■28597 / inTopicNo.22) |
Weltseeleと独我論(´-`).。oO
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□投稿者/ うましか -(2023/01/08(Sun) 21:32:00)
| 2023/01/08(Sun) 21:59:56 編集(投稿者)
◇ ウィトゲンシュタイン『草稿1914-1916』、奥雅博 訳(全集1)、p.212
https://www.wittgensteinproject.org/w/index.php?title=Tageb%C3%BCcher_1914-1916#1._5._15.
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>Die Grenzen meiner Sprache bedeuten die Grenzen meiner Welt.
(私の言語の限界≠ェ私の世界の限界を意味する。)
>Es gibt wirklich nur eine Weltseele, welche ich vorzueglichmeinヾeele nenne, und als welche allein ich das erfasse, was ich die Seelen anderer nenne.
(世界霊魂がただ一つ現実に存在する。これを私はとりわけ私の″ーと称する。そして私が他人の魂と称するものも専らこの世界霊魂として把握するのである。)
>Die vorige Bemerkung gibt den Schluessel zur Entscheidung, inwieweit der Solipsismus eine Wahrheit ist.
(先の見解は、独我論がどの程度真理であるか、ということを決定するための鍵を与える。)
>Schon lange war es mir bewusst, dass ich ein Buch schreiben koennte "Was fuer eine Welt ich vorfand".
(「私はいかなる世界を見出したか」という本を書くが可能なことに、私はずっと前から気づいていたのである。)
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ウィトゲンシュタインのいう「世界霊魂 Weltseele」の情報源とはなんだろうか?プラトン?ゲーテ?シェリング?ショーペンハウアー?エマソン?(。´・ω・)?
いちおう、Wikipediaも貼っておこう( ..)φメモメモ
https://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙霊魂
ついでにコトバンクも貼っておこうかな( ..)φメモメモ
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%9C%8A%E9%AD%82-86718
コトバンクの「世界霊魂」説明には、このようにあった(;´・ω・)
>宇宙がそれ自体活動する有機的統一体であるとされるとき,それは,ほかの動物と同様にみずからを支配する統一原理としての霊魂をもつと想定される。これが世界霊魂である。<
日記草稿に唐突にあらわれた「世界霊魂」という言葉をとおしてウィトゲンシュタインが考えているのは、Logikなのか?(;´・ω・)
ここでいう「独我論」の"我"とは、ただ一つ現実に存在する魂(世界霊魂)としての"我"を指すのかもしれない(間違っているかもしれない(;´・ω・))
ところで、『論考』5.6(私の言語の限界≠ェ私の世界の限界を意味する。)の直前の5.55番台が、"Elementarsatz"についての考察にあてられていることが気になります。
(;´・ω・)沼
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