| こんばんは、hanaさん
色々悩みをお持ちの様ですが、悩んでいる間は進歩します!hanaさんの書き込みを読むと学びたいという気持ちが伝わってきます。そこで今回は学びについて書いてみたいと思います。
no31928に書かれた 『知らないものに疑問を持つって書くなんて こんな傲慢なことよく書いたなって反省しています』
本当に学びたいと考えていらっしゃるならこの考えは往々にして障害になります。学び方には色々ありますが、その代表的なものに疑問を持つ、ということがあります。
わからない→どうしてだろう→調べる→ああ、わかった
もし2番目の「どうしてだろう」がなかったら調べることもなく従ってわかることもありません。 諺に「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」というのがあります。またパスカルの「人間は考える葦である」というのもあります。疑問を持ったら教えを乞うにしろ自分で調べ考えるにしろ、とにかく第一歩は疑問を持つことだと思います。ですから知らないものに疑問を持つことが傲慢であるということは、学ぶという観点から見るとまずあり得ないことだと思います。
一方、疑問を持たずに学ぶ方法もあります。「形から入る」という方法で、これは芸事に多く見られます。習い始めの時、訳もわからずとりあえず先生のマネをするのです。そしてある時、「ああ、そうか!」と納得するのです。しかしこれは芸事に限らず、普通の勉強にも役立つ場合がままあります。
他にも学ぶ方法はあると思いますが、意外ですが絶対と言っていいことは、学べば学ぶほどわからなくなる、ということです。これはボクの実感です。一度の「ああ、わかった」で済むようなことは大抵そう重要なことではありません。
ですから大事なことは諦めないことです。一歩一歩進むしかありません。それがいつしか「思えば遠くに来たものだ」になるのだと思います。
頑張れ、hanaさん!
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