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Re[48]: 涅槃のリアリティ
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□投稿者/ knowing itself -(2020/04/15(Wed) 15:46:26)
| ■No2691に返信(パニチェさんの記事)
>>「意識」と涅槃についても、これはまさに前者の抽象的なきれいごとで、リアル感から一番遠いものとされているでしょう。 > > ここちょっと分かりません。 > 涅槃(苦や煩悩が滅した境地)がきれいごとでリアルから一番遠いもので、通常で言われる意識(自意識も含めた)が最もリアルに感じられるものということなら分かりますが、knowing itselfさんはその逆だと言われてのでしょうか?
意識もリアルだけど、涅槃もリアルということですね。ただそのリアルを完全に引き出すのは至難だと。
違和感を覚えられても当然だと思います。純然たる「意識」を涅槃と同じと捉えるのは、おそらくknowing itself 以外に採用している人間は超少数だと思われるからです。もっとadvaita には似たところがありますが。
>>knowing itself はその逆だと理解しています。「意識」こそが最もリアルなもの、多くの人はそのリアル性を経験し切れていない、リアル性を部分的に引き出しているだけ、リアル性から逃避している、といったところでしょうか。そのリアルを体験するのが極めて困難なのだと思います。 > > 上記は「意識」ではなく〈私〉に関して言えば同意します。 > > 〈私〉こそが最もリアルなもの、多くの人はそのリアル性を経験し切れていない、リアル性を部分的に引き出しているだけ、リアル性から逃避している、といったところでしょうか。そのリアルを体験するのが極めて困難なのだと思います、ということであればパニチェと同じです。
「意識」と<私>は同じ一枚のコインの裏表だと考えています。現実世界の外からは「意識」、現実世界の中で重ね着を纏って経験しているときは<私>、knowing itself の独自の用法かもしれませんが、そうなりますね。
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