| おはようございます、floraさん
今日の講義は[漢字学]でした。それも1番古い形態の甲骨文字で、十干十二支を甲骨文字で書けるようになりました。ま、明後日には忘れてるでしょうが…
一番面白かったのは象の話でした。物事を頭でこうじゃないかと思い描くことを「想像する」と言いますが、昔は「想<象>する」と書きました。滅多に見ない、或いは見たことのない象さんを思い描くという意味が始まりだったそうです。昔は江北(長江の北 )辺りには象がいたらしく、全くの耳学問でも無かったようです。温暖だったんでしょうね。
こちらの話の方がボクにはよりインパクトがあったのですが、急須も元は象で、注ぎ口は象の鼻だったんですね。言われてみればインドには象の形をした酒器があり鼻の部分からお酒を注ぎます。
でも今冷静に考えるとあの形以外には考えられない気もします。注ぎ口の元側が本体の上部についていたのでは本体の下部の液体は注げないし、注ぎ口の元側が下部にあって注ぎ口が上がっていなければそこから流れ出てしてしまいます。たとえ象がこの世に存在しなくてもお酒やお茶を注ぐ容器はあの形になったのでは?と授業中に気がつけばツッコミをいれたのに。。。ジャンネン。
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