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■9756 / inTopicNo.13)  Re[38]: マタイの法則
  
□投稿者/ 勿忘草 -(2020/12/06(Sun) 10:28:17)
    knowing itselfさん、あと、疑問に思ったことがあります。

    「それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに・でお話しになるのですか」。
    そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。

    おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
    だから、彼らには・で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。

    こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。

    この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。」(マタイによる福音書第13章)

    これって、イエス様の話を聞こうとして集まっていた多くの群衆には、喩えで話されたということは、多くの群衆は、喩えの意味が分からない訳ですから、なんのこっちゃということで端的に救われないということですね。

    弟子たちには、「天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。」ということは、弟子のようにチョッとした人しか理解できないため救われる人は「畑に隠してある宝」であり「高価で良い真珠」のように極稀だと分かります。

    なぜ、神の計画というか予定というのは、不平等で選別されている階級があるのでしょうか。

    ここが「マタイの法則」と言われる所以なのかなと思うのですが、knowing itselfさんは、どう思われるでしょうか。





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■9752 / inTopicNo.14)  マタイの法則
□投稿者/ 勿忘草 -(2020/12/06(Sun) 09:24:43)
    knowing itselfさん、素晴らしいレスありがとうございます。

    昨日は、夕方から用事があって不在としていたので
    すぐに返信できずすみませんでした。

    > 誰でも持っている人はさらに与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまで取り上げられる。マタイ25・29

    > 直後の26章からは、受難と十字架のクライマックスです。バッハの傑作、マタイ受難曲のテキストにもなっているのがその箇所です。25章の他の章句を読んでみても、「持っている」とは、お金や世俗的な才能ではなく、「福音の恵み」「愛」のことだと解釈するのが自然だと思います。

    そうですね。
    ロバート・キング・マートンは、その辺を加味しての提言だったのかは分かりませんが、「福音の恵み」である「神の愛」である心の大小のことかなと思います。

    > 手元の5タラントンを使って5タラントンをもうけた人、手元の10タラントンを使って10タラントンをもうけた人が祝宴に入ることを許されたのに、1タラントンをただ隠していただけの人が暗闇に追い出されたのは、タラントン=愛の力を使わなかったからということでしょう。

    「タラントン=愛の力」
    ウーン、knowing itselfさん凄すぎです。

    きっと、天の知恵である聖霊が宿られていらっしゃるのでしょう。
    そうでなければ、このような素晴らしい解釈は出来ないと思うからです。

    これからも、いろいろお教え願いたいと思います。
    ありがとうございました。

引用返信/返信 削除キー/
■9716 / inTopicNo.15)  Re[36]: 身内
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/05(Sat) 16:17:49)
    勿忘草さんへ

    誰でも持っている人はさらに与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまで取り上げられる。マタイ25・29

    直後の26章からは、受難と十字架のクライマックスです。バッハの傑作、マタイ受難曲のテキストにもなっているのがその箇所です。25章の他の章句を読んでみても、「持っている」とは、お金や世俗的な才能ではなく、「福音の恵み」「愛」のことだと解釈するのが自然だと思います。

    手元の5タラントンを使って5タラントンをもうけた人、手元の10タラントンを使って10タラントンをもうけた人が祝宴に入ることを許されたのに、1タラントンをただ隠していただけの人が暗闇に追い出されたのは、タラントン=愛の力を使わなかったからということでしょう。


引用返信/返信 削除キー/
■9714 / inTopicNo.16)  Re[37]: 天の御国の奥義
□投稿者/ 勿忘草 -(2020/12/05(Sat) 13:59:27)
    knowing itselfさんレスありがとうございます。

    > マタイによる福音書25・29のタラントンの喩えについて。1タラントンは、当時の労働者の19年分?の賃金にあたるとか言われています。とてつもない大金です。マタイ25全体を読みばわかるように、タラントンの喩えも天国を説明するためのもので、金儲け、投資、利息取り立て、経済競争、格差社会を正当化するためのものではないでしょう。ここを勝手に解釈する人が少なくないですね。

    なるほど、相当な大金だったのですね。
    それは、知りませんでした。
    勉強になります。

    > タラントンは主の一方的な無尽蔵の恵みを表します。一タラントンを隠しておいた者が厳しく咎められたのは、主人が吝嗇で、利己主義で、計算高く、他罰的な人であると思い込んで、恐れをモチベーションにして行動したからだと思います。要するに、主の一方的かつ無条件で限界のない恵みと愛を信じられない人の喩えですね。

    ああ、なるほど、そうですよね。
    神は、あくまで愛の神であるのですから。
    神の恩寵である聖霊によって解釈していくことが大切なのだと思います。

    マタイの法則は、貧富の格差が広がることを2000年も前に説いていたともいえますが、1990年代以降のバブル崩壊から、貧しくなることはあっても裕福になることが難しくなってきました。

    これは、社会が情報化社会になり、「情報格差」が生まれたことで徐々に貧富の差、いわゆる格差社会が広がったと考えられます。

    日本では、1998年には中流崩壊が話題となり、一気に格差が広がりを見せた時代です。ここから、貯蓄額の分布も二極化し、その差は埋められないまま現在に至ります。マタイ効果については経済における利益優位性の累積でもあります。

    それは、見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、見るには見るが、決して認めない。
    (マタイ書第13章13〜14節)

    人は自分と似た思考や収入を持ち、自分と似た行動や発言をする人と集まりやすい習性があり、このことは、「100分de名著」で今月放送のブルデューでも「ハビトゥス」によって私たちの趣味や趣向が、学歴や出身階層によっていかに規定されているか「階級社会」と「文化資本」という概念を通して、文化が、人々の行為を規定するものとして、社会の隅々まで力を及ぼしていることを明らかにするようです。

    月曜日の放送が楽しみです。

    ですから、もし「更に与えられて豊かになる」人になりたいのであれば、日頃からポジティブな思考や行動を行うことが大切です。



引用返信/返信 削除キー/
■9710 / inTopicNo.17)  Re[36]: 天の御国の奥義
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/05(Sat) 10:19:41)
    ラッキーエアーさんへ


    > イエスは答えて言われました。「あなたがたには、天の御国の奥義を 知ることが許されているが、彼らには許されていません。」(マタイによる福音書13章11節)
    >
    > ここからマタイ効果(マタイの法則)である「持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。— マタイによる福音書25:29」 
    > へと続いています。
    >
    > これは、社会学者ロバート・キング・マートンによって提唱された法則ですが、今日の格差社会を見事に言い当てているようにも感じます。
    >
    > つまり、「金持ちはより金持ちに、貧乏はより貧乏に」ということです。
    > なんとも理不尽な気もしますが、これが現実世界です。
    > ままなりません。まさに、四苦八苦です。
    >
    > しかも、全てが神によって予定されている。

    > これらの喩えは、結局、神から恵みとして与えられる聖霊によって考えないと答えは出ないようですね。

    マタイによる福音書25・29のタラントンの喩えについて。1タラントンは、当時の労働者の19年分?の賃金にあたるとか言われています。とてつもない大金です。マタイ25全体を読みばわかるように、タラントンの喩えも天国を説明するためのもので、金儲け、投資、利息取り立て、経済競争、格差社会を正当化するためのものではないでしょう。ここを勝手に解釈する人が少なくないですね。

    タラントンは主の一方的な無尽蔵の恵みを表します。一タラントンを隠しておいた者が厳しく咎められたのは、主人が吝嗇で、利己主義で、計算高く、他罰的な人であると思い込んで、恐れをモチベーションにして行動したからだと思います。要するに、主の一方的かつ無条件で限界のない恵みと愛を信じられない人の喩えですね。
引用返信/返信 削除キー/
■9707 / inTopicNo.18)  Re[35]: 身内
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/05(Sat) 09:57:56)
    悪魔ちゃんさんへ

    > でもね「哲学の”敵”」ってうのよくわかんない。
    > 科学や宗教って哲学の身内じゃないの?
    > ま、もっとも身内でも敵になることあるみたいだけどね。

    ヨーロッパの場合、科学も近代哲学も中世神学の延長上とは言える。デカルト、パスカル、スピノザ、カント、ニュートン、ライプニッツ、ヘーゲル。中世神学なくして彼らの仕事はない。

    ただもう分化して別のものになっている。宗教や科学をそのまま哲学に持ち込んでも通用しないということでしょう。

    仏教は科学であり哲学だからというわけのわからない論理も通用しないと思う。
引用返信/返信 削除キー/
■9697 / inTopicNo.19)  天の御国の奥義
□投稿者/ ラッキーエアー -(2020/12/04(Fri) 20:49:57)
    こんばんは。ようやく週末になりました。

    主イエスは、弟子たちに天国の奥義が知ることがゆるされてい ると話されました。しかし、だれでもこの奥義、秘密が解き明かさ れるかというとそうではないと主イエスは言われておられます。

    イエスは答えて言われました。「あなたがたには、天の御国の奥義を 知ることが許されているが、彼らには許されていません。」(マタイによる福音書13章11節)

    ここからマタイ効果(マタイの法則)である「持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。— マタイによる福音書25:29」 
    へと続いています。

    これは、社会学者ロバート・キング・マートンによって提唱された法則ですが、今日の格差社会を見事に言い当てているようにも感じます。

    つまり、「金持ちはより金持ちに、貧乏はより貧乏に」ということです。
    なんとも理不尽な気もしますが、これが現実世界です。
    ままなりません。まさに、四苦八苦です。

    しかも、全てが神によって予定されている。

    天国の奥義、神の恵みの支配の秘密は、キリストを信じ従って 歩むことを通じて、私たち一人ひとりに与えられていくのです。

    神は、譬えを通じて、何を私たちに教えていられるのか?

    これらの喩えは、結局、神から恵みとして与えられる聖霊によって考えないと答えは出ないようですね。
引用返信/返信 削除キー/
■9681 / inTopicNo.20)  Re[34]: 身内
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/12/03(Thu) 19:00:42)
    ■9665、
    >永井さんも、哲学の最大の敵は科学と宗教だという立場は変えない<
    あ、そうなの?
    だとして、ひとまず了解ね。

    でもね「哲学の”敵”」ってうのよくわかんない。
    科学や宗教って哲学の身内じゃないの?
    ま、もっとも身内でも敵になることあるみたいだけどね。
引用返信/返信 削除キー/
■9665 / inTopicNo.21)  Re[33]: 唯一神
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/02(Wed) 20:31:19)
    No9664に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > たしかユダヤ教、イスラム教、キリスト教って、唯一神だった気がするけど、なんで中田ちゃんは
    > >「一神教の真の意味を理解している数少ない日本人」<
    > って言ったのかしらね?

    永井さんが、仏教にもイスラム教その他にも、宗教としてはまるで無関心だということ知った上で、それでも永井哲学の純粋な構造そのものに、イスラムの正しい意味での神理解と通じるものをみたのでしょう。もちろんイスラム教に改宗しろなどとは言わない。永井さんも、哲学の最大の敵は科学と宗教だという立場は変えない。
引用返信/返信 削除キー/
■9664 / inTopicNo.22)  Re[32]: 唯一神
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/12/02(Wed) 19:43:58)
    たしかユダヤ教、イスラム教、キリスト教って、唯一神だった気がするけど、なんで中田ちゃんは
    >「一神教の真の意味を理解している数少ない日本人」<
    って言ったのかしらね?
引用返信/返信 削除キー/
■9661 / inTopicNo.23)  中田考
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/02(Wed) 19:09:04)
    イスラム法学者の中田考氏によると永井均氏は、「一神教の真の意味を理解している数少ない日本人」とされ、両者の間でツイッターの好意的なやり取りがされている。検索は容易です。
引用返信/返信 削除キー/
■9654 / inTopicNo.24)  Re[30]: 開闢
□投稿者/ knowing itself -(2020/12/02(Wed) 07:27:08)
    No9643に返信(knowing itselfさんの記事)
    > 「私・今・そして神 開闢の哲学」永井均 p223 より引用
    >
    > 私、今、現実、神・・・世界の内部で理解されるなら、それらはつねに、もし世界内の一存在者でないとすれば何も連動していない歯車にすぎない。だからもちろん、そんなものは存在しないとつねに言える。しかし、通り越して短絡させることができる、機構全体とまったく繋がっていない、その歯車こそが、その機構全体をはじめて現実に存在(つまり実存)させているのだ。
    > それがすべての開闢であると同時に、そんなものはどこにも存在しない。すなわち、そんなものはどこにも存在しないと同時に、それがすべての始まりなのである。

    ルパートスパイラのみかたに合わせると、歯車がスクリーンで、機構全体が映画。スクリーンは二次元の空間的対象ではなく、「空間なし、時間なし、次元なし」の究極源泉それ自体の喩え。
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