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■4945 / inTopicNo.25)  Re[55]: 黒崎政男先生の本
  
□投稿者/ pipit -(2020/08/06(Thu) 22:24:38)
    p143〜

    第二版書き換え問題

    『純粋理性批判』初心→感性と悟性という異質なものの合一により認識は成立する。

    第二版、、、B135 (黒崎先生の本、2章に戻りp130より引用)
    『結合は決して対象のうちに存在していて知覚によって取り出されるようなものではない。
    この結合はまったく悟性のなすわざである。つまり、悟性は、ア・プリオリに結合する能力であり、また直観における多様な表象を統覚によって統一する能力にほかならない。
    そしてこの統覚の統一という原則こそ、人間の認識全体の最高の原理なのである。(B135)

    黒崎先生の解説
    『カントは感性と悟性とを、まったく二つの認識の要素と位置づけ、議論も「感性論」と「論理学・分析論」と別々に論じてきた。
    しかし、「超越論的演繹論」のここに至って、感性の側に属するとされてきた「直観」が、悟性の最高原則たる「超越論的統覚」の条件にしたがうというのである。
    確かに、対象は感性に「与えられ」なければならない。しかし、それは、まったくの多様・混沌として与えられるのであって、なんらの形も意味も有してはいない。
    この直観の多様が、きちんとした〈客観(Objekt)〉として表れるためには、この統覚の根源的統一にあずからなければならない、というのである。
    感性と悟性の二元論は、受容性と自発性の二元論であるが、ここにいたって、悟性の自発性ひ、ついに感性のうちにまで染みだしていくことになるわけである。』p129より引用

    ここまでは、第二版について。

    三章に戻る。
    黒崎先生曰く、悟性の力強すぎない?初心は?

    ここから、第一版の話になる。

    初心に沿ってるのかな?
    次はp147から。

    おつかれさまです、おやすみなさい ☆彡
引用返信/返信 削除キー/
■4943 / inTopicNo.26)  黒崎政男先生の本
□投稿者/ pipit -(2020/08/06(Thu) 22:01:03)
    『カント『純粋理性批判』入門』
    黒崎政男先生、講談社選書メチエ

    の、3章【『純粋理性批判』の動揺】p141〜
    を、理解しながら読むことにチャレンジします。

    A カントの不安
    B 理性の深淵

    まずは、
    Aカントの不安
    1 ハイデッカーのカント解釈


引用返信/返信 削除キー/
■4938 / inTopicNo.27)  Re[53]: pipitさまへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/08/06(Thu) 18:56:04)
    フッサールもね、デカルトのやカントの、に影響を受けてると思うん。
引用返信/返信 削除キー/
■4937 / inTopicNo.28)  Re[52]: フッサール
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/08/06(Thu) 18:47:18)
    ■4933、minoriさま、反応ありがと。

    >原文をそのまま訳した本なのかな?<
    そう、『デカルト的省察』フッサール著/浜渦辰二訳/岩波書店

    >もしそうなら、全然わかってない私には難しすぎるかも。<
    そんなことないと思うよ。少し抜粋して見るね。

    【哲学を学びたての人にも、デカルトの『省察』が奇妙な思考を辿ることは、知られている。その思考の筋道を、ここで一緒に思い出してみよう。『省察』の目標は、哲学を絶対的に基礎づけられた学問へと、全面的に改革することだった。このことはデカルトにとって、それに応じてあらゆる学問を改革することも含んでいた。というのも、デカルトによればこれらの学問は、唯一の普遍的な学問である哲学の、非自立的な構成要素にすぎないからだ。それらは、体系的に統一されて初めて、真正の学問となることができるのだ。ところが、歴史的に形成されてきたあらゆる学問には、この真正さが欠けていた。その背後に遡ることができないような絶対的な洞察に基いて、一貫した究極的な基礎づけを行うことが持っている真正さ、が欠けていたのだ。したがって、そのような、絶対的に理性的な基礎づけによって諸学を普遍的に統一する、という哲学の理念を満たすように、根本的に建て直すことが必要だった。このような建て直しの要求は、デカルトにおいては、主観的に剥けられた哲学という形式をとった。そして、この主観への転向は、二つの段階において行われた。・・・】p18
    ね?
    紹介してもらった竹田さんのより読みやすくない?
    あ、『デカルト的省察』、ムリに、じゃないからね。あくまでも参考なればって。

    >大辞林 第三版の解説<
    >両者の「超越論的」の違いを、ちょうど辞書で見つけられたよ<

    すご!

    >フッサールのは・・・例を出してみるね。
    ・・・・・
    私はいまコーヒーを飲んでいる。このとき、「私はコーヒーを飲んでいる。」という認識は、客観認識、つまり「超越的」認識である。しかしこれは、絶対的に正しいとは言えない。「超越」はつねに可疑性をもつからだ。
    しかし「内在」の要素をみよう。なんどもいうように、「私はコーヒーを飲んでおいしいと感じている」という時、この「おいしい」と感じる意識体験自体は、それが「偽物」であろうと「夢」であろうと、絶対的に〃与えられている〃といえる。これが「実的内在」で不可疑である。
    ・・・・・・
    はじめてのフッサール『現象学の理念』 竹田 青嗣 p104より引用<

    なんか竹田さんの方が難しそう。

    で、例の、〈私はいまコーヒーを飲んでいる〉をわたしなりに考えて見たのを。

    「私はコーヒーを飲んでいる。」は、〈私は「私はいまコーヒーを飲んでいる」と思う。〉ってなって、〈私は「・・・」と思う〉っていうことで、「私はいまコーヒーを飲んでいる」は私に思われたもの。
    でもね、わたしが〈いまコーヒーを飲んでるとき〉、わたし、わざわざ「私はいまコーヒーを飲んでいる」なんて思いながらコーヒー飲んでないと思う。〈コーヒー、美味しい〉って思うかもしれないけど。

    もしかりに、「私はいまコーヒーを飲んでいる」って思いながらコーヒー飲んでいる、ってしますね。
    でもね、そう「思う」前に、すでに〈コーヒー、飲む、美味しい〉っていうのあるっていうこと。
    「私はいまコーヒーを飲んでいる」っていう、わたしに「思われたもの」、これが能動的総合で、〈コーヒー、飲む、美味しい〉は感性によって“すでに”総合(受動的総合)されているものがある、っていうこと。

    〔能動的総合はすべて受動的総合を土台にして行われる〕(「現象学事典」より)。

    わたしだったら、こう見みることになったよ。

    竹田言、〔これが「実的内在」で不可疑である〕 ん?ん?
    この人、なに言ってるのかしら?



引用返信/返信 削除キー/
■4936 / inTopicNo.29)  Re[51]: フッサール
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/08/06(Thu) 18:26:11)
    ■4935 、
    あら、knowing itselfさまも
    >わたしのとも違う<
    って思うのね。ちょっとうれしい。
    どうしても、「竹田さんのフッサールの」、ってなっちゃうのよね〜。
    これ、しょうがないことだってわたし思うのね。

    メルロはこんなこと言ってる。
    【身振りの意味は与えられるのではなくて了解される、つまり、目撃者の作用によって捉え直されるのである。】
    って。メルロのばあい、「言葉」も「身振り」のひとつとしてるよ。

引用返信/返信 削除キー/
■4935 / inTopicNo.30)  Re[49]: フッサール
□投稿者/ knowing itself -(2020/08/06(Thu) 15:16:49)
    悪魔ちゃん 横です

    > >現象学は、「絶対的に正しい認識」の基礎づけではなく、むしろその反対のこと、@なぜ、「絶対的に正しい認識が不可能なのか」、Aにもかかわらず、なぜ、「妥当な認識」は存在しうるのか、を解明する学である。
    > ・・・・・
    > はじめてのフッサール『現象学の理念』 竹田 青嗣<
    > なんか竹田さんのと、わたしのとは違う。ま、わたし専門家じゃないから、確かじゃないよ。

    わたしのとも違う。竹田青嗣思想というのは独特なんだよね。
引用返信/返信 削除キー/
■4934 / inTopicNo.31)  pipitさんへ
□投稿者/ minori -(2020/08/06(Thu) 08:16:36)
    pipitさん、レスありがとうございます。


    > 私も、現象学は興味はあるのですが、
    > 難しそうなので、勉強するかどうかはまだ迷ってます。
    > 今まで購入した、哲学入門本には、必ずといっていいほど現象学のことは入ってそうだから、機会があれば、そちらから読み直したりしようかな、と、思いました。

    哲学入門本・・・時代順に有名どころの哲学者の考えが簡単にまとめられてる本を私も二冊だけは持ってて、そういうのを読むと、「おもしろそう。」なんですが、少し詳しく知ろうとするといきなり手こずります。(>_<)


    > 竹田先生の現象学の本を購入されたのですね!
    > 読書の夏ですね(o^^o)♪


    難しすぎるので、ネットで調べながら読むしかなさそうです。。。
    カントは人気があるので本の種類も多いけど、フッサールは入門書が少ないみたいです。


    > またどんな話題でもいいので、お好きなこと書き込みしていただければ嬉しいですo(^▽^)o
    >
    > 庭の草取り、憂鬱ですね〜
    > 涼しい時にしとけばよかった、、、と、いつも、思いますが、後の祭りです(T_T)

    ありがとうございます。(^O^)

    草取り、蚊に刺されながらしぶしぶしてます。

    暑い中、マスクも欠かせず厳しい夏ですが、乗り切りたいですね。^^
引用返信/返信 削除キー/
■4933 / inTopicNo.32)  Re[49]: フッサール
□投稿者/ minori -(2020/08/06(Thu) 08:01:25)
    悪魔ちゃん、レスありがとうございます。


    > >現象学は、「絶対的に正しい認識」の基礎づけではなく、むしろその反対のこと、@なぜ、「絶対的に正しい認識が不可能なのか」、Aにもかかわらず、なぜ、「妥当な認識」は存在しうるのか、を解明する学である。
    > ・・・・・
    > はじめてのフッサール『現象学の理念』 竹田 青嗣<
    > なんか竹田さんのと、わたしのとは違う。ま、わたし専門家じゃないから、確かじゃないよ。
    >
    > もし、フッサール現象学に興味あるんだったら、『デカルト的省察』がわたしのおすすめ。(わたしフッサールのはこれしか読んでない、メルロがメイン)

    原文をそのまま訳した本なのかな? もしそうなら、全然わかってない私には難しすぎるかも。。。


    > この本でフッサールはカントの用語「超越論的」っていう語を使ってるけど、メルロが【フッサールの「超越論的なもの」はカントのそれとは違う】っていうように、カントの「超越論的」の意味で見るとおかしくなっちゃうよ。

    ・・・・・
    大辞林 第三版の解説

    ( 形動 ) 〔ドイツ transzendental〕
    &#12312;哲&#12313;
    @カントの批判主義における根本概念。さまざまな経験が可能となり構成される根拠・条件にかかわるさま。「先天的」とは異なり、先天的認識がいかに可能かを問題とする認識についていう。先験的。
    Aフッサールの現象学では、超越的に与えられる実在の本質を判断中止したのちの純粋意識の領域に関するさまをいう。
    ・・・・・

    両者の「超越論的」の違いを、ちょうど辞書で見つけられたよ。^^
    カントのは、先験的と言い換えられるもの。

    フッサールのは・・・例を出してみるね。
    ・・・・・
    私はいまコーヒーを飲んでいる。このとき、「私はコーヒーを飲んでいる。」という認識は、客観認識、つまり「超越的」認識である。しかしこれは、絶対的に正しいとは言えない。「超越」はつねに可疑性をもつからだ。

    しかし「内在」の要素をみよう。なんどもいうように、「私はコーヒーを飲んでおいしいと感じている」という時、この「おいしい」と感じる意識体験自体は、それが「偽物」であろうと「夢」であろうと、絶対的に〃与えられている〃といえる。
    これが「実的内在」で不可疑である。
    ・・・・・・
    はじめてのフッサール『現象学の理念』 竹田 青嗣 p104より引用

    可疑性をもつからだ、という一つ目の文章が、判断停止について。

    「実的内在」で不可疑である、という二つ目の文章が、超越論的に当たるのかな、と考えました。


    > minoriさまは、子どもの頃、に関心があるみたい、ってわたし見てるんだけど、
    > 現象学では「現象学的還元」っていう方法をとることや「発生」っていうのは、その頃の、について、だとわたし、見てる。

    「発生」?  そういう語も出てくるんだね。
    まだ全然わからないです。


引用返信/返信 削除キー/
■4929 / inTopicNo.33)  悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2020/08/05(Wed) 22:04:18)
    こんばんは。

    > >悪魔ちゃん、メルロさんの作品読んで、楽しい、とか、嬉しい、の?考えてたことが、一緒のことが多い、みたいなかんじなの?<
    > うん、そうね、「嬉しい」っていう感じかな?<

    そうか、嬉しい、なんだね。
    悪魔ちゃんは、メルロの著述なんだね。
    私も、カントの著述を読むの、ブーブー言いながらも、楽しいし、嬉しい。


    > ごめんね、現象学の話題になっちゃってる。
    >
    > メビウスでもそうだったんだけど、メルロ現象学にあまり興味ある人いないみたい。だから、間接的に、ね。<

    悪魔ちゃんは悪魔ちゃんで好きなこと書いてね。
    私の印象だけど、カントより現象学の方が興味ある人多そうな気がしてるよ。
    書き込みしてくれたら嬉しいね。


    > pipitさまの『純粋理性批判』、続けて。
    > わたし、楽しみにしてるん。<

    ありがとう。p(^_^)q


    > 学校の答案用紙みたいに、なにか、答えがあるわけじゃないし、何か正解があるわけじゃないことに、何か答えや正解を求めようとすること、こういうのって、わたし楽しい。
    > こういうのが、「ここ」なのかな?って思ったりもする。<

    世界は不思議だね!
引用返信/返信 削除キー/
■4928 / inTopicNo.34)  minoriさんへ
□投稿者/ pipit -(2020/08/05(Wed) 21:52:11)
    こんばんは!
    急に暑くなりましたね、minoriさんは湿気が苦手なんですよね。
    湿気あると体力奪われる気がしますね。おつかれさまです。

    > 竹田先生の超解読シリーズで、フッサールの『現象学の理念』の入門があったので、最初のところだけとりあえず読んだけど、難しい。。。。
    > カントももちろん超難しいのですが、詳細なところに拘らずにさえいれば言わんとするところは伝わってくると思うのです。<

    私も、現象学は興味はあるのですが、
    難しそうなので、勉強するかどうかはまだ迷ってます。
    今まで購入した、哲学入門本には、必ずといっていいほど現象学のことは入ってそうだから、機会があれば、そちらから読み直したりしようかな、と、思いました。



    > 現象学は、「絶対的に正しい認識」の基礎づけではなく、むしろその反対のこと、@なぜ、「絶対的に正しい認識が不可能なのか」、Aにもかかわらず、なぜ、「妥当な認識」は存在しうるのか、を解明する学である。
    > ・・・・・
    > はじめてのフッサール『現象学の理念』 竹田 青嗣
    > p7より引用
    >
    > 引用した竹田さんの説明を読む限りでは、カントの認識論とそう遠くなさそうにも思えるのだけど、どこがどう違うのか、はまだちっともわかりません。<

    竹田先生の現象学の本を購入されたのですね!
    読書の夏ですね(o^^o)♪

    またどんな話題でもいいので、お好きなこと書き込みしていただければ嬉しいですo(^▽^)o

    庭の草取り、憂鬱ですね〜
    涼しい時にしとけばよかった、、、と、いつも、思いますが、後の祭りです(T_T)




引用返信/返信 削除キー/
■4927 / inTopicNo.35)  (削除)
□投稿者/ -(2020/08/05(Wed) 21:46:28)
    この記事は(投稿者)削除されました
引用返信/返信 削除キー/
■4926 / inTopicNo.36)  Re[49]: pipitさまへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/08/05(Wed) 21:34:03)
    ■4905
    >悪魔ちゃん、メルロさんの作品読んで、楽しい、とか、嬉しい、の?考えてたことが、一緒のことが多い、みたいなかんじなの?<
    うん、そうね、「嬉しい」っていう感じかな?

    ごめんね、現象学の話題になっちゃってる。

    メビウスでもそうだったんだけど、メルロ現象学にあまり興味ある人いないみたい。だから、間接的に、ね。

    pipitさまの『純粋理性批判』、続けて。
    わたし、楽しみにしてるん。

    学校の答案用紙みたいに、なにか、答えがあるわけじゃないし、何か正解があるわけじゃないことに、何か答えや正解を求めようとすること、こういうのって、わたし楽しい。
    こういうのが、「ここ」なのかな?って思ったりもする。


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