| 2020/08/02(Sun) 08:39:05 編集(投稿者)
以下、思いつくままに科学の定義
1.実証性(実験や観測によって検証できなくてはならない) 2.反証可能性(理論や仮説が誤りであることを確認するテストが可能である) 3.計測可能性(実験や観測によって計測できる) 4.再現性(同じ方法やメカニズムで再現することができる) 5.自然の斉一性(自然はいつでもどこでも同じ法則に従っている)
〈私〉は科学の対象か?→意識の超難問→「何故、私は他の誰でもなく、この私なのか?」
1.他者にとって〈私〉は実証対象にならない。自分自身で〈私〉は実証できない。(実証する側であり対象にはなりえない) 2.実験や観測する側であり、実験や観測する対象になりえない。 3.機器(脳のスキャンも含め)を用いても計測不可能である。 4.再現不可能である(再現された意識は〈私〉ではありえない)。 5.〈私〉はいつでもどこでも同じ自然法則によって生じえない。
意識は科学の対象か?→意識の難問→どのようにして主観的な意識体験が生じるのか?
1.チューリングテスト 2.チューリングテスト 3.脳のスキャニング、脳波の計測 4.メカニズムが解明されれば再現性は伴う。 5.メカニズムが解明されれば自然の斉一性を伴う。
上記のことから可能性として何が言えるか?
意識は科学の対象であり、脳や身体性の随伴現象、または物理的に解明される可能性はあるが、〈私〉は科学の対象となりえず、脳や身体性の随伴現象として物理的に解明される可能背はない。 〈私〉は科学の対象となりえず、脳や身体性の随伴現象として物理的に解明される可能背はないにもかかわらず、自明でかつ確たる存在である。
故に〈私〉は非物理的な存在である。 〈私〉は〈魂〉の可能性がある。
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