| パニチェさん、おはようございます。 いつもお世話になっております^^
>イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドで構成されるグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)ですが、この4国というのはそれぞれの国民レベルでも違う国という感覚なのでしょうか。歴史は違いますが元首は同じですよね。
私のミニ知識の範囲で書かせてくださいね。^^;
まず政治的には、ウェールズやスコットランドには独立した議会と首相が存在します。北アイルランドには議会が存在しますが、首相はおりません。
国民の感情という意味では、北アイルランドは、ご存じのようにこの地域自体の国民がプロテスタント(英国派)/カソリック(アイルランド統一派)と2つに分かれており、北アイルランドとしての統一した国民的意見を述べるのは難しいところです。
ウェールズ人ややスコットランド人はケルト系でして、アングルサクソン系のイングランドとは民族も違います。特にスコットランドは英国から独立を希望しているようです。かのショーンコネリーも独立派だったということは周知ですよね。
>国葬ですよね。
そうです。君主の場合は、国葬になるようです。、一方それ以外の方々の場合は、王室と議会の承認(税金なので)が必要になります。今、王室が心配しているのは、スコットランドやウェールズが女王の死を契機に英国の王室を支持しなくなることです。特にチャールズは人気がありませんから。ですから女王の棺がバルモラル城から南へスコットランド内をパレードしたことは、スコットランドの君主としての意思表示としてはすばらしい演出だったと思います。
ウェールズに関してはこの葬儀の忙しい間を縫って、王となったチャールズIII世がウェールズを訪問しております。これもウェールズの新国王としての訪問の意味だったと思います。
女王の高配がエジンバラ公というスコットランドの地名を冠したり、プリンスオブウェールズという称号も統一を意識し、その意向が現在も引き継がれている証左だと思います。
纏めになりますが、スコットランドは英国からの離脱とEU加盟を望んでいます。
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