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No1500-1506 の記事


■1500 / )  Re[45]: (関係代名詞の件)
□投稿者/ おくったがわ -(2019/07/15(Mon) 12:16:26)
    No1441に返信(pipitさんの記事)
    返事が遅くてすいません!
    カンマが付いている場合を「付加的」と書きましたが、英文法では非制限用法・継続用法と呼ばれてますね。
    He has a daughter, who is studying music.
    こういう形の場合、「娘が1人いる。(そして)彼女は音楽を勉強してる。」と、and she is…. のように訳すので継続用法と言うのかなと思いますが…。 
    今回のカントの文章では、主語-述語の間に「,which〜,」が入っている形なので、色々な訳し方が考えられそうですね。

    で、制限用法と継続用法には形だけでなく意味の違いもあって

    He has a daughter who is studying music.
    音楽を勉強している娘が一人いる → 他に音楽を勉強していない娘がいる可能性はある (「音楽を勉強中の娘」に限定して一人いると述べるので、制限用法というのかな)
    He has a daughter, who is studying music. 
    娘が一人いて、彼女は音楽を勉強している。→ 娘は一人しかいない (あらかじめ焦点を当てた一人娘について、継続して説明)

    といったことをネットで復習して気づいたのですが、
    今回のカントの文で、カンマをその意味で使っているとしたら、

    もしカンマが無い場合(制限的)
    「心が心自身あるいは心の内的な状態を観るのに用いるところの内的な感性は、客体としての魂の直観を与えない」
    → それ以外の種類の内的な感性もあって、それが客体としての魂の直観を与える可能性もある。(1)
    しかし、カンマがあるので、
    内的な感性というものは、(〜〜なのだが)客体としての魂の直観を与えない。
    全般的な否定になると思われます。

    文脈からしても、(1)の解釈は無いのだろうと思いますが、形式的にもそれを示しているのかなと。

    細かい話でめんどくさがられるかなと思ったのですが、返事いただけたので、長文書いています。

    alone については、他のバージョンでは違う単語が使われていて、どちらにしても自分には意味を取りにかったです。もう一回確かめて、また投稿するかもしれません。

    > けど、『付加的』という視点を持って、構文を探っていくと、今までよりは理解しやすくなるかも、と、今思っています。
    >
    > 推測ですが、カントは、読者にわかりやすくなるように、一生懸命、自分が使う単語のカント的定義を披露しながら、説明しているのかも。
    > そのうちに、ダラダラ長文(カント先生、激怒 !)になるのかも、と、思いました。

    取り上げた対象を考察しながら組み立てていくので、○○は、それは〜〜なのだが、とカンマを使って付け加えていく形になりやすいのかなと、pipitさんの話を読んで思いました。


    > おくったがわさん、書き込みしていただいて本当にすごく助かります!
    >
    > おくったがわさんの気が向いたときはいつでも、どんな話題でも、書き込んでいただければ、とても嬉しいです(o^^o)
    > (ちなみにメビウスリング掲示板の哲学トピ『純粋理性批判』というサイトにも、ある程度まとまった訳文を投稿しようと、感性論序文の抜粋を投稿しました)
    >
    > 感謝です(^人^)

    ありがたいです。こちらこそ感謝します。

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■1501 / )  Re[46]: (関係代名詞の件)
□投稿者/ FLORA -(2019/07/15(Mon) 18:08:38)
    こんにちは、お邪魔します。

    英語の文法を基準として、関係詞の制限的用法と非制限的用法を展開なされておられるようですが、ドイツ語の場合、関係詞にはすべてコンマを使用するようで、コンマの有無で制限的/非制限的用法を区別出来ないようです。

    カントの時代のドイツ語の文法はちょっと調べられませんが、気がついたものですから。
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■1502 / )  Re[47]: FLORAさん(関係代名詞の件)
□投稿者/ おくったがわ -(2019/07/15(Mon) 19:57:27)
    No1501に返信(FLORAさんの記事)
    こんばんは。

    > こんにちは、お邪魔します。
    >
    > 英語の文法を基準として、関係詞の制限的用法と非制限的用法を展開なされておられるようですが、ドイツ語の場合、関係詞にはすべてコンマを使用するようで、コンマの有無で制限的/非制限的用法を区別出来ないようです。
    >
    > カントの時代のドイツ語の文法はちょっと調べられませんが、気がついたものですから。

    うわ。そうなんですね! そこまで思い至りませんでした。ありがとうございます。

    すると、制限的か否かの意味の違いを分ける形式はドイツ語にはなく、文脈や個別の説明で表現するということでしょうか?

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■1504 / )  Re[46]: パニチェさん。
□投稿者/ おくったがわ -(2019/07/15(Mon) 20:15:16)
    No1438に返信(パニチェさんの記事)
    参加を自分から希望したのに今まで投稿していなくてすみません。
    トピはヤフー掲示板のときに大喜利トピをいくつか ^^ 
    哲学とかでは全くないです。

    自分が何か気づいたり考えたときに投稿できる場所があるといいかな、とは思っていまして。
    ツバメさんやカシさんのトピがあれば…と思いますが、他力本願でなく自分で立てればいいのですね。
    題名とか考えて、また希望するかもしれません。そのときはよろしくお願い致します。

    転法さんのトピがあってうれしく思いました。後でそちらにも投稿すると思います。
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■1505 / )  Re[46]: pipitさんへ(関係代名詞の件)
□投稿者/ おくったがわ -(2019/07/15(Mon) 20:33:58)
    FLORAさんの指摘によると、カントがカンマを使ったことから文意を区別する自分の記述は意味がないみたいです。すいませんでした。

    自分が見た英訳は三者ともカンマを使っていましたが、それは原文をそのまま踏襲したのかもしれないですし。(でもないかな…意味を考えて訳し分けるかな…)
    中山さんは継続用法的な和訳をしておられるようですが…(ぐだぐだ)。
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■1506 / )  Re[47]: pipitさんへ(関係代名詞の件)
□投稿者/ FLORA -(2019/07/15(Mon) 20:49:48)
    おくったがわさん、こんにちは

    もしカントがコンマを使っていたとしても、もし当時のドイツ語の文法が現在と同じならば、限定用法/非限定用法の両方の解釈が考えられますよね。当時の文法を調べる必要があるんでしょうか? 

    どなたかドイツ語にお詳しい方がおられればいいのですが・・・


    No1505に返信(おくったがわさんの記事)
    > FLORAさんの指摘によると、カントがカンマを使ったことから文意を区別する自分の記述は意味がないみたいです。すいませんでした。
    >
    > 自分が見た英訳は三者ともカンマを使っていましたが、それは原文をそのまま踏襲したのかもしれないですし。(でもないかな…意味を考えて訳し分けるかな…)
    > 中山さんは継続用法的な和訳をしておられるようですが…(ぐだぐだ)。
返信/引用返信 削除キー/



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