| 「意識」についてわたしが調べたのをもう一つ。
【『はじめて出会う心理学』長谷川寿一・東條正樹・大島尚・丹野義彦[著]発行所有斐閣】のなかからわたしが抽出したところを簡単に書いて見ます。
・・・・・・・・ (1)意識そのものが心であるとすると…。 (2)現代心理学では、研究の主要なデータを行動に求めている。 (3)行動には、行為だけではなく言語報告、表情、しぐさ、さらに必要な場合には機器によって測定される生理的変化まで含まれる。 (4)心的過程の主要な存在意義は、環境に対する適応行動を実現することにあると考えられる。 ・・・・・・・・
この適応行動を実現するまでの過程は、
・・・・・・・ @環境から情報を受けとる(感覚・知覚・注意) Aその情報を保存する(記憶) B取り入れられた情報や保存している情報を内部的に操作する(思考・言語) C最終的に環境に適応するために行動する ・・・・・・・
そして、
・・・・・・・ 適応行動を引き起こし、それを方向づける内的原動力は動機(あるいは欲求、要求)と呼ばれます。そして欲求を実現していく途上で、その実現状況に対する評価――実現されている場合に快、実現されていない場合には不快−―を行い、適応行動を調節する過程が、感情(あるいは情動)と呼ばれています。 ・・・・・・・
だいたいこんなところかな。
「心的過程の入出力と心理学の研究対象」として図があるんだけど、それをわたしにわかりやすいように描いて見ました、添付します。
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