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No2798 の記事


■2798 / )  Re[5]: 意識
□投稿者/ パニチェ -(2020/05/04(Mon) 17:26:14)
    こんにちは、レスありがとうございます。

    No2794に返信(knowing itselfさんの記事)
    >>全体性が全体性を意識するというのが、パニチェはあまりイメージできません。眼で眼が見れないように、自己で自己は見れない。見るものと見られるもの(能観・所観)が分離しない状態(一如)が空なのかな、と想像しています。
    > ラマナが真の自己を説明する喩えに、「夢一つまったく見ない完全な熟睡状態」があります。私見ではこれが、全体性が全体性を意識する空です。世界は常に完全な熟睡状態にある、と同時にダイナミックに複雑系として活動してもいる。後者は色でしょう。色はそれ自身の力でそれ自体としてリアリティをもつのではなく、完全な熟睡状態である空からすべてリアリティを与えられる。そういう解釈ですね。

    睡眠に例えるくだりは今読書中の「ラマナ・マハルシの教え」にもあるのですが、正直全く理解できておりません。
    眠りとケヴァラ・ニルヴィカルパ・サマーディとサハジャ・ニルヴィカパ・サマーディが比較されているのですがよく分かりません。

    熟睡状態では自意識は喪失し、それはまるで死と区別がつかないし、目が覚めている状態でどんな苦に悩まされていたとしても、熟睡状態には苦を感じる自我が無いから苦もないということは以前から考えていたことですが…。

    ヴァラ・ニルヴィカルパ・サマーディとサハジャ・ニルヴィカパ・サマーディというのは仏教で言うところの無余依涅槃と無余依涅槃みたいなものでしょうか?

    あと完全な熟睡状態が、全体性が全体性を意識する空であるというところもよく分かりません。これはもう少し言葉で説明することは可能ですか。

    >>同じことを聞いてしまうかもしれませんが、そうするとknowing itselfさんの無我の解釈は言語で語れるような自己(「私は○○だ」と表現可能な自己)は無いという意味での無我ってことになりますか?
    > その意味が当てはまることは同意です。なぜ言語的に同定できないかというと、言語機能は部分的な対象を追跡する機能だと理解していますが、部分はそもそも虚偽で非実在なので言語でいくら語っても全体である<私>と同一化できないからです。そう考えています。

    同意です。言語を獲得した暗黒面は本来は分離不可能な世界をラベリングする(個別に名を付ける)ことによって分断化しています。
    富士山もエベエストも日本海溝も地球の表面の凹凸であって、すべては地繋がりですからね。

    No2795に返信(knowing itselfさんの記事)
    > 全体性が全体性を意識している。リアリティとしてはこの状態以外の意識はありえないと考えています。
    > 人間はものすごくポジティブな情動で他の人間に向かうことがあります。友人に。恋愛中の相手に。俳優やスポーツ選手に。
    > その逆で、強烈な憎悪や嫌悪を他の人間に感じる場合もある。あいつだけは絶対に許せない。安倍首相やトランプ大統領に向かう人も少ないない。
    > 正反対にあるともいえるこの二通りの状態、じつはどちらも「全体性が全体性を意識している」状態なのに、部分に幻惑されて翻弄されている点では共通していると考えます。

    「ここ全体性が全体性を意識している」という状態が理解できていないので、次回の返信に回させてもらいます。^^

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