| 地震と言えば、1755年11月1日、日曜日の朝9時30分過ぎに、カトリックの大主教の座があったリスボンの街に大地震が襲い、津波と火災による甚大な被害をもたらした「リスボン地震」があります。
記録では、揺れは3分半から6分続いたと言われ街の中心部には幅5mの地割れができ、多くの建物85%が崩れ落ち、その後の火災と津波とにより被害は、津波による死者1万人を含む、5万5,000人から6万2,000人が死亡したということです。
しかも、地震当日の 11月1日はカトリックの祭日(諸聖人の日(万聖節))で教会ではミサが行なわれていたが、時間が早かったため教会に参列する信者の数は多くなかったようですが、それでも、犠牲者は出ました。
これって、神の怒りだったのでしょうか。
それとも、気まぐれなのでしょうか。
こうした災害についてヨブの喪失感と被災者の苦悩が重なりますが、ヨブに対する試練は、サタンがヨブの信仰に疑いを持ち、神に訴え出たことに起因するものでした(ヨブ記 1-2 章)。
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