| 2022/09/12(Mon) 21:01:59 編集(投稿者)
◇ 黒崎政男『カント『純粋理性批判』入門』、講談社選書メチエ、p.51
>物自体(Ding an sich)とは、"もの"そのもののことであり、それが何かによって認識されようとしたり、知覚されようとすることとは〈無関係〉に、つまり、他とは関係なく、それ自身で(an sich = itself)存在しているような状態のものである。<
・他とは関係なく、それ自身で存在しているような状態のものを、Ding an sich と呼んでいるということ。
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こう考えてみる。
たとえば私の視界内にあるもの総ては、私に認識、知覚されているという意味で、或いは、私と紐付けられているという意味で、たんなるDingであり、Ding an sich とは呼べない。
Ding,Ding,Ding (/・ω・)/ Ding沼
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