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■27042 / inTopicNo.97)  Re[4]: 哲学ってなあに? 語の意味
  
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/10/15(Sat) 16:22:35)
    いまいくつかの語の意味どうしとこうかな〜って、整理してるところ。

    まず、
    No26949で見た、
    [(独)Vorstellung]についてもう一度整理して見ると、

    ネットで調べたのから、

    (1)[(独)Vorstellung]を日訳すると、
    紹介; 面接; 上演, 興行; イメージ, 心像; 想像; 考え, 観念; 〔哲・心〕表象; ([複]) (雅)非難, 抗議.

    (2)「(日)表象」を独訳すると、
    Reprasentation(aの上の・・は省略)/Darstellung/Symbol/
    sich vorstellen/Versinnbildlichen/Idee/Emblem/Symbolisieren/
    Bild/Abbildungen
    ってあった。

    (2)には[(独)Vorstellung]は出てきてない。
    (1)に、〔哲〕表象、ってあるから、
    [(独)Vorstellung]は哲学的には日本語では「表象」ってなるのかな。

    No26793の中島さんのから、
    表象(Vorstellung)⇒「私が私の前に何ものかを立てる」
    ってして、これわたし能動的な雰囲気の意味と見た。

    (2)の(独)Reprasentation(aの上の・・は省略)は、英語のrepresentationに似てるけど、
    No26949でカントが使ってるのはVorstellungの方だから、〔私が私の前に何ものかを立てる(能動的)〕というような意味で使ってるんだと見たよ。
    もっと言っちゃうと、〈思考が思考の前に何ものかを立てる〉っていうようなVorstellung(表象)。
    これだと、やっぱ「表象」の意味は思考の領域に限られてくる感じ。

    一般的には「表象」っていうのどういう意味で使われてるのかな、って思って、
    コトバンクのを見て見たら、
    ・・・・・・・・・・・
    日本大百科全書(ニッポニカ)「表象」の解説
    一般に心または意識に現前するものを意味する。通常は、representation(英語)、représentation(フランス語)、Vorstellung(ドイツ語)の訳語として使われる。英語、フランス語の語源であるラテン語repraesentatioは「ふたたび(re-)現前せしめること(praesentatio)」を意味することからも明らかなように、「表象」の語は、少なくとも近世以後の用法においては、人間の「意識」の対象定立作用、反省作用に相関する対象の側面を指示する用語として使われる。
    ・・・・・・・・・・・
    ってあった。
    ここに、〔ラテン語repraesentatioは「ふたたび(re-)現前せしめること(praesentatio)」を意味する〕っていうことから、わたしのばあい、
    「表象」⇒再び提出される(する)
    っていう意味としとくことにしたよ。
    ほら、これだと、感性の領域にも思考の領域にも「表象」っていう語は使えるっていう、自由さがでてくる感じがするのね。

引用返信/返信 削除キー/
■27023 / inTopicNo.98)  Re[3]: 哲学ってなあに?
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/10/14(Fri) 20:38:56)
    ■26984、こういうの調べて思ったんだけど、
    「哲学」っていつの間にか知性を”閉じ系”にしちゃってるんじゃないかしら?
    これじゃ面白くなくなくなるのよね。
    「フィロソフィア」みたいに”開け系”にすればいいのに。


引用返信/返信 削除キー/
■26984 / inTopicNo.99)  Re[2]: 哲学ってなあに?
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/10/12(Wed) 18:55:02)
    [idea]、この語、哲学にとってはキーワードの一つだと思ってるんだけど、
    この意味、わたしの、どうしようかな〜って。

    英語[idea]をネットで調べたら、
    考え/着想/アイデア/発想/思いつき/意見/知識/心当たり/意図/狙い/目的
    ってあった。
    ま、ようするに、「思考」に属する意味になっちゃるのかしらね。

    わたしが調べたなかでは、ネット中で[idea]が出てきたのは、日本語「観念」の意味を調べたなかにあったよ。

    コトバンクの中の一部をコピーしますね。

    …‥‥…・
    観念 idea 英語 idee フランス語 Idee ドイツ語 (フランス語のeの上のチョンは省略してあります)

    日本大百科全書(ニッポニカ)「観念」の解説
    人間があるものについて心中にもつ表象を指示する用語。一般的には、感覚的あるいは空想的表象から理性的、知的表象にまで及ぶ広い範囲の表象一般、あるいはそのいずれかをさすものとして使われる。哲学の術語としては、感覚的あるいは感性的表象に対立するものとして、知的表象ないしは概念、さらにはその複合体を意味するのが本来の用法である。[坂部 恵]

    古代・中世における用法
    近代ヨーロッパ諸語での観念に相当することばは、すべて、ギリシア語のイデアideaに由来し、この語はまたidein(見る)に由来するものとして、元来、見られたもの、姿、形といった意味をもっていた。これを哲学用語として独特の意味をもたせて導入したのはプラトンである。すなわち、彼は、オルフェウス教からピタゴラス主義を通して受け継がれた肉体にとらわれた感覚的世界と霊的な超感覚的世界をたてる二世界論的な形而上(けいじじょう)学を背景に置きながら、相対的な知覚の対象としての個物でなく、知性的認識によって把握される永遠の普遍妥当的な実在をイデアの名でよんだのである。イデアは、単に真実在としてのみならず、諸物の原型として、価値的規範的意味を担い、この性格は、諸イデアの頂点に位するとされる「善のイデア」において極まる。感覚的世界の個物の側からみれば、それらは、その範型であるイデアにあずかる限りにおいて実在性を得るとされるのである。アリストテレスは、このプラトンの考えを批判的に継承しつつ、形相eidosと質料huūleēの結合として個物をとらえ、可能態から現実態への移行として事物の生成を考える方向を打ち出したが、ここでもなお、形相が事物の本質規定をなすという規範的性格はある形で生かされていた。プラトンの哲学はとりわけ新プラトン主義を介して、また、アリストテレスの哲学は、その主要部分をいったんアラブ文化圏の哲学を仲介して、古代末から中世にかけてのキリスト教哲学に受け継がれるが、ここでも、イデアないし形相は、創造神の知性における世界の諸事物の超感覚的原型として、その高い度合いにおける実在性、規範性という性格を保存したままで継承された。とはいえ、普遍概念と個物のどちらに実在性を与えるべきかという問題をめぐる「普遍論争」において、普遍概念の実在を否定する唯名論の側には、古代唯物論の認識論を継いで、観念を二次的生成物として考える方向もまたみられた。[坂部 恵]

    近世における新たな展開
    中世末期に至って広く影響を及ぼすようになった唯名論の考えのなかに、すでに、観念を人間の心に現れる表象、想念、意識内容とみなす見方が現れていたが、この方向は、近世に入り、神中心的な見方が、人間中心的に人間の意識を出発点として事象を考察する行き方に転換するとともに力を得て、観念の語の今日に至る用法がここに確立された。この用法の転換は、観念を(1)心が外界から受け取った感覚的観念、(2)心が自分でつくりだした想像的観念、(3)人間の心に生来備わっている本有観念の3種に分けて考えるデカルトにおいてみられるが、このうち第三の本有観念の存在を否定して観念にかかわる問題の近世的な取扱いに決定的な一歩を踏み出したのはロックにほかならない。すなわち、ロックは、経験の構成成分として「感覚」と「反省」を想定し、それらによる「単純観念」の取得と「複合観念」の合成の働きによって、人間の認識活動を説明することを試みたのである。この経験論的手法は、イギリスではヒュームによってさらに徹底され、フランスではコンディヤックの感覚論からデスチュット・ド・トラシらの観念学(イデオロジー)にまで展開された。一方、デカルト―ロックの流れに出ながら、イギリスのバークリー、フランスのマルブランシュ、メーヌ・ド・ビランら、プラトニズム的なイデアの考えになんらかの形で連なる人々が近世においてもみられることも見落としてはならない。[坂部 恵]

    今日における諸問題
    本有観念を否定し観念の取得と合成のメカニズムによって経験の生成を解き明かそうとしたロックは、人間の認識の形成と展開において言語の占める役割に当然のことながら注目し、記号学(セーメイオーティケー)の構想を示したが、この構想は、古代のエピクロス学派から中世の唯名論を通して受け継がれたものにほかならなかった。今日、記号論ないし記号学は、さまざまな現代的手法によって装いを新たにして、復権の機運をみせているが、観念の問題をめぐる新たな思考の展開は主としてこの領域にみられ、また期待もされるといえよう。たとえば、本有観念の有無をめぐるチョムスキーとピアジェの論争などにみられるように、観念をめぐる古来の問題が、新たな学的探究の文脈のうえに繰り返されることから、プラトンやエピクロス以来の問題が今日なお生きていることが観取される。[坂部 恵]
    ………・

    ひとまず。

    これについてのわたしのは後日にしま〜す。



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■26983 / inTopicNo.100)  Re[1]: つれづれなるままに 5
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/10/12(Wed) 18:31:36)
    パニさん、ありごとございま。

    つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

    このごろわたしつれづれでもないのよね〜。
    でもね、誰かさんと違って、ここに書こうと思ってる。
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■26851 / inTopicNo.101)  つれづれなるままに 5
□投稿者/ パニチェ -(2022/10/04(Tue) 22:21:22)
    トピ主:悪魔ちゃん



    よろしくお願いします。



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