(現在 過去ログ3 を表示中)

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 親記事をトピックトップへ ]

このトピックに書きこむ

レス数の限度を超えたのでレスできません。

(レス数限度:100 現在のレス数:100) → [トピックの新規作成]
■28741 / inTopicNo.85)  Re[4]: 超越論的論理学 序論V−2
  
□投稿者/ pipit -(2023/01/14(Sat) 20:19:56)
    うましかさん、こんばんはー(^○^)
    No28740

    むむむ、カント先輩  (゚ω゚)


    ん ?

引用返信/返信 削除キー/
■28740 / inTopicNo.86)  超越論的論理学 序論V−2
□投稿者/ うましか -(2023/01/14(Sat) 20:13:36)
    2023/01/14(Sat) 20:14:30 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学

    序論 超越論的論理学の構想
     V 一般論理学を分析論と弁証論とに区分することについて〔Von der Einteilung der allgemeinen Logik in Analytik und Dialektik〕

    ◆ 古くて有名な問いがある。その問いで人は論理学者たちを窮地に追い込めると思ったのである。その問いは、彼ら〔論理学者たち〕が、惨めな循環論証を犯す現場を押えられざるを得ないようにさせようとしたか、或いは、己の無知を、従って、己の全技術の空しさを告白せずにはいられないようにさせようとしたかいずれかであるが、それは 「真理とは何であるのか?=vという問いに他ならない。この場合には、真理の名称説明、つまり、「真理とは認識とその対象の合致のことである」という名称説明が与えられており、前提とされている。しかし、人が知ろうと欲するのは、いかなるものがあらゆる認識の真理の普遍的で確実な標識であるのか、ということなのである。

    --- No.28726 からの続き ---

    ◆ 合理的に問うとはどのようなことであるかを承知しているのは、既に、怜悧さ乃至は明敏さを大いに証拠立てることであり、また証拠立てるのに必要なことである。なぜなら、問い自体が不合理であって、無用な答えを求めるなら、そうした問いは、この問いを投げかける人の恥辱は別としても、時としてその上、この問いを軽率に聞いた人を不合理な答えをするように誤らせて、笑うべき光景を呈するという害を及ぼすものであるが、その光景とは、昔話にもあるように、一人が〔メスではなく〕オス山羊の乳をしぼり、もう一人が篩でそれを受けているといったようなものなのである。

     ※ 適切な問いとは問う人の怜悧さ、明敏さを証拠立てる。逆にくだらない問いを発し無用な答えを求める者に対し軽率にも答えようとしてしまう者の問答の光景は、昔の笑い話にあるように、オスヤギの乳をしぼろうとする者に対し、フルイでそれを受けようとしてやる者のようである(´-ω-`)カント先輩コワいっすね〜

    † 原佑訳上巻、p.198〜p.199参照。
    † その他に、中山元訳2、p.30、石川文康訳上巻、p.115〜p.116を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    V−1 No.28726、V−2 No.28740
    U−4 No.28561、U−5 No.28709
    U−1 No.28334、U−2 No.28383、U−3 No.28436
    T−7 No.28210
    T−4 No.28011、T−5 No.28045、T−6 No.28161
    T−1 No.27245、T−2 No.27255、T−3 No.27310

    *******

    序論
    T No.27245,27255,27310,28011,28045,28161,28210,28334
    U No.28334,28383,28436,28561,28709
    V No.28726,28740

引用返信/返信 削除キー/
■28738 / inTopicNo.87)  マジモンさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/01/14(Sat) 20:07:20)
引用返信/返信 削除キー/
■28735 / inTopicNo.88)  Re[10]: マジモンさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/01/14(Sat) 19:42:57)
    No28732に返信(pipitさんの記事)
    > ■No28730
    > マジモンさん、こんばんは(^○^)
    > 返信ありがとうございます!
    >
    > では、感性の範囲を、視覚(B)、聴覚(B)、味覚(B)、臭覚(B)、触覚(B)に限定して、感性界と名付けて、この(限定的)感性界が現れるための形式は何か?と考えるのはどうでしょうか?
    >
    > この形式を探求してるのがカントと考えるのはいかがでしょうか?


    感性界と言うなれば、知覚は?

    ★動画 電脳地平線
    https://i.pinimg.com/originals/05/b1/13/05b11357a40962a34f1c3db695ddcf2d.jpg

    『 界 』と言うなれば、知覚絶対じゃない?
引用返信/返信 削除キー/
■28732 / inTopicNo.89)   マジモンさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/01/14(Sat) 18:38:33)
    No28730
    マジモンさん、こんばんは(^○^)
    返信ありがとうございます!

    では、感性の範囲を、視覚(B)、聴覚(B)、味覚(B)、臭覚(B)、触覚(B)に限定して、感性界と名付けて、この(限定的)感性界が現れるための形式は何か?と考えるのはどうでしょうか?

    この形式を探求してるのがカントと考えるのはいかがでしょうか?
引用返信/返信 削除キー/
■28730 / inTopicNo.90)  Re[8]: マジモンさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/01/14(Sat) 18:26:17)
    No28729に返信(pipitさんの記事)
    > マジモンさん、こんばんはー(^O^)
    >
    > ■No28718
    >>本音を申し上げると、これが『 不完全性定理 』にみえるんだよ。
    >>我々が認知できる、感性って、上記の5つしかないのかな?<
    >
    > 5つをあげたのは私が仏教好きだからで、カントの場合、説的には5つ以上でも構わないとおもうのですが、マジモンさんは、(5つ+自分の中の思考)以外で何を認知できると考えますか?
    >  
    >

    はい、こんばんわ、Pipitさん

    不完全性定理ってのは、

    @ 感性(A)だと思えるものを集めよ。
    A 視覚(B)、聴覚(B)、味覚(B)、臭覚(B)、触覚(B)を集めました。

    じゃ、(A)は(A)の中には入らないという事。これが不完全性定理なんです。
    例えば、(A)には霊感、第六感、知覚、テレパシーは、感性界には入らないのか?という事です。
引用返信/返信 削除キー/
■28729 / inTopicNo.91)  マジモンさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/01/14(Sat) 17:14:12)
    マジモンさん、こんばんはー(^O^)

    No28718
    > 本音を申し上げると、これが『 不完全性定理 』にみえるんだよ。
    > 我々が認知できる、感性って、上記の5つしかないのかな?<

    5つをあげたのは私が仏教好きだからで、カントの場合、説的には5つ以上でも構わないとおもうのですが、マジモンさんは、(5つ+自分の中の思考)以外で何を認知できると考えますか?
     

引用返信/返信 削除キー/
■28726 / inTopicNo.92)  超越論的論理学 序論V−1
□投稿者/ うましか -(2023/01/14(Sat) 15:03:59)
    2023/01/14(Sat) 15:05:03 編集(投稿者)

    pipitさん、こんにちはー

    No.28715(pipitさん)

    >もう変◯さんの域ですよね( ̄▽ ̄;)
    >でもよく考えたら、ライプニッツさんとか、プラトンのイデアとか、いろいろ影響受けてるのかなーと、今思いました。

    そうそう、変〇さん! (;・∀・)

    もちろん、カント先輩も時代の子ですし、学問の道での立身出世をのぞんだわけですし、先人から学んでいるのは、カントに限らずむしろ当然のことでしょう。

    にもかかわらず、の、『純理』です(;´Д`A ``` 変〇の偉業ですね。。。

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学

    序論 超越論的論理学の構想
     U 超越論的論理学について〔Von der Transzendentalen Logik〕

    ◆ それ故、諸対象とア・プリオリに連関し得る諸概念がおそらくはあり得るかもしれないが、これらの諸概念は、純粋な直観ないし経験的な直観としてではなく、単に純粋な思考の働きとして、それらの諸対象とア・プリオリに連関し得る。従って、諸概念でありつつ経験的な起源を持つものでも、感性的な起源を持つものでもないということを期待しながら、私たちは、私たちがそれによって諸対象を完全にア・プリオリに思考するところの、純粋悟性認識及び純粋理性認識についての一つの学の構想を予め描くのである。そうした学は、そうした認識の起源、範囲、及び客観的な妥当性を規定するものであって、超越論的論理学≠ニ呼ばれなければならないだろう。というのも、そうした学〔超越論的論理学〕は、悟性及び理性の諸法則だけを問題とするのであるが、しかし、専らそれは、そうした学が諸対象とア・プリオリに連関付けられる限りにおいてのみであって、一般論理学のように、経験的理性認識にも純粋理性認識にも区別なく連関付けられる限りにおいてではないからである。

    --- No.28709 からの続き ---

    序論 超越論的論理学の構想
     V 一般論理学を分析論と弁証論とに区分することについて〔Von der Einteilung der allgemeinen Logik in Analytik und Dialektik〕

    ◇ 古くて有名な問いがある。その問いで人は論理学者たち〔die Logiker〕を窮地に追い込めると思ったのである。その問いは、彼ら〔論理学者〕が、惨めな循環論証〔Dialexe:reasoning in a circle〕を犯す現場を押えられざるを得ないようにさせようとしたか、或いは、己の無知を、従って、己の全技術の空しさを告白せずにはいられないようにさせようとしたかいずれかであるが、それは真理とは何であるのか?≠ニいう問いに他ならない。

    ◇ この場合、真理の名称説明、つまり真理とは認識とその対象の合致のことであるという名称説明が与えられており、前提とされている。

    ◇ しかし、人は、いかなるものがあらゆる認識の真理の普遍的で確実な標識であるのかを知ろうと欲するのである。


    † 原佑訳上巻、p.198参照。
    † その他に、中山元訳2、p.29〜p.30、石川文康訳上巻、p.115を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    V−1 No.28726
    U−4 No.28561、U−5 No.28709
    U−1 No.28334、U−2 No.28383、U−3 No.28436
    T−7 No.28210
    T−4 No.28011、T−5 No.28045、T−6 No.28161
    T−1 No.27245、T−2 No.27255、T−3 No.27310

    *******

    序論
    T No.27245,27255,27310,28011,28045,28161,28210,28334
    U No.28334,28383,28436,28561,28709
    V No.28726

引用返信/返信 削除キー/
■28718 / inTopicNo.93)  Re[6]: マジモンさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/01/14(Sat) 08:49:09)
    No28714に返信(pipitさんの記事)
    > マジモンさん、こんばんは(^ ^)
    >
    > ■No28708に返信(マジカルモンキーさんの記事)
    >>NO28660
    >>ちょっと前の投稿なんだが、感性界ってどんな世界?<
    >
    > pipit的には、
    > [色彩][音][香り][味][感触]が関係する世界を思っています。


    おはようございます、Pipit様
    本音を申し上げると、これが『 不完全性定理 』にみえるんだよ。
    我々が認知できる、感性って、上記の5つしかないのかな?

引用返信/返信 削除キー/
■28715 / inTopicNo.94)  Re[2]: 超越論的論理学 序論U−5
□投稿者/ pipit -(2023/01/13(Fri) 23:28:42)
    うましかさん、こんばんはー(^ ^)

    No28709
    好みとかの現象もおもしろいですよね。
    いろんな要因があるのかなー。

    > ◇ 従って、諸概念でありつつ経験的な起源を持つものでも、感性的な起源を持つものでもないということを期待しながら、<

    もう変◯さんの域ですよね( ̄▽ ̄;)

    でもよく考えたら、ライプニッツさんとか、プラトンのイデアとか、いろいろ影響受けてるのかなーと、今思いました。

    > ◇ というのも、そうした学〔超越論的論理学〕は、悟性及び理性の諸法則だけを問題とするのであるが、しかし、専らそれは、そうした学が諸対象とア・プリオリに連関付けられる限りにおいてのみであって、一般論理学のように、経験的理性認識にも純粋理性認識にも区別なく連関付けられる限りにおいてではないからである。<

    > 諸対象とア・プリオリに連関付けられる限りにおいてのみ<

    かぁ…
    そういう意味で「超越論的」な論理学かぁ..

    わかりそうで、気がついたら霧が立ち込めてる森にいる気持ちになります
    (ー ー;)ココドコ?


引用返信/返信 削除キー/
■28714 / inTopicNo.95)  マジモンさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/01/13(Fri) 23:03:37)
    マジモンさん、こんばんは(^ ^)

    No28708に返信(マジカルモンキーさんの記事)
    > NO28660
    > ちょっと前の投稿なんだが、感性界ってどんな世界?<

    pipit的には、
    [色彩][音][香り][味][感触]が関係する世界を思っています。
引用返信/返信 削除キー/
■28709 / inTopicNo.96)  超越論的論理学 序論U−5
□投稿者/ うましか -(2023/01/13(Fri) 20:17:07)
    2023/01/13(Fri) 21:50:24 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    カント沼に戻りました〜(/・ω・)/
    あら、沼にカエルが…

    >ご飯の断り方が可愛すぎるカエル(No.28656)

    これ、かわいいですねー(・∀・)
    ところで、私はこのカエルをなぜ「かわいい」とおもえるのかなー?

    まず、後ろ向いているところがいいかな!
    それからそのフォルム。ずんぐりむっくりが後ろ向きで強調されてます。
    つぎ仕草。カエルだけど擬人化しやすいですね。「差し出されたモノを前肢で押し退けている」様子が、人の意志ある動作(《ご飯を断っている》)として解釈できるからかな(。´・ω・)?


    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学

    序論 超越論的論理学の構想
     U 超越論的論理学について〔Von der Transzendentalen Logik〕

    ◇ だから、空間も、また空間についての何らかのア・プリオリな幾何学的な規定も、超越論的な表象ではない。むしろ、ただひとえに、こうした諸表象が経験的な起源を持たないという認識と、それにもかかわらず、この幾何学的な規定が経験の諸対象とア・プリオリに連関し得る可能性とが、超越論的と呼ばれ得るのである。同様に、諸対象一般に関する空間の使用も超越論的であるということになるが、しかしこの使用がもっぱら感官の諸対象に制限されているときには、その使用は経験的と呼ばれる。それゆえ、超越論的なものと経験的なものとの区別は認識の批判にのみ属し、認識とその対象との連関には関わりない。

    --- No.28561 からの続き ---

    ◇ それ故、諸対象とア・プリオリに連関し得る諸概念がおそらくはあり得るかもしれないが、これらの諸概念は、純粋な直観ないし経験的な直観としてではなく、単に純粋な思考の働きとして、それらの諸対象とア・プリオリに連関し得る。

    ◇ 従って、諸概念でありつつ経験的な起源を持つものでも、感性的な起源を持つものでもないということを期待しながら、私たちは、私たちがそれによって諸対象を完全にア・プリオリに思考するところの、純粋悟性認識及び純粋理性認識についての一つの学の構想を予め描くのである。

    ◇ そうした学は、そうした認識の起源、範囲、及び客観的な妥当性を規定するものであって、超越論的論理学≠ニ呼ばれなければならないだろう。

    ◇ というのも、そうした学〔超越論的論理学〕は、悟性及び理性の諸法則だけを問題とするのであるが、しかし、専らそれは、そうした学が諸対象とア・プリオリに連関付けられる限りにおいてのみであって、一般論理学のように、経験的理性認識にも純粋理性認識にも区別なく連関付けられる限りにおいてではないからである。


    † 原佑訳上巻、p.197〜p.198参照。
    † その他に、中山元訳2、p.28〜p.29、石川文康訳上巻、p.114〜p.115を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    U−4 No.28561、U−5 No.28709
    U−1 No.28334、U−2 No.28383、U−3 No.28436
    T−7 No.28210
    T−4 No.28011、T−5 No.28045、T−6 No.28161
    T−1 No.27245、T−2 No.27255、T−3 No.27310

    *******

    序論
    T No.27245,27255,27310,28011,28045,28161,28210,28334
    U No.28334,28383,28436,28561,28709

引用返信/返信 削除キー/

<前の12件 | 次の12件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 >>
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -