(現在 過去ログ1 を表示中)

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 親記事をトピックトップへ ]

このトピックに書きこむ

レス数の限度を超えたのでレスできません。

(レス数限度:100 現在のレス数:100) → [トピックの新規作成]
■6057 / inTopicNo.97)  Re[4]: しかし何だべな。
  
□投稿者/ エフニ -(2020/09/04(Fri) 04:58:41)
    このジョン・ケージの主張が正しいとするならば、古池は無音ではなかったことになります。

    芭蕉は写生句ではなく(もちろん蛙が池に飛び込む等の原体験はあったと思います。)、観念を構築した句を創造したことになります。

    この辺は、俳人の加藤楸邨(しゅうそん)の解釈に全面的に依存します。

    新池ではなく古池としたことで、静的世界の過去からの永遠の時の流れを表します。

    蛙は動的世界の象徴で、ある一瞬に、「静と動」の世界が邂逅します。

    その一瞬は直ちに消滅し、また永遠の静的世界が続きます。

    しかしこの邂逅の一瞬は豊饒な一瞬で、無限定の世界を文節し、意味を生起・付与させます。

    この一瞬をとらえたのが、「古池や〜」の句だということです。
引用返信/返信 削除キー/
■6056 / inTopicNo.98)  Re[3]: しかし何だべな。
□投稿者/ エフニ -(2020/09/04(Fri) 04:40:36)
    >具体例の補足をお願いします。<

    ジョン・ケージという音楽家がいました。

    彼は「無響室」に入った経験があり、その中に於いても、神経の働く音と血液が流れる音が聞こえたと言いました。(何故か、呼吸音と心臓の鼓動音については言いませんでした。

    その経験を持って、ある実験的な演奏会を開きます。

    これは、全世界を震撼させた「4分33秒」のことです。

    まぁ、一言で言えば、演奏会でありながら、全く演奏しなかったのですね。

    ジョン・ケージはそこで、聴衆の息遣い、ざわめき等を聞き、世界に無音は無いのだという「無響室」での体験を再確認します。
引用返信/返信 削除キー/
■6055 / inTopicNo.99)  Re[2]: しかし何だべな。
□投稿者/ エフニ -(2020/09/04(Fri) 04:25:33)
    >どうもですね、わたし、(「さび」=「陰影、陰性の美」)がわかるようでわからない。<

    実は哥哥もそうです。

    妹君ちゃんが挙げた三つの歌は、皆、さび(または、わび)を表しているように哥哥も思います。

    最後の定家の歌(彼はこの歌を若くして作ったのですが)は、「無常の世界での、生きることの哀しみ、寂寥」を歌った素晴らしい歌だと思っています。

    因みに、利休は、この定家の歌を、「わびの心髄を最もよく表した名歌である」としました。

    >絢爛豪華で なんか自由な雰囲気のある安土桃山時代に<

    戦国武将達の成金趣味への反発・反動が大きかったようです。

    日本人のおもてなしの精神も、この利休の「お茶の世界」から生まれたのですよね。
引用返信/返信 削除キー/
■6054 / inTopicNo.100)  しかし何だべな。
□投稿者/ エフニ -(2020/09/04(Fri) 03:19:49)
    妹君ちゃん、こんばんは〜〜

    >ちょっと混乱しているかもです。<

    ごめんなさい、哥哥の説明が統一性が無くて、解り難かったと思います。

    >まあ。起きていても(目覚めて)眠っていても「抑圧」は働くという事かなぁ。<

    ズバリそういうことです。

    哥哥の説明が悪くて、すいませんでした。
引用返信/返信 削除キー/
■5994 / inTopicNo.101)  最初の人類は子守歌に何を聴いたか?5
□投稿者/ パニチェ -(2020/09/02(Wed) 08:01:40)
    あるいは脳の無い植物に心はあるか?

    トピ主:エフニさん

    引き続きよろしくお願いします。
引用返信/返信 削除キー/

<前の12件

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 >>
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -