| 思考と本体である気づきについて、ルパートスパイラは次のように説明します。
芝居上の人物とそれを演じる俳優本人の関係。シェークスピアのリア王と名優ジョンスミス。ジョンスミスが「気づき」にあたる。
ジョンスミスがリア王を演じているのであって、ジョンスミス以外に誰かがいるわけではない。同じ一人のジョンスミスがリア王をやっているわけです。ただ、リア王はリアルな存在ではなく、演じられた虚構の役割でしかない。リア王が思考です。思考は確かにものすごく大切だが、リア王をやめてもジョンスミスという一人の人間は生き続ける。
knowing itselfさん、お久しぶりです。 これはその通りだと思いますけど、だから芝居上の人物を辞めればいいと思うんです。 芝居上の人物を辞めれば、思考と心が別だという錯覚は消えると思います。 ただこれは家では簡単なんだけど、仕事などで外に出ると難しいだよなぁ。
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