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■27284 / inTopicNo.61)  Re[40]: アナータピンディカ教誡経
  
□投稿者/ pipit -(2022/11/01(Tue) 19:06:26)
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■27259 / inTopicNo.62)  アナータピンディカ教誡経
□投稿者/ pipit -(2022/10/30(Sun) 14:09:39)
    2022/10/30(Sun) 14:11:19 編集(投稿者)

    みなさま、こんにちはー

    どうしようかなぁ、次に何調べて書こうかなぁ(もし何かリクエストあったらおっしゃってくださいね♪)と考えてたら、
    ふと、前から気になって一回きちんと読んでみたいなと思ってた『アナータピンディカ教誡経』が頭に浮かびました。

    なので、英訳を参考にpipitが日訳しながら読んでみようかな?と考えています。

    「アナータピンディカ」は日本では「給孤独」という訳の方が馴染みあるかもしれません。
    本名はスダッタさんで、祇園精舎を寄進した方とされています。
    ※wikiより↓
    (スダッタ(Sudatta シュダッタ、音写:須達多、須達など、訳:善施など)は、コーサラ国のシュラバスティー(舎衛城)の富豪・長者。祇園精舎を建立し寄進した。彼はよく孤独な貧者に食物などを施したので、給孤独(アナータピンディカ, Anathapindadasya[1])と呼ばれていた。)

    このアナータピンディカ(スダッタ)さんが死の床にあるとき、サーリプッタ尊者たちがお見舞いにみえて説法される場面の経典だと思います。

    wikiより

    『アナータピンディカ教誡経
    パーリ仏典> 経蔵 (パーリ)> 中部 (パーリ)> アナータピンディカ教誡経
    『アナータピンディカ教誡経』[1](アナータピンディカきょうかいきょう、巴: (略)アナータピンディコーヴァーダ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第143経。『教給孤独経』(きょうきゅうこどくきょう)[2]とも。
    (略)
    場面設定
    ある時、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。
    その頃、死の床にあったアナータピンディカ(給孤独)は、釈迦の元に人を送り、サーリプッタ(舎利弗)に見舞いに来てもらうよう頼む。
    話を聞いたサーリプッタは、アーナンダを伴い、アナータピンディカの家へと赴き、六処に関する仏法を説く。
    するとアナータピンディカは兜率天に生まれ変わって天子となり、夜を明るくしながら祇園精舎の釈迦の元へ行き、讃仏偈を唱える。
    夜が明けてから釈迦がこのことを比丘たちに話すと、帰って来ていたアーナンダがアナータピンディカの家で起きたことを話す。
    釈迦は例の天子はアナータピンディカに違いないと話し、アーナンダは歓喜する。』

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■27205 / inTopicNo.63)  Re[38]: 田秋さんへ
□投稿者/ 田秋 -(2022/10/25(Tue) 20:47:36)
    こんばんは、pipitさん

    どうもありがとうございます。分裂したということは上座部仏教が発展して大乗仏教になったという訳ではなく、途中で枝分かれしてそれぞれが発展したということですね。

    どうしてこんなことをお聞きしたのかというと、西遊記では三蔵は小乗しか知らず、大乗を知りたいのなら天竺まで取りに来い、というのが旅の根本理由だからです(史実の三蔵はまた違いますが)。また小乗というのは大乗側からの上から目線的表現なのですね。

    重ねてどうもありがとうございました。
引用返信/返信 削除キー/
■27202 / inTopicNo.64)  田秋さんへ
□投稿者/ pipit -(2022/10/25(Tue) 18:11:29)
    田秋さん、こんにちは!

    No27200でご質問していただいた内容は、未熟なpipitには難しいので、wikiで『根本分裂』と『大乗仏教』の2つのキーワードで検索しました。

    まず、

    >上座部仏教と大乗仏教との関係ですが、お釈迦さんが仏教を説き始め、それが大乗仏教になるまでの道程に上座部仏教が位置する、という認識で合ってますか?<

    pipitは不勉強だったのですが、今回ネットを検索してみて、『根本分裂』で、上座部と大衆部に分裂して、その後の過程で大乗仏教が生じたのかなと記事を読むに思いました。
    ※参考wiki
    『大乗仏教
    ユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた仏教の分派』
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%B9%97%E4%BB%8F%E6%95%99

    ※参考wiki
    『根本分裂
    仏教教団において釈迦の死後100年頃、それまで1つであった弟子たちの集団が2つの教団に分裂した出来事』
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%88%86%E8%A3%82

    ------------------------

    次に、

    > ボクの質問の核は、大乗仏教の方が完成度が高いのか、それとも考え方の相違で完成度の高い低いという捉え方はしない方が良いのかな、という点です。<

    ですが、このご質問にどう答えるかは、個人によってかなり差が出るのではないかとpipitは思っています。

    wikiでは、
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%B9%97%E4%BB%8F%E6%95%99

    『大乗仏教は、出家による自力救済を説く初期仏教(阿含経に色濃く反映)の世界観・救済観を乗り越える形で形成・発展されてきたという経過があるため、釈迦の教えそのものから(少なくとも言語表現上)変容している面があり、その特色は初期仏教(阿含経)の内容と対比することでより鮮明になる[3]。大乗仏教に分類される代表的な仏教経典としては、般若経(般若心経はその核心を簡潔に記したもの)、法華経、浄土三部経、華厳経、(大乗の)涅槃経、大日経、金剛頂経などが挙げられる。
    日本の仏教の主な宗派は、いずれも大乗仏教に分類される。』

    とあり、この記述文章でさえ、

    > 初期仏教(阿含経に色濃く反映)の世界観・救済観を乗り越える形で形成・発展されてきた<

    > 釈迦の教えそのものから(少なくとも言語表現上)変容している面<

    この二点をどう捉えるかは、かなり解釈が揺れそうな気もします。

    pipit自身は、大乗仏教のことを全然知らないし、上座部仏教のことも実践的には全く未熟で知らないも同然と自分では思ってるので、pipit個人としては今の段階では田秋さんの後半のご質問にお答えできる能力がないと思います。
    申し訳ございません
    m(_ _)m

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■27200 / inTopicNo.65)  上座部仏教と大乗仏教
□投稿者/ 田秋 -(2022/10/25(Tue) 11:59:01)
    こんにちは、pipitさん

    質問があります。上座部仏教と大乗仏教との関係ですが、お釈迦さんが仏教を説き始め、それが大乗仏教になるまでの道程に上座部仏教が位置する、という認識で合ってますか?

    ボクの質問の核は、大乗仏教の方が完成度が高いのか、それとも考え方の相違で完成度の高い低いという捉え方はしない方が良いのかな、という点です。



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■27103 / inTopicNo.66)  Re[35]: 日記
□投稿者/ pipit -(2022/10/19(Wed) 09:39:01)
引用返信/返信 削除キー/
■27102 / inTopicNo.67)  日記
□投稿者/ pipit -(2022/10/19(Wed) 09:16:06)
    ドイツ生まれの禅僧ネルケ無方さんのエッセイを今朝読んだ。

    https://haruaki.shunjusha.co.jp/posts/6001

    いろいろおもしろかったけど、

    > 私見では、自らの選択とは言え「自死」はやはり自殺と思うのです。どういうことかと言えば、頭のてっぺんから足のつま先までの自分の全存在が「死にたい!」という一念に燃えたならば、その時から息を止めてそれこそ「自死」をすればいいはずなのに、なぜかこの簡単な方法で自死した人の話は聞いたことがありません。その理由は簡単で、肺や心臓など首より下の自分が死にたくないからです。「死にたい」と思っているのは頭で、その頭の一存で身体全体を殺してよいかどうか? じっくり断食でもして、頭と身体とがじっくりにらめっこした末に死ぬことにしないと……そう考えているのは、仏教ではなく私自身です(ちなみに、私の場合は二週間が限度でした)。<

    の部分もおもしろかった。

    ネルケさんは理屈(論理的?)っぽいところがおもしろいね!


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■27078 / inTopicNo.68)  日記
□投稿者/ pipit -(2022/10/16(Sun) 10:46:39)
    うーむ。。。

    年老いてから出家された尼僧さまの詩偈があったなぁ、投稿したことなかったかなぁと検索したら、その尼僧様の詩偈はなかったのですが、検索結果の冒頭が、、、

    --------------------------------
    No2004

    カントばっかり、こんつめてると、疲れちゃうね

    きょうてんうらないしよっと。

    テーリーガーター

    目をつむって、指差すと、

    199、シースパチャーラー尼様の詩偈の途中でした。

    二偈だけ続きで抜粋します。中村元先生の訳です。

    『199 繰り返し、一つの生存から他の生存へと、己が身を尊重し、生死のうちをへめぐりながら、己が身を超えることができない。

    200 全世界は燃え立っている。全世界は焼かれている。全世界は焦がされている。全世界は揺らいでいる。』

    2500年前くらいに生きていた女性が唱えたとされる言葉。

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■27077 / inTopicNo.69)  風界
□投稿者/ pipit -(2022/10/16(Sun) 10:24:44)
    2022/10/16(Sun) 10:26:27 編集(投稿者)

    みなさま、こんにちは(^_^)♪


    今日は四大差別の「風界」!
    地水火風の最後です。

    > 風界・・・支持の要素でもあり、浮動性の要素でもある。<

    そして内の風界とは、、、

    片山一良先生の解説
    『「風界」は、
    @上向きの(嘔吐を起こす)風、
    A下向きの(排泄を起こす)風、
    B腹外(腸外)の風、
    C腹内(腸内)の風、
    D四肢に従う(屈伸を起こす)風、
    E出入息の風、
    という六種をさします。
    支持の要素です。
    浮動性の要素でもあります。
    支持を特相とし、浮動を作用とし、引発を現状とする、とされます。』
    片山一良先生『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む』大法輪閣、p 92より引用。

    とのこと。

    No26716
    >地界・・・確立の要素。
    >水界・・・流動・結合の要素。
    >火界・・・熱性の要素。
    >風界・・・支持の要素でもあり、浮動性の要素でもある。<

    > 四大のそれぞれは、要素としては不可分に関わりながら、独自の特徴をそなえております。<

    わたしの身体(物質?)を合成している四つの要素(エレメント)。
    地の要素、
    水の要素、
    火の要素、
    風の要素。

    この中に、精神的なもの・・・感じる作用などは地水火風の特徴には入ってないですね。
    人間存在を五つに分けた「色・受・想・行・識」の、『色』がこの地水火風なのかな?
    受・想・行・識は、別項目になってそうですね。
    (^ ^).。oO(たぶん)

    それで、おもしろいと思った記述が、
    この四大を観察するにあたって、『清浄道論』という論書では、
    智慧の勝れた者用、と、
    智慧の勝れない者用の観察の仕方がそれぞれ記されてるというところです。

    片山先生の解説を引用します。
    『この四大を観察する場合、すなわち四界差別を実践する場合、智慧の勝れた者にとって、「髪は地界である」「毛は地界である」などと一々に界を把握することは煩わしく感じられるものです。
    そこで、かれは、「この身のうち、堅固、確立の状態は地界である」、「流動、結合の状態は水界である」、「熱煖、成熟の状態は火界である」、「浮動、支持の状態は風界である」というように諸界を把握し、思惟し、観察します。
    かれには、それぞれが「地界」「水界」「火界」「風界」という界のみの、「非有情」、「非霊魂」として、単なる要素として、知られます。
    また、このように努力するかれには、やがて四界差別の智慧によって把握された近行定(こんぎょうじょう)(未完の禅定)が生起します。

     これに対して、智慧の勝れない者は、師匠のもとで四大、四界を四十二種により把握し、観察します。
    たとえば、「地界」の二十種における「髪」について、つぎのように思惟します。
    この髪は頭蓋を包んでいる皮膚に生えている。
    それは蟻塚の上に草が生えているとき、蟻塚の頂上は「私に草が生えている」とも知らず、草も「私は蟻塚の上に生えている」ということも知らないようなものである。
    そのように「髪」は、この身において単一の部分をなし、無心、不定、空、非有情にして、堅固な地界である、と。このように観察、思惟します。(略)

     また、このように実践しても業処が成就しない場合、たとえば、「髪」について、髪における堅固の相は地界である、と確定します。
    その髪における結合の相は水界である、成就の相は火界である、支持の層は風界である、と確定します。
    このように相によって確定、差別するかれには、四界が明瞭となり、それらを観察、思惟し、やがて近行定が生起します。』
    (同本p93.94より引用)

    智慧の勝れた、勝れてない、という実践法の違いがおもしろいなーと読み進めてきましたが、ここから、また着目点が別箇所にうつってるかんじですが、ここからの観察方法もおもしろく感じたので続けて引用します。

    『すでに触れましたように、色は、すなわち四界、四大は、業、心、時、食という四縁によって生じるとされます。
    私たちの身は、無数の縁により支えられているというのです。
    この縁による見方により、つぎのようにも四界差別がなされます。
    たとえば、行住坐臥の「行」、つまり歩く場合の観察です。

     まず、足を持ち上げるのは、これを風界が動かし、前に運ぶ。
    火界が足を軽くし、上に向ける。
    つぎに水界が足を下に向け、足は重くなる。
    足は地に触れ、確立し、地界の堅さを感知する。
    地界は足を確立する縁となり、水界は足を下げる縁となり、火界は足を持ち上げる縁となり、風界は足を前に運ぶ縁となる。と。このように歩く一歩に地水火風の四界を確定、差別することができます。

     以上のように、四界差別の実践がなされます。この実践には、身の空性を知り、有情想がなく、諸恐怖に動じず、快と不快、好き嫌いの取捨を離れる功徳があるとされます。』
    (同本p94より引用)


    ページをめくると、片山先生訳の法句経(ダンマパダ)の一句が目に入りました。

    『「ああ、この身は久しからず 

      地に横たわることになろう

      意識が亡くなり捨てられる 

      まるで無用な棒切れの如く」

    (『法句』四一)』

    (同本p96より引用)


引用返信/返信 削除キー/
■26975 / inTopicNo.70)  火界
□投稿者/ pipit -(2022/10/11(Tue) 23:29:11)
    2022/10/12(Wed) 09:56:13 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは( ^ω^ )

    今日は、熱性の要素、『火界』!

    『「火界」は、@熱するもの(体温など)、A老化させるもの、B焼くもの(高熱など)、C消化させるもの、という四種をさします。熱性の要素です。
    熱性を特相とし、成熟(偏熟)を作用とし、柔軟性の補給を現状とする、とされます。
    なお、熱するものは熱さも冷たさも含むものです。』
    片山一良先生『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む』大法輪閣、p 92より引用。

    内の火界の具体は、
    『「たとえば、それによって熱せられ、またそれによって老化され、またそれによって焼かれ、またそれによって食べられるもの・飲まれるもの・噛まれるもの・味わわれるものが正しく消化するもの、あるいはまた、他のどのようなものであれ、内の各自にある、火、火と化すもの、執取されたものです。
    これが内の火界と言われます。そして内の火界であるもの、および外の火界であるもの、これが火界です。」』
    (同本p90より引用)

    火によって老化や消化が進む?
    火と化すもの、って、熱が生まれるってことなのかなぁ??

    熱するものも、
    > なお、熱するものは熱さも冷たさも含むものです。<
    度、だね!

    次は
    > 風界・・・支持の要素でもあり、浮動性の要素でもある。<
引用返信/返信 削除キー/
■26951 / inTopicNo.71)  水界
□投稿者/ pipit -(2022/10/09(Sun) 19:36:33)
    みなさまこんばんは。
    四界差別、今日は『水界』を見てみます。

    『「水界」は、三十二身分のうち、液体の胆汁ないし小便にいたる十二種をいいます。
    流動、結合の要素です。
    流動を特相とし、拡大を作用とし、摂受を現状とする、とされます。』
    片山一良先生『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む』大法輪閣、p 92より引用。

    わー、おもしろい。
    『摂受』という言葉を知らなかったので、コトバンクさんで調べてみると、

    『しょう‐じゅ ‥【摂受】
    &#12312;名&#12313;
    @ 仏語。衆生を導くために、衆生の善を受け入れ、収めとること。
    ※続日本紀‐天平勝宝八年(756)一二月己酉「願衆大徳、勿レ辞二摂受一」
    ※三帖和讚(1248‐60頃)正像末「三朝浄土の大師等 哀愍摂受したまひて 真実信心すすめしめ 定聚のくらゐにいれしめよ」 〔勝鬘経‐十受章〕
    A 特に、折伏(しゃくぶく)に対して、力を用いずに他人の行為や心を受け入れること。
    ※雑談集(1305)一「降伏し摂受(セフジュ)すべし。此れ則ち仏法を守護する之&#13493;ち也」 〔勝鬘経‐十受章〕
    B 受け入れること。わがものとすること。〔勝鬘経‐十受章〕』

    水、やから、受容みたいな感じかな。
    水溶液、とかね、そんなイメージで、
    > 摂受を現状とする<
    なんかな、と、想像しました。
    『現状』も意味するところは正確にはいまいちわからないんだけど。

    それで、水界は、
    > 流動を特相とし、拡大を作用とし、摂受を現状とする<
    ふむふむ。

    で、自分の内の水界についての具体についての経典文章(大念処経より)は、

    『「たとえば、胆汁・痰・膿・血・汗・脂肪・涙・脂肪油(膏)・唾・鼻液・関節液・小便、あるいはまた、その他どのようなものであれ、内の各自にある、水、水と化すもの、執取されたものです。
    これが内の水界と言われます。』
    (同本p90より引用)

    なんか徹底してますね(^^;)

    これらが、流動、結合の要素としての(内の)『水界』。

    次は、熱性の要素『火界』!

引用返信/返信 削除キー/
■26918 / inTopicNo.72)  地界
□投稿者/ pipit -(2022/10/08(Sat) 20:56:08)
    2022/10/08(Sat) 20:57:25 編集(投稿者)

    みなさま、こんばんは☆彡
    『四界差別』を調べてみます!

    No26716
    >>四大のそれぞれは、要素としては不可分に関わりながら、独自の特徴をそなえております。<<

    > 地界・・・確立の要素。<

    確立って、何かなあとネットで検索してみると、

    コトバンクさん『確立』
    『物事の基礎や内容をしっかりと打ち立てること。確固不動のものとすること。』

    『確立 英語』の検索では『establishment』が出ました。

    それで、片山先生の説明を見ると、
    『まず、「地界」は、すでに見ましたとおり、三十二身分のうち、固体の髪ないし脳髄にいたる二十種をいいます。
    確立の要素です。
    堅性という堅さ(硬さ)を特相とし、確立を作用とし、領受を現状とする、とされます。』片山一良先生『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む』大法輪閣、p92より引用。

    とありました。
    領受ってなあに?
    コトバンクさんは『受領する。』とありました。

    硬さを特相とし、確立を作用とする、かぁ。

    三十二身分というのは、『仏教において、人間の身体を32の部分に分割して表現したもの。』wikiより

    その中の二十種が『地界』と見るんだね。
    二十種の具体が、p90にあります。
    『大念処経』の一節です。

    『「たとえば、髪・毛・爪・歯・皮・肉・筋・骨・骨髄・腎臓・心臓・肝臓・肋膜・脾臓・肺臓・腸・腸間膜・胃物・大便・(脳髄)、あるいはまた、その他どのようなものであれ、内の、各自の、堅い、粗い、執取されたものです。
    これが内の地界と言われます。そして内の地界であるもの、および外の地界であるもの、これが地界です」』
    (同本p90より引用)

    あ、
    > 確立の要素です。
    堅性という堅さ(硬さ)を特相とし、確立を作用とし、領受を現状とする、とされます。<
    の続きがあって、
    『なお、堅さは硬さも軟かさも含むものです。外界では大地や木などに知られる堅さになります。』
    (同本p92)

    度合という概念を思い出しました。

    >堅さは硬さも軟かさも含むもの<

    次は『水界』を見てみます!
    > 水界・・・流動・結合の要素。<


引用返信/返信 削除キー/

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