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■7933 / inTopicNo.49)  再開 『野生の思考』
  
□投稿者/ minori -(2020/10/18(Sun) 06:40:02)
    2020/10/18(Sun) 06:57:47 編集(投稿者)

    中断していた『野生の思考』を少しずつ再開していこうと思う。
    また、途中で別の話題に行くこともあるかもしれないけれど、それはそれで。

    レヴィストロースは、先住民の野生の思考と現代の科学的思考を対比させて、先住民の思考を「呪術的思考」と呼んだ。
    しかしこれは、科学と呪術を対比対立させるものではなく、呪術と科学が用いている知的操作は本来同一のものであり、新石器時代の呪術により蓄積された知識が近代科学を生み出したと考えた。

    今ここで、新石器時代の呪術とはどういうものだったのか?までを具体的に明らかにしようとは思わず、レヴィストロースが考えたことをそのまま受け止めておくに留めようと思う。
    しかし、言わんとすることは伝わっては来る。
    新石器時代というのは、土器、織物、農耕、動物の家畜化などの文明を作る諸技術を人類がものにした時代と言われるそうで、言わば、収集生活から創造形の生活に転換した時代なのだと思う。
    そこで使われていた創造を可能にする技術や神話を総合して、「呪術的思考」とレヴィストロースは呼んだのだろう、と考えてみる。


    補足。 呪術的思考、それから、その呪術的思考と関わるブリコラージュについて、goodな考察をされているブログを発見したので、理解のための参考にさせていただき、次回、もう少しまとめたい。
引用返信/返信 削除キー/
■7932 / inTopicNo.50)  Re[42]: フォレストガンプ
□投稿者/ minori -(2020/10/18(Sun) 06:04:18)
    No7920に返信(knowing itselfさんの記事)

    knowing itselfさん、レスありがとうございます。

    > 変奏とみたのは強引なこじつけかもしれませんが、ヨハネ福音書で、キリストが十字架後に復活してから、弟子たちが漁に出た。そこで復活したキリストに出会った。罪人であった弟子とキリストの和解をあらわすとも言えます。ダン小隊長=弟子、フォレスト=キリストをあらわすなら、まさに本来のものと言えるかもしれません。そこまであからさまな意図はないにしても、潜在的には類似性を仄めかしていますね。

    該当すると思われる部分を確認してみました。
    ペトロとイエスの会話ですね。
    教えていただいてありがとうございます。

引用返信/返信 削除キー/
■7920 / inTopicNo.51)  Re[41]: フォレストガンプ
□投稿者/ knowing itself -(2020/10/17(Sat) 20:56:00)
    No7918に返信(minoriさんの記事)
    > ■No7898に返信(knowing itselfさんの記事)
    >>こんにちは
    >>
    > >>小隊長は、ベトナム戦争で両足を失う。彼的にはそのまま自分も、名誉の死を遂げたかったのだけど、フォレストに担がれて助かってしまい、フォレストに恨み言を言う。
    > >>その後、アメリカに戻り荒れた暮らしを送る中、フォレストと再会し、フォレストと共にエビ漁をするようになり、そこで再度、生まれ変わる人生となる。
    > >>フォレストの言葉では、「ダン小隊長は、神と和解した。」だった。
    >>
    >>福音書のストーリーの変奏ですね。
    >
    > レスありがとうございます。
    > 具体的にどのようなお話がそれに当たりますか?

    変奏とみたのは強引なこじつけかもしれませんが、ヨハネ福音書で、キリストが十字架後に復活してから、弟子たちが漁に出た。そこで復活したキリストに出会った。罪人であった弟子とキリストの和解をあらわすとも言えます。ダン小隊長=弟子、フォレスト=キリストをあらわすなら、まさに本来のものと言えるかもしれません。そこまであからさまな意図はないにしても、潜在的には類似性を仄めかしていますね。

    > ※別トピにレス頂いた通り、このシーンで言われている「神との和解」という使われ方は、本来のものとは違う、ということではあるのですね。
引用返信/返信 削除キー/
■7918 / inTopicNo.52)  Re[40]: フォレストガンプ
□投稿者/ minori -(2020/10/17(Sat) 20:33:56)
    No7898に返信(knowing itselfさんの記事)
    > こんにちは
    >
    >>小隊長は、ベトナム戦争で両足を失う。彼的にはそのまま自分も、名誉の死を遂げたかったのだけど、フォレストに担がれて助かってしまい、フォレストに恨み言を言う。
    >>その後、アメリカに戻り荒れた暮らしを送る中、フォレストと再会し、フォレストと共にエビ漁をするようになり、そこで再度、生まれ変わる人生となる。
    >>フォレストの言葉では、「ダン小隊長は、神と和解した。」だった。
    >
    > 福音書のストーリーの変奏ですね。

    レスありがとうございます。
    具体的にどのようなお話がそれに当たりますか?

    ※別トピにレス頂いた通り、このシーンで言われている「神との和解」という使われ方は、本来のものとは違う、ということではあるのですね。
引用返信/返信 削除キー/
■7898 / inTopicNo.53)  Re[39]: フォレストガンプ
□投稿者/ knowing itself -(2020/10/17(Sat) 15:38:09)
    こんにちは

    > 小隊長は、ベトナム戦争で両足を失う。彼的にはそのまま自分も、名誉の死を遂げたかったのだけど、フォレストに担がれて助かってしまい、フォレストに恨み言を言う。
    > その後、アメリカに戻り荒れた暮らしを送る中、フォレストと再会し、フォレストと共にエビ漁をするようになり、そこで再度、生まれ変わる人生となる。
    > フォレストの言葉では、「ダン小隊長は、神と和解した。」だった。

    福音書のストーリーの変奏ですね。
引用返信/返信 削除キー/
■7891 / inTopicNo.54)  フォレストガンプ
□投稿者/ minori -(2020/10/17(Sat) 13:03:19)
    映画「フォレストガンプ」で、私が心打たれたのは実は、主人公フォレストよりも、フォレストのベトナム戦での軍隊生活で上司だった、ダン小隊長。
    それと、フォレストの幼なじみで、フォレスト最愛の女性。

    この二人の人物は、フォレストとは違い、「もともと無我」ではない。
    理想と現実の自分の相違に苦悩する普通の人。

    小隊長は、ベトナム戦争で両足を失う。彼的にはそのまま自分も、名誉の死を遂げたかったのだけど、フォレストに担がれて助かってしまい、フォレストに恨み言を言う。
    その後、アメリカに戻り荒れた暮らしを送る中、フォレストと再会し、フォレストと共にエビ漁をするようになり、そこで再度、生まれ変わる人生となる。
    フォレストの言葉では、「ダン小隊長は、神と和解した。」だった。
    その後、合う義足が見つかり、アジア系の女性と結婚し、フォレストの前に二人で姿を見せる。

    ジェニーという名前の、フォレストの幼なじみの女性は、荒れた家庭に育ち、スターを夢見る女性なのだけれど、現実とのギャップが大きく次第に荒れた暮らしになっていく。
    純粋なフォレストを男性としては見れず、二人のなかはなかなかうまくはいかない。
    どうしようもなく傷つき、フォレストの前に現れたジェニーを、フォレストはいつものように受け入れ、やがて、二人の子供が成長しいたことをフォレストは知る。
    ジェニーは、フォレストとの子供を一人で育て、心穏やかに暮らしていた。
    しかし、彼女は病気でこの世を去り、フォレストが子供を育てていく。


引用返信/返信 削除キー/
■7844 / inTopicNo.55)  Re[37]: インフレーション宇宙論
□投稿者/ minori -(2020/10/16(Fri) 17:03:56)
    No7827に返信(パニチェさんの記事)

    パニチェさん、レスありがとうございます。

    >>そもそもなぜ宇宙はできたのか? という疑問。
    >>ビッグバンでできました、ではなく、なぜ宇宙というものができる
    >>必要があったのか、と言ったほうがいいかな。
    >>これなど典型的な「語りえぬこと」ではあるけれど、考えてみれば
    >>不思議でしかたない。
    >
    > 真空のゆらぎからトンネル効果でもって無数の子宇宙、孫宇宙が生まれては消える。
    > そのうちの一つがビッグバンによって急拡大し定常的な宇宙となる。
    >
    > その宇宙のひとつに生命をはぐくむ環境が生じたため、我々は今宇宙を眺めているというひとつの説明はできます。
    >
    > インフレーション宇宙論&人間原理です。
    >
    > h*ttp://kodamaforest.blog112.fc2.com/blog-entry-78.html
    >
    > https://www.nagaitoshiya.com/ja/2001/multiverse-anthropic-principle/


    インフレーション宇宙論ですか。名前だけは聞いたことがあるような気がします。
    真空のゆらぎというのが、その宇宙論では「始まり」ということなのですね。

    宇宙については、とにかく不思議でしかたなく、考えても分かるはずもないのにふと考えようとしてしまうんですね。

    宇宙そのものには時間という括りはないと言えるだろうと考えてしまうんですね。(すごいバカっぽい考えと思いつつ・・)
    始まりというのがいつなのか分からないのだし、同じようなことがいつからか繰り返されているのだから時間という括りはないのではないか、ということで。
    あるとするのは、人間による思考によるものじゃないかと。

    時間という括りがなくて無限の空間だけがある、ということだと、それは、「気づき」と同じ説明内容になってしまう?? と、今、思いました。。。
    梵我一如ってこれなのかな。 (非二元の元です。)

    レスはどうぞお気遣いなく。^^
引用返信/返信 削除キー/
■7827 / inTopicNo.56)  インフレーション宇宙論
□投稿者/ パニチェ -(2020/10/15(Thu) 21:21:41)
    2020/10/15(Thu) 21:32:25 編集(投稿者)

    こんばんは、minoriさん。横レス失礼します。

    No7826に返信(minoriさんの記事)
    > そもそもなぜ宇宙はできたのか? という疑問。
    > ビッグバンでできました、ではなく、なぜ宇宙というものができる
    > 必要があったのか、と言ったほうがいいかな。
    > これなど典型的な「語りえぬこと」ではあるけれど、考えてみれば
    > 不思議でしかたない。

    真空のゆらぎからトンネル効果でもって無数の子宇宙、孫宇宙が生まれては消える。
    そのうちの一つがビッグバンによって急拡大し定常的な宇宙となる。

    その宇宙のひとつに生命をはぐくむ環境が生じたため、我々は今宇宙を眺めているというひとつの説明はできます。

    インフレーション宇宙論&人間原理です。

    h*ttp://kodamaforest.blog112.fc2.com/blog-entry-78.html

    https://www.nagaitoshiya.com/ja/2001/multiverse-anthropic-principle/

    PS.読書籠りに戻ります。^^
550×363

bigin2.jpg
/27KB
引用返信/返信 削除キー/
■7826 / inTopicNo.57)   無題
□投稿者/ minori -(2020/10/15(Thu) 21:08:06)
    そもそもなぜ宇宙はできたのか? という疑問。
    ビッグバンでできました、ではなく、なぜ宇宙というものができる
    必要があったのか、と言ったほうがいいかな。
    これなど典型的な「語りえぬこと」ではあるけれど、考えてみれば
    不思議でしかたない。

    爆睡している時、全身麻酔で爆睡しているような時でさえ、身体は
    ここにあり、宇宙からは出ていない。
    身体という形がなくなればいなくなれば出られるというか、宇宙からは
    いなくなるけれど。

    不思議なことはたくさんあるのが世界であり宇宙だ。
    語りえぬことのほうが多いのかもしれない、なんて思う。
    まだ分かっていないことについては、「そんなのはない」と決めつけ
    るのではなく、人間にはまだ分からないことなのだ、としておく
    柔軟性を持っていたい。
    例えばそれは、死後の世界だったり輪廻だったり、霊性だったり
    シンクロや予知に関するものだったり。
    過去生というものについては、私自身が自分のものについて分からない
    というのもあり、「そういうこともないとは言い切れないだろう。」と
    思うに留まっているのだけれど、予知の的中ということに関しては、
    私自身がわりあいに経験するので、語りえぬけれどあるかもしれないもの、
    として感じられる。
    予知ということに関しては、「時間」が関係してくるのかもしれない。
    「空間」もなのかな。
    それらは、人間の認識形式に特有のものだけれど、それを飛び越えて
    感じるものというのがあるのかもしれない。
引用返信/返信 削除キー/
■7817 / inTopicNo.58)   無題
□投稿者/ minori -(2020/10/15(Thu) 13:44:36)
    2020/10/15(Thu) 14:12:49 編集(投稿者)
    2020/10/15(Thu) 13:47:12 編集(投稿者)

    第四図的世界は、分類と意味付けが必要とされる世界、と表現できると思う。
    分類したり意味付けしないと落ち着かない気がするし、論理的ではないと感じる世界。
    第五図的世界は、分類や意味付けを必要としない世界。

    第四図的世界は、例えていうなら西洋哲学の世界。
    第五図的世界は、あらゆる限定から離れた世界。
    生まれたばかりの赤ちゃんの観る世界とも言えると思う。

    人が安らぐのは第五図的世界になると思う。
    分類や意味付けを行うための「思考」を必要としないのだから。
    しかし。 人の本性として「思考」したいというのはあると思うので、仮に思考を禁じられたリすればそれも安らげるものではないだろう。

    つまり。ほどほどにやれば、苦悩しなくていいんじゃないかと。
    しかし、そんなうまいことはいかないものですよね。^^
    とことん考え抜いてきたのが東洋・西洋とわず、哲学なのだと思います。

    そう、それで。 
    第四図的世界というのは、ヴィトゲンシュタインの「言語ゲーム」の世界ですね。
    言語ゲームの世界というのは、第四図的世界、と言ったらいいのかもしれないです。

    自分にだけ、もしくは同じ興味関心を持つ仲間内だったり、同じ民族、集団だったりのなかでだけ通じる思考形式や言葉が駆使されて世界というものは成り立っている、というのが「言語ゲーム」の意味で。

    しかし、この「言語ゲーム」という考え方自体が「言語ゲーム」ではないの?
    違う?(^▽^;)

    というより・・・仏教、キリスト教、非二元もそうだし、悟り、輪廻、十二支縁起、愛、天の国、「気づき」。
    これらも「言語ゲーム」だね、ということに、さっき、小松菜を持った瞬間に気づいた。


    いや〜、ヴィトゲンシュタインってすごいね。
    でも、「この、すごいね。」というのも「言語ゲーム」なのだ。

    もう笑うしかない。
引用返信/返信 削除キー/
■7816 / inTopicNo.59)  (削除)
□投稿者/ -(2020/10/15(Thu) 10:07:58)
    この記事は(投稿者)削除されました
引用返信/返信 削除キー/
■7815 / inTopicNo.60)  Re[32]: ヴィトゲンシュタイン
□投稿者/ minori -(2020/10/15(Thu) 09:23:32)
    ヴィトゲンシュタインはどうなんだろう?
    西洋的自我に疑問を感じたのだけれど、それを表現できない苦悩がハエ壺の譬えなのだろうか?
    このあたり、私にはさっぱり分からない。。。

    ・・・・・・

    いや、今、ちょっと調べたけどそこまではいってないというか、違うみたい。

    そもそも、考えても分からないようなことや言語表現できないものをなんとか考えたり表現しようとしている、その姿を「ハエ取り壺の中にいるハエ」に喩えている、ということなみたいですね。

    違うかもですが、とりあえず書いておきます。
引用返信/返信 削除キー/

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