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Re[11]: 善悪の彼岸 箴言と間奏第146番
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□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/07/04(Sat) 17:49:37)
| 第4章 箴言と間奏 146 〔怪物と戦う者は、自分もそのために怪物ととならないように用心するがよい。そして、君が長く深淵を覗き込むならば、深淵もまた君を覗き込む。〕
現象学的に見ると
私(自分自身)に対する怪物は、私の精神(自分)うちに内在化する。 その内在化した怪物が即自となると私は怪物となってしまう。 だから、自己を見失わないように気をつけねばならない。 私が覗いている深淵は私の精神(自分)のうちに内在化する。 覗いているのは私だ、と私は思っているのかもしれないけど、 でも逆に、内在化した深淵に自己が見られているのだ。
ってなるのかな? おそらく意味がわかんないかもしれないけど、 現象学っていう深淵を長く覗き込んでいるとこうなちゃうのかも。 現象学では「現象学的心理学」っていうのもあるよ。
あ、それと、『善悪の彼岸』箴言と間奏146の前の2つもわたしおもしろいと思う。アイロニー的に書き換えられるから。
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