| >「観念を構築」・・・難しいです。<
加藤楸邨は、俳句は世界を二つに断裁するほどの力があるという信念の持ち主でして、蛙が跳び込んで世界が断裁される、無音でなくても、少なくとも跳び込む音よりも静寂だった世界と、動の世界が、俳句によって断裁されるというのが、彼の信念によって構築された観念であると哥哥は理解しました。
>ありがとうございました。<
拙劣な説明で申し訳ありませんでした。
楸邨の思想を、天地創造の話と同型対応させて考えれば、イメージが掴みやすいかも知れません。
永遠のカオスに、一瞬、不動の動者・第一原因者からの、「光あれ!」というロゴス(言葉)から、万物が創造され、カオスがコスモスになった。
世界はその一瞬に分節された(断裁された)というのとの同型対応。
だめ?
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