| おはようございます、ディディモさん
渡邊暁雄先生はよく「オケ全体がうねる様に弾いて」と言われました。「うねる」とは曲に合わせてプレーヤーの体が揺れることで、あたかも海の波のようにみえます。体の動きが自然にそうなる演奏はいい演奏です。指揮者の下、心が一つになっているからです。観客としてそういう演奏を経験すると心に残ります。ところがそれをずっと後になって思い出すと、音ではなく視覚の記憶が残っている、ということがあります。
音楽って色々な要素があるんですね。強ち「内田光子さん、カッコいい!」というのも不謹慎(?)ではないと思います。
音楽だけでなく芸術一般「〜すべき」というのは無いと思います。敢えて言うなら「自分の感性を大事にすべき」ですかね。
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