of the extent of this sphere.
    しかし、この手続きによって私たちが達成するのは、すべての可能な存在の無限の圏域(sphere)が、死すべきもの(モータル)がそこから除外されるように制限され、魂がこの圏域(sphere)の範囲の残りの部分に配置されるということだけである。

    But this part remains, notwithstanding this exception, infinite, and more and more parts may be taken away from the whole sphere, without in the slightest degree thereby augmenting or affirmatively determining our conception of the soul.

    しかし、この部分は、この除外にもかかわらず、無限のままであり、さらに多くの部分が全圏域から取り除かれても、それによって魂についての我々の観念を少しも増大させたり肯定的に決定したりすることはないのである。


    These judgements, therefore, infinite in respect of their logical extent, are, in respect of the content of their cognition, merely limitative;
    したがって、これらの判断は、その論理的範囲に関しては無限であるが、その認識の内容に関しては、単に制限的である。

    and are consequently entitled to a place in our transcendental table of all the momenta of thought in judgements, because the function of the understanding exercised by them may perhaps be of importance in the field of its pure a priori cognition.

    その結果、判断における思考のすべてのモーメント(契機)に関する我々の超越論的な表において、それらの判断によって行使される悟性の機能が、おそらくその純粋なアプリオリ認識の分野において重要である可能性があるため、場所を与えられる資格がある。


引用返信/返信 削除キー/
■27459 / inTopicNo.3)  日記・自由考察☆彡
□投稿者/ pipit -(2022/11/12(Sat) 22:44:38)
    2022/11/15(Tue) 06:51:22 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは。
    まだ訳の途中ですが、今の時点で、自由に考察してみました。
    勉強して行く中で考えは変わると思いますが、
    今の時点で考えたことを記します。


    【一般論理学】
    3は赤色である。

    (3)という表象の性質・・・(赤色)

    判断(judge)する

    ★(3)の性質は(赤色)である。
    (性質の肯定判断)

    ★(3)の性質は(赤色)ではない。
    (性質の否定判断)

    ★(3)の性質は(非赤色)である。
    (性質の肯定判断)※述語が性質の表象。一般論理学では内容は捨象。

    ==============
    【超越論的論理学】
    内容を捨象しない論理学(アプリオリに対象を認識する方法としての論理学)

    肯定という性質規定(対象表象と性質表象のコネクターとしての悟性概念)
    否定という性質規定
    無限(内容としては制限)という性質規定

    ちょっと休憩だー
    ♪Voyage wolFer
    https://youtu.be/7zl5vgSiJZk


引用返信/返信 削除キー/
■27447 / inTopicNo.4)  感想
□投稿者/ pipit -(2022/11/12(Sat) 07:16:59)
    2022/11/12(Sat) 07:22:02 編集(投稿者)

    (pipit感想)
    No27455
    >For example, if I say of the soul, “It is not mortal by this negative judgement I should at least ward off error.
    たとえば、私が魂について「それは死すべきもの(モータル)ではない」と言うならば、この否定的判断によって私は少なくとも誤りを回避するはずである。<

    だからと言って、
    「魂は不死(イモータル)である。」が、カント哲学(批判哲学)として肯定・断言的に言えるのではない、と、カントとしては考えてるのではないかと、今の時点のpipitは思いました。

    一般論理学(当時としての形式論理学?)では言えるかもだけど、超越論的論理学では言えない、その判断の論理の描き出しのために、一般論理学では肯定判断と区別されない無限判断を、超越論的論理学を組み立てる準備としての判断表においては区別して場所を与える、ということかな、
    と、思いました。

引用返信/返信 削除キー/
■27445 / inTopicNo.5)  Re[17]: B97、の(2)
□投稿者/ pipit -(2022/11/12(Sat) 07:04:23)
    みなさまおはようございます。
    No27400で引用した(2)を全文、DeepL日訳を下敷きにpipitが手を加えて訳してみようと思います。
    この英訳の訳者J. M. D. Meiklejohnさんは、エルトマン改訂版ではなくカントの原典に沿って英訳されているとpipitは思います。

    ということで最初の部分を訳してみました。
    (後半部分はまた後ほど訳してみます。)

    (英訳)
    2. In like manner, in transcendental logic, infinite must be distinguished from affirmative judgements, although in general logic they are rightly enough classed under affirmative.
    2.このように、超越論的論理学では、無限判断は肯定的判断と区別されなければならないが、一般論理学では十分に正しく肯定的判断の下に分類される。

    General logic abstracts all content of the predicate (though it be negative), and only considers whether the said predicate be affirmed or denied of the subject.
    一般論理では、述語の内容を(それが否定的であっても)すべて捨象し、当該述語が主語を肯定するか否定するかを考えるだけである。

    But transcendental logic considers also the worth or content of this logical affirmation an affirmation by means of a merely negative predicate, and inquires how much the sum total of our cognition gains by this affirmation.
    しかし、超越論的論理学では、この(一般)論理的肯定-単なる否定的述語による肯定-の価値や内容も考慮し、この(一般論理的)肯定によって我々の認識の総体がどれだけ得られるかを問うのである。

    For example, if I say of the soul, “It is not mortal by this negative judgement I should at least ward off error.
    たとえば、私が魂について「それは死すべきもの(モータル)ではない」と言うならば、この否定的判断によって私は少なくとも誤りを回避するはずである。


    Now, by the proposition, “The soul is not mortal,” I have, in respect of the logical form, really affirmed, inasmuch as I thereby place the soul in the unlimited sphere of immortal beings.
    さて、「魂は死すべきもの(モータル)ではない」という命題によって、私は論理形式の点で、実際には肯定したことになる。
    なぜなら、私はそれによって魂を不死(イモータル)の存在の無限の領域に置くからである。

    (続く)
引用返信/返信 削除キー/
■27422 / inTopicNo.6)  Re[27]: B97
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/11/10(Thu) 19:11:17)
    ■27416、
    >論理学での無限判断と肯定判断のことについても、今まだよくわからなくてごめんね<
    いいえ〜、なにも<ごめん>じゃないよ。わたしのほうこそ、pipitさまほど、カントの、お勉強してないし。
    部分的に、わたしに思われたこと、ここで書かさせてもらってるだけ。スルーしてもらっていいの。

    カントの原文の翻訳、なんかややこしそうね。


引用返信/返信 削除キー/
■27416 / inTopicNo.7)  Re[26]: B97
□投稿者/ pipit -(2022/11/09(Wed) 21:10:48)
    2022/11/09(Wed) 22:23:14 編集(投稿者)

    No27414に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > あ、もうひとつ、
    > No27403
    > カントのは別にしてね。
    >
    > >「魂は不死である。」論理形式は肯定的だが、<
    > のところなんだけど、
    >
    > 「不死」ってどういう意味?って。
    > 「死」の否定?
    > だとしたら、〈死ではない〉とか〈死なない〉ってなるから、
    > 〔魂は〈死ではない〉である〕、〔魂は〈死なない〉である〕ってなって、「である」は必要なくない?
    > 〔魂は死ではない〕とか〔魂は死なない〕って言うんでいいんじゃない?
    > ってすると、「魂は不死である。」っていう文は<肯定的>とはわたし思えないんだけど。

    私は全然論理学のこと知らないからなぁ。

    しかも、その文章、ややこしいことになってるみたいでね、
    もしかしたらなんだけど、カントの死後に、カントと別人の方が、その文章を改訂したかもしれないみたいなんだよ。

    pipitはまだ未勉強でどんなことになってるのか理解できてないんだけど、
    例えば、こういう論文が出てて↓
    『カント『純粋理性批判』の「無限判断」と「無限」をめぐる誤解
    ―カント、コーヘン、エルトマン―』
    伊野 連さん

    https://core.ac.uk/download/pdf/304969476.pdf

    抜粋引用
    『原著者カントが第二版(通称B版。1787年)に大幅な改訂をおこなったことはよく知られ ている。しかし当該箇所に関してカントは、初版(同A版。1781年)と第二版とを通じて大 きな書き換えはおこなっておらず、とりわけ核心となる傍線部分はまったく同一である。
    しかしこれに対して、原著者の没後約百年にして、いわゆるアカデミー版カント著作集第 三巻が編集されるに際し、編者エルトマンによって改訂が施された。それは[5]の”nicht sterblich”という2語を'nichtsterblich'という1語に改めるという措置であった(die Seele ist nichtsterblich)。』

    元のカントの文章や文意、カントの意図などをめぐって、いろいろ議論されてるみたいなんだ。

    石川求先生の『カントと無限判断』もその話題を追求されて、そこからまたいろいろ考察をひろげられてるけど、pipitはまだ全然読み進められてないよ
    (T . T)

    ちょっといろいろ勉強してみるね。

    論理学での無限判断と肯定判断のことについても、今まだよくわからなくてごめんね。
引用返信/返信 削除キー/
■27415 / inTopicNo.8)  Re[26]: B97
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/11/09(Wed) 21:01:39)
    あ、もうちょとお邪魔しちゃう。

    >「魂は不死である。」<

    「不死」の「不」を「否定」っていう意味でみたばあいをNo27414で書いたんだけど。「不」を「否」として、「否定」っていう意味のばあい、っていうことね。

    もう一つ、「不」っを「非」って見たらどうかしら?って。
    わたしのばあい「非」っていうの、〈以外のすべてのこと〉とか〈以外のすべてのもの〉いう意味にしてる。
    だから、「不死」を〈非死〉ってみたとき、〔魂は非死である〕、〈魂は死以外のすべてことである〉ってなるから、<肯定的>でもいいのかも、って。


引用返信/返信 削除キー/
■27414 / inTopicNo.9)  Re[25]: B97
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/11/09(Wed) 20:32:14)
    あ、もうひとつ、
    No27403
    カントのは別にしてね。

    >「魂は不死である。」論理形式は肯定的だが、<
    のところなんだけど、

    「不死」ってどういう意味?って。
    「死」の否定?
    だとしたら、〈死ではない〉とか〈死なない〉ってなるから、
    〔魂は〈死ではない〉である〕、〔魂は〈死なない〉である〕ってなって、「である」は必要なくない?
    〔魂は死ではない〕とか〔魂は死なない〕って言うんでいいんじゃない?
    ってすると、「魂は不死である。」っていう文は<肯定的>とはわたし思えないんだけど。


引用返信/返信 削除キー/
■27413 / inTopicNo.10)  Re[25]: モーメント
□投稿者/ pipit -(2022/11/09(Wed) 20:16:25)
    No27412に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > ■27411 、
    > >そうさせるもの、が、思考の形式!<
    > うん、
    > <そうさせるもの>=<思考の形式>が、<超越論的な表>っって、カントは言ってうんじゃないかな〜?
    > って、ね。
    >
    >

    うん!

    (*^ω^*)v

    カントの後輩さんたちに、『カントの「判断表」がそれほど信頼できるのかどうかについては異論があるが、』(田村一郎先生、以文社、上、p148)とかよく注意書きされてるけどねー

    o(`ω´ )oプント


引用返信/返信 削除キー/
■27412 / inTopicNo.11)  Re[24]: モーメント
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/11/09(Wed) 19:57:36)
    ■27411 、
    >そうさせるもの、が、思考の形式!<
    うん、
    <そうさせるもの>=<思考の形式>が、<超越論的な表>っって、カントは言ってうんじゃないかな〜?
    って、ね。


引用返信/返信 削除キー/
■27411 / inTopicNo.12)  Re[23]: モーメント
□投稿者/ pipit -(2022/11/09(Wed) 19:08:01)
    そうさせるもの、が、思考の形式!
引用返信/返信 削除キー/

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