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■7185 / inTopicNo.85)  いろいろ
  
□投稿者/ 田秋 -(2020/09/28(Mon) 22:53:18)
    こんばんは、floraさん

    2ヶ月半あった休みもあと二日でおしまい、10月から後期のの授業が始まります。微積を取ったのを後悔してるのと、漢文が思ったより難しい、イタリア語はどうなるかわかりましぇん。あと取ったのは、日本の古代中世、日本文学古典近代、日本語学入門、現代の国際政治、歴史と人間etc.です。

    ここへの書き込みも今までよりは少なくなると思います。

    絢爛豪華な日本の建物ってどこなんでしょうね?絢爛豪華の一要素に大きさというのがあると思うのですが、欧州に匹敵する大きさを持つのって江戸城とかですかね。御所なんかそんなに大きくないでしょう(大きいのかな)?

    日本は絢爛豪華にしようとしてもどこかに侘び寂びへの憧れ(?)があって、シェーンブルンとかベルサイユのような圧倒的なスケールを心底求めないところがありますか?・・・よくわかりません。


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■7164 / inTopicNo.86)  Re[10]: ビオラ、オペラハウス
□投稿者/ flora -(2020/09/28(Mon) 04:39:50)
    こんばんは、田秋さん。

    質問に対し、詳しくご説明くださりありがとうございました。

    >まずはご質問への回答から。
    >>素材も注文できるのですか?

    >出来るのかもしれませんが、しませんでした。表板は松、裏板は楓、
    表面と裏面の素材が異なるのですね。これも知りませんでした。

    >>年月が経てよく鳴るようになった場合、素材がどのようになったことなのでしょうか?
    >一つには乾燥というのがあります。乾燥してくると音がカーンと響くようになります。ただ、僕のビオラは20年乾燥の板で作ってもらったのでそれはあまり関係ありません。音はどんどん変わります。前回書いたように正しい振動を与えると木の分子の配列が一番良く響くように並んでくるとしか思えません(そんなことはないと思うのですが)。

    こんなサイトがありました。当然ご存じだとは思うんですが。
    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12116428182

    >CdeRさんの日本公演が中止とのこと、残念でしたね。聴きに行こうかちょっと迷っていました。あそこも観光地のせいか陽性者が結構多いのです。

    もし来年に公演がある場合はお知らせしますね。京都とかでも公演をなさっているようなので、地理的にはこちらのほうがいいですよね。

    英国では感染者の数も一日5000−6-000人ともいわれ-コロナの第二波がきているんじゃないかと思われます。ほぼ封鎖された都市も何か所かあります。うんざりしてしまします・・

    >オペラハウスの件
    >大統領専用ボックスがあるのはオペラ座です。ベルサイユ宮殿にあるオペラハウスには国王専用ボックスがありました。
    >フランスの政治のことはよくわからないのですが、初代大統領ナポレオン3世は1848年に大統領になっています。その後皇帝になってるんですね。2代大統領アドルフ・ティエールの在任期間は1871〜73年で、その後は切れ目なく大統領は居るようです。オペラ座の着工が1862年、竣工が1875年なので、このボックス席はフランス大統領用だと思います。

    すっかり勘違いをしていたのですが、ナポレオン3世の皇帝の時に建築が始まり、おそらく皇帝のために建物の西側に「皇帝のパヴィリオン」というのも作ったのですよね。ですから 最初はボックスは皇帝用だとずっと思っていました。
    フランスが大統領制になった時期もすっかり忘れていました(汗:)

    >ベルサイユ宮殿のオペラハウスの国王の席は、オペラハウス壁面に作られたボックス席の一番奥、舞台正面の一番奥にあります。現在のS席に該当する舞台正面の1階席は、昔は座席はなく貴族より身分の低い、例えば使用人や一般市民の立ち見の場所だったのだそうです。

    一階席の何もない部分はアリーナって呼ばれていませんでしたっけ?どうかな? 劇場、ネットでいろいろ見ていたんですが、ボリショイ劇場もすごいですね。

    日本で一番絢爛豪華な建物って何でしょうか? 欧州の王族の贅沢さは凄まじいものがありますね

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■7158 / inTopicNo.87)  ビオラ、オペラハウス
□投稿者/ 田秋 -(2020/09/27(Sun) 20:52:31)
    こんにちは、floraさん

    まずはご質問への回答から。
    >素材も注文できるのですか?
    出来るのかもしれませんが、しませんでした。表板は松、裏板は楓、指板は黒檀、ペグとテールピースは黒檀又は柘植(ペグとテールピースは普通同じ素材を使います)を使います。

    >どのようにスタイルが違うのですか?
    詳しくはわかりませんが、前回書いたように表板の隆起が違います。指板の下の部分が高くf字孔の辺りは低くなっています。クレモナタイプもそうなっていますが、隆起がブレシアタイプほど高くありません。

    >出来上がったビオラ
    高橋さんが持ってきてくれました。他の用事もあったのでしょうが、最後の調整(魂柱の位置)とかあるので。サントリーホールで試し弾きをして弦の選定などもしました。

    >振動しやすいということですか?
    そういうことだと思います。

    >年月が経てよく鳴るようになった場合、素材がどのようになったことなのでしょうか?
    一つには乾燥というのがあります。乾燥してくると音がカーンと響くようになります。ただ、僕のビオラは20年乾燥の板で作ってもらったのでそれはあまり関係ありません。音はどんどん変わります。前回書いたように正しい振動を与えると木の分子の配列が一番良く響くように並んでくるとしか思えません(そんなことはないと思うのですが)。

    CdeRさんの日本公演が中止とのこと、残念でしたね。聴きに行こうかちょっと迷っていました。あそこも観光地のせいか陽性者が結構多いのです。

    オペラハウスの件
    大統領専用ボックスがあるのはオペラ座です。ベルサイユ宮殿にあるオペラハウスには国王専用ボックスがありました。
    フランスの政治のことはよくわからないのですが、初代大統領ナポレオン3世は1848年に大統領になっています。その後皇帝になってるんですね。2代大統領アドルフ・ティエールの在任期間は1871〜73年で、その後は切れ目なく大統領は居るようです。オペラ座の着工が1862年、竣工が1875年なので、このボックス席はフランス大統領用だと思います。

    ベルサイユ宮殿のオペラハウスの国王の席は、オペラハウス壁面に作られたボックス席の一番奥、舞台正面の一番奥にあります。現在のS席に該当する舞台正面の1階席は、昔は座席はなく貴族より身分の低い、例えば使用人や一般市民の立ち見の場所だったのだそうです。



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■7155 / inTopicNo.88)  knowing itselfさん&田秋さんへ
□投稿者/ パニチェ -(2020/09/27(Sun) 20:23:22)
    knowing itselfさん、田秋さん、レスありがとうございます。

    No7152に返信(knowing itselfさんの記事)
    > パニチェさん レスありがとうございます。

    >>ニーチェ事典に載っていました。
    >>1870年のクリスマスに希望してコージマ・ワーグナーからモンテニューの全集をプレゼントされており、バーゼル時代には好んで読んでいたようです。

    >>反時代的考察では「私は正直という点でショーペンハウアーと同等の位置にある、いなもっと高い位置にある著述家をただ一人しか知らない。それはモンテーニュだ。(同書 第三篇 教育者としてのショーペン・ハウアー)」と評価しているようです。

    >>ありがとうございました。調べるきっかけになりました。


    > あてずっぽうでおかしなことをいったかなと若干不安でしたが、モンテーニュに最高度の評価を与えていた時期もあったということでしょうか。

    あてずっぽうどころか大正解でした。さすがです!
    ニーチェがここまで評価しているのは、あとドフトエフスキーくらいしか知りません。


    田秋さん、いってらっしゃい。
    モンテニューのことまた教えて下さい。
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■7153 / inTopicNo.89)  モンテーニュ
□投稿者/ 田秋 -(2020/09/27(Sun) 19:46:14)
     パニチェさん、knowing itselfさん こんばんは。

    では、頑張って講義を受けたいと思います。
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■7152 / inTopicNo.90)  Re[7]: エセー
□投稿者/ knowing itself -(2020/09/27(Sun) 19:36:29)
    パニチェさん レスありがとうございます。

    > ニーチェ事典に載っていました。
    > 1870年のクリスマスに希望してコージマ・ワーグナーからモンテニューの全集をプレゼントされており、バーゼル時代には好んで読んでいたようです。
    >
    > 反時代的考察では「私は正直という点でショーペンハウアーと同等の位置にある、いなもっと高い位置にある著述家をただ一人しか知らない。それはモンテーニュだ。(同書 第三篇 教育者としてのショーペン・ハウアー)」と評価しているようです。
    >
    > ありがとうございました。調べるきっかけになりました。


    あてずっぽうでおかしなことをいったかなと若干不安でしたが、モンテーニュに最高度の評価を与えていた時期もあったということでしょうか。
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■7114 / inTopicNo.91)  Re[6]: エセー
□投稿者/ パニチェ -(2020/09/26(Sat) 21:25:04)
    レスありがとうございます。

    No7111に返信(knowing itselfさんの記事)
    > 横レス失礼します。
    > 「エセー」は一応全巻読みました。内容は忘れましたが(笑)。
    > 〈私〉哲学との関係はともかく、かのニーチェはモンテーニュ的な精神を評価していたと思いますよ。ニーチェのフランス的なモラリスト好みからいって、その元祖ともいうべきモンテーニュを悪しざまにいうことはないと思います。

    ニーチェ事典に載っていました。
    1870年のクリスマスに希望してコージマ・ワーグナーからモンテニューの全集をプレゼントされており、バーゼル時代には好んで読んでいたようです。

    反時代的考察では「私は正直という点でショーペンハウアーと同等の位置にある、いなもっと高い位置にある著述家をただ一人しか知らない。それはモンテーニュだ。(同書 第三篇 教育者としてのショーペン・ハウアー)」と評価しているようです。

    ありがとうございました。調べるきっかけになりました。

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■7111 / inTopicNo.92)  Re[5]: エセー
□投稿者/ knowing itself -(2020/09/26(Sat) 20:44:17)
    横レス失礼します。

    「エセー」は一応全巻読みました。内容は忘れましたが(笑)。
    〈私〉哲学との関係はともかく、かのニーチェはモンテーニュ的な精神を評価していたと思いますよ。ニーチェのフランス的なモラリスト好みからいって、その元祖ともいうべきモンテーニュを悪しざまにいうことはないと思います。
引用返信/返信 削除キー/
■7110 / inTopicNo.93)  エセー
□投稿者/ パニチェ -(2020/09/26(Sat) 20:05:55)
    こんばんは、田秋さん。

    No7090に返信(田秋さんの記事)

    > 話変わって、放送大学の後期の授業で《歴史と人間》という授業を取ることにしました。その中でモンテーニュを学びますが、彼は「何年も前から、わたしは、ひたすらわたしだけを思索の対象として、もっぱら自分を検査し、研究してきた。(中略)描写の困難さにおいては、自己を描くことに匹敵するものはないし、これほど役に立つものもない」と言っています。これってパニチェさんがか〈私〉と表現しているものと似ているのですかね?

    モンテーニュって知らないのでWikipediaとか自宅にある哲学事典で調べたところ「モンテーニュの目的は人間、特に彼自身を、完全に率直に記述することである(Wikipedia『エセー』より)」、エセーの考察対象である『われ』は「人間として在り方の枠内にある『われ』のことである(哲学事典)」ということですから、〈私〉とはかけ離れているように思います。

    〈私〉は記述不可能ですし、人間全体の在り方とは全く異なりますので。^^


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■7102 / inTopicNo.94)  Re[5]: 楽器のこと
□投稿者/ flora -(2020/09/26(Sat) 18:58:05)
    こんにちは、田秋さん

    高橋さんの楽器との出会いのエピソードありがとうございます。

    >ビオラはヴァイオリンのように規定のサイズというものがありません。楽器によって5センチくらい大きさが違います。弾き手にとって1センチの違いは大変な違いなのです。

    私はヴィオラも大きさ等に規格があるのかと思っていました、時としてヴィオラが大きく見える演奏者いたとしてもそれは演奏者が小柄だからとばかり思っていました。素材も注文できるのですか?

    >そこで今持っているビオラのコピーを作ってもらうことにしました。彼はクレモナの職人でしたが、僕の楽器はそこから少し北にあるブレシアの楽器でした。スタイルが違うのです。クレモナの方が表板の隆起がなだらかです。でも彼はブレシアタイプの楽器を作ることに興味がわき、作ってもらうことになりました。

    どのようにスタイルが違うのですか?

    >作業は約4ヶ月、この時ほどスカイプが役に立ったことはありません。細かい相談や作業の進行状況がわかりワクワクする4ヶ月でした。イタリアコンテンポラリーの楽器の値段は作った人で値段が決まっています。その時の彼の楽器の値段は5000ユーロ、当時の円換算で60万でした。出来てきた楽器のことは凄く気に入りました。最初はオールドと半々くらいの割合で弾いていましたが、今は殆ど高橋さんの楽器を弾いています。

    はい、スカイプ等ですと映像も見れますものね。出来上がった楽器ですが、空輸されたのですか? その場合保険とか大変ではなかったでしょうか?

    >音の深さはオールドが勝るのですが、パワーが全然違うのです。70歳くらいのおばあさん(1634年の楽器)と18歳くらいのピチピチギャル(死語?)の違いです。ガンガン弾いても音が潰れません。それまで音が潰れるのは右手のプレスが原因かと思っていましたが、それだけではなかったのです。かといって教養は一応身に付けている感じで、後は弾き手の育て方次第でした。楽器というのは弾きようによって育ち方が全然違ってきます。正しい弾き方をしていると楽器の木の分子の並び方がちゃんとしてくる(ような)イメージです。

    そうなんですか。全く知りませんでした。
    >中には育たない楽器もありますし、逆にプレーヤーを育ててくれる楽器もあります。聞いた話によるとストラディヴァリは弾き手を選ぶそうです。
    ちらっと思ったのですが、フェラーリやマセラッティ等の超高級車と似ていますね。

    >そうそう、一つだけ作る際に注文を付けました。楽器の木を薄くしないでくれということです。木が薄いと最初からよく鳴るのです。

    振動しやすいということですか?

    >その代わりへたり方も早いのです。どうしてそういう楽器を作るのかというと、コンテンポラリーの楽器の多くはアマチュアが買います。彼らはじっくりと楽器を育てるのではなく、すぐ鳴る楽器を望むのです。楽器屋もその方が売りやすいのです。「どうです、よく鳴るでしょう!」

    年月が経てよく鳴るようになった場合、素材がどのようになったことなのでしょうか?
    質問ばかりで、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

    >オペラ座の話は次回で

    はい、よろしくお願いいたします。

引用返信/返信 削除キー/
■7094 / inTopicNo.95)  楽器のこと
□投稿者/ 田秋 -(2020/09/26(Sat) 15:56:17)
    こんにちは、floraさん

    高橋さんの楽器と出会いは偶然が重なっています。事の発端は2010年3月のみなとみらいでの演奏会でした。GPが終わり、バックステージの溜まり場でテーブルに楽器を置き、喋っていました。なんの気なしに楽器を持ち上げた途端、ものすごく嫌な音がしたのです。何か剥がれた音でした。楽器を顎で挟む辺りの裏板が10センチ位大きく剥がれていたのです。そこから覗くとf字孔が見えました。とても弾ける状態ではありませんでした。
    そのテーブルの隣に高橋さんがいたのです。何故いたのかと言うと、何かの用事で帰国していて、日フィルのビオラの先輩と高橋さんが知り合いで、その先輩に会いに来ていたのです。それと自分が作ったビオラの試し引きをていもらうという目的もありました。ですからビオラ持参で来ていたのです。

    それで高橋さんに頼んで楽器を貸してもらいました。その4〜5日後に室内楽の本番もあったので、楽器の修理も頼みました。室内楽の本番までは高橋さんの楽器を借り、当日持ってきてもらうことにしました。
    僕はそれまでセカンド楽器を持っておらず、楽器の修理の度に店で楽器を借りていました。売り物ですから値段もわかります。100万以下の楽器でまともなものはありませんでした。ミカン箱?
    室内楽の本番までの間、高橋さんの楽器で練習していましたが、良い音がしていました。ちゃんとビオラの音がします。それで楽器の注文をすることにしました。

    ビオラはヴァイオリンのように規定のサイズというものがありません。楽器によって5センチくらい大きさが違います。弾き手にとって1センチの違いは大変な違いなのです。そこで今持っているビオラのコピーを作ってもらうことにしました。彼はクレモナの職人でしたが、僕の楽器はそこから少し北にあるブレシアの楽器でした。スタイルが違うのです。クレモナの方が表板の隆起がなだらかです。でも彼はブレシアタイプの楽器を作ることに興味がわき、作ってもらうことになりました。

    作業は約4ヶ月、この時ほどスカイプが役に立ったことはありません。細かい相談や作業の進行状況がわかりワクワクする4ヶ月でした。イタリアコンテンポラリーの楽器の値段は作った人で値段が決まっています。その時の彼の楽器の値段は5000ユーロ、当時の円換算で60万でした。出来てきた楽器のことは凄く気に入りました。最初はオールドと半々くらいの割合で弾いていましたが、今は殆ど高橋さんの楽器を弾いています。

    音の深さはオールドが勝るのですが、パワーが全然違うのです。70歳くらいのおばあさん(1634年の楽器)と18歳くらいのピチピチギャル(死語?)の違いです。ガンガン弾いても音が潰れません。それまで音が潰れるのは右手のプレスが原因かと思っていましたが、それだけではなかったのです。かといって教養は一応身に付けている感じで、後は弾き手の育て方次第でした。楽器というのは弾きようによって育ち方が全然違ってきます。正しい弾き方をしていると楽器の木の分子の並び方がちゃんとしてくる(ような)イメージです。
    中には育たない楽器もありますし、逆にプレーヤーを育ててくれる楽器もあります。聞いた話によるとストラディヴァリは弾き手を選ぶそうです。

    そうそう、一つだけ作る際に注文を付けました。楽器の木を薄くしないでくれということです。木が薄いと最初からよく鳴るのです。その代わりへたり方も早いのです。どうしてそういう楽器を作るのかというと、コンテンポラリーの楽器の多くはアマチュアが買います。彼らはじっくりと楽器を育てるのではなく、すぐ鳴る楽器を望むのです。楽器屋もその方が売りやすいのです。「どうです、よく鳴るでしょう!」

    オペラ座の話は次回で
引用返信/返信 削除キー/
■7090 / inTopicNo.96)  Re[3]: 中国語の部屋
□投稿者/ 田秋 -(2020/09/26(Sat) 14:15:07)
    パニチェさん、こんにちは。

    レス、ありがとうございます。

    僕の何となくの予想ですが、昨今のAIの指数関数的な進歩やそれが出来ると信じて研究している人間がいる限り、心を持つ(或いはそのように見える)AIは絶対に出来ないとは断言出来ない気がします。


    話変わって、放送大学の後期の授業で《歴史と人間》という授業を取ることにしました。その中でモンテーニュを学びますが、彼は「何年も前から、わたしは、ひたすらわたしだけを思索の対象として、もっぱら自分を検査し、研究してきた。(中略)描写の困難さにおいては、自己を描くことに匹敵するものはないし、これほど役に立つものもない」と言っています。これってパニチェさんがか〈私〉と表現しているものと似ているのですかね?
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