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■10645 / inTopicNo.49)  ミゼレーレ (アレグリ)
  
□投稿者/ flora -(2021/01/22(Fri) 19:12:40)
    2021/01/22(Fri) 19:33:30 編集(投稿者)

    以前BBCか何かで見たのですが、モーツアルトの天才性を語る逸話の中に・・・モーツアルトが1770年14歳の時、イースターの水曜日にシスティーナチャペルを訪れてこの美しい曲を聴き、宿に帰って記憶からスコアを書いた、その後金曜日のチャペルに戻り、スコアに間違いがないかと確かめた。 この曲はバチカン以外門外不出で、書き写そうとしたものは破門されるとのこと。 モーツアルトはスコアを友人に託し、翌年ロンドンでスコアが出版される。これを聞いた時の教皇クレメンス14世は破門どころかモーツアルトを褒め称え、以後、門外不出は解除された・・・

    https://youtu.be/3s45XOnYOIw
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■10627 / inTopicNo.50)  Re[30]: 小林秀雄の「モオツァルト」
□投稿者/ 田秋 -(2021/01/21(Thu) 08:02:36)
    おはようございます、ディディモさん

    小林秀雄の「モオツァルト」、絶対うちにあるはずなのですが、探すと無いんですねぇ。マーフィーの法則によれば、「最後に見つかる」はずですから絶対うちにあるのですが。
    で、出てきたのが同じく小林秀雄の「無常という事」とスタンダールの「モーツァルト」(《ハイドン、モーツァルト、メタスタージオ伝》と《ロッシーニ伝》からの抜粋)でした。

    取りあえず、「無常という事」で印象に残っていることから。これはモーツァルトについてではなく「短調」についてです。
    「無常という事」の中の「平家物語」が高校の国語の授業で取り上げられたことがあります。小林は平家物語の調べが「哀調」とされていることに異論を唱え、あれは「短調」だと言っているところが授業のポイントになりました。
    ぼくはその点に関してはその通りだと思いました。
    その授業の中で国語の先生は「私は音楽のことはわからないので大学の音楽専門の先生に小林秀雄のことを尋ねてみたのですが、彼はあんまり音楽の事はわかっていないんじゃないか、ということでした」と仰っていましたが、どうなんでしょうね。

    モーツァルトが作曲するときいつもスラスラと書いていた訳ではないと思いますが、ベートーベンやブラームスのようには時間はかからなかったと思います。大雑把な計算ですが、5歳から作曲を始めて35歳でレクイエムを書くまで30年間、レクイエム最後の曲でK626です。計算すると月に1.7曲(626÷30÷12=1.7)になります。当時の譜面は全て手書きですから書くのにかかる時間は速記をしたとしても結構かかると思います。ということを考えると1曲にそんなに時間はかけていなかったような気がします。
    レクイエムを委嘱されたとき4週間欲しいと言っています。これは1ヶ月ですから、曲が大作であることを考えると、先の大雑把な計算の1ヶ月1.7曲というのは強ち的外れではないような気もします。
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■10623 / inTopicNo.51)  小林秀雄の「モオツァルト」
□投稿者/ ディディモ -(2021/01/20(Wed) 23:40:58)
    久しぶりに小林秀雄の「モオツァルト」を読んでいます。二十年ぶりかな、文庫本そろそろ黄ばみかけています。
    その本の中にモーツァルトの手紙が引用されているんですが、その内容は創作(作曲)する時の内幕のようなものを披露したものです。私も初読の時はこの箇所をフムフムそうだろうな、と肯定的に読み流していたのですが・・今は昔ほど素直には読んでいません、秀雄ちゃんモーツァルトに入れ込み過ぎ!・・とも。^^;

    皆さんはどう思うでしょう。

    「ーーー構想は、あたかも奔流のように、実に鮮やかに心のなかに姿を現します。しかし、それが何処から来るのか、どうして現れるのか私には判らないし、私とてもこれに一指も触れることは出来ません。−−−後から後から色々な構想は、対位法や様々な楽器の音色にしたがって私に迫ってくる。−−中略ーーまるですべてのものが皆一緒になって聞こえるのです。たいした御馳走ですよ。美しい夢でも見ているように、すべての発見や構成が、想像のうちで行われるのです。−−中略ーーだから、あとで書く段になれば、脳髄という袋の中から、今申し上げた様にして蒐集したものを取り出して来るだけです。ーーー周囲で何事が起きろうとも、私は構わず書けますし、また書きながら、鶏の話、家鴨の話、あるいはかれこれ人の噂などして興ずる事も出来ますーー以下略ーー」

    かなり中略していますが、これが本当ならば紛うことなく天才の言葉でしょうね。しかし、凡才の身としたならば、創作するってフツーは苦吟のなか七転八倒、頭かきむしりながらでしょ!・・と言いたくなるでしょうね・・それが「奔流のように」ですか・・「後から後から」構想が迫ってくる・・ですか・・鼻歌交じりに家畜の世話しながら書く・・ですか、と。

    ただ、この本を読んだ後、しばらく経って(これも十年以上前)某公共放送のN響演奏会を見ていたところ、その番組のナビの方(プロの音楽家)が「そうは言っても作曲する時はモーツァルトもかなり苦労していたようですよ」と言うような意味のことを発言していました。また、この↓ような手紙もあるそうです。

    「長年にわたって、僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人はほかには一人もいません。有名な巨匠の作品はすべて念入りに研究しました。作曲家であるということは精力的な思考と何時間にも及ぶ努力を意味するのです」

    モーツァルトの天才性とは何でしょうね? (^0^)
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■10620 / inTopicNo.52)  Re[28]: プリペアードピアノ
□投稿者/ flora -(2021/01/20(Wed) 20:51:27)
    2021/01/20(Wed) 20:52:44 編集(投稿者)

    No10616に返信(田秋さんの記事)

    こんにちは、田秋さん

    > プリペアードピアノはジョン・ケージが発明したんですね(wikipedia)。多分著作権(っていうのかな?)を取ってないでしょうから色んな人が試していると思います。しかし、ホール側がピアノを貸すかどうかの問題があり(触れれば手の脂や汗がつくし、物を挟むのも良くないでしょうしね)、もしホール側がOK出さなかったら自分のピアノを持っていくか、OKを出す貸しピアノくらいしかありません。音響的には面白いと思いますが・・・

    楽器がかわいそうです。やりたいのなら自分でピアノでやればいいのに〜。サントリーホールは正しかったと思います。

    > floraさんがアップした作品はまさに弾く打楽器という感じですね。ケージの、演奏しないピアニストの「4分なんちゃらかんちゃら」という作品より断然面白いです。

    独りよがりの「お芸術」にはうんざりしますよね。
    単色画家のイヴ・クラインなんかもそうだと思います。

        IKB 79
         1959

622×730 => 511×600

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■10616 / inTopicNo.53)  プリペアードピアノ
□投稿者/ 田秋 -(2021/01/19(Tue) 22:16:19)
    こんばんは、floraさん

    プリペアードピアノはジョン・ケージが発明したんですね(wikipedia)。多分著作権(っていうのかな?)を取ってないでしょうから色んな人が試していると思います。しかし、ホール側がピアノを貸すかどうかの問題があり(触れれば手の脂や汗がつくし、物を挟むのも良くないでしょうしね)、もしホール側がOK出さなかったら自分のピアノを持っていくか、OKを出す貸しピアノくらいしかありません。音響的には面白いと思いますが・・・

    floraさんがアップした作品はまさに弾く打楽器という感じですね。ケージの、演奏しないピアニストの「4分なんちゃらかんちゃら」という作品より断然面白いです。




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■10613 / inTopicNo.54)  Re[27]: Fazil Sayの自作曲
□投稿者/ flora -(2021/01/19(Tue) 16:46:46)
    No10611に返信(田秋さんの記事)
    > 2021/01/19(Tue) 16:15:23 編集(投稿者)

    田秋さん、おはようございます

    > 先に書いた、サントリーホールからクレームがついたファジル・サイのピアノの弦に触る自作です。
    >
    > https://www.youtube.com/watch?v=gYtybgToH2Q
    >
    > これはプリペアド・ピアノと呼ばれる奏法(?)の一種で、元はピアノの弦と弦の間に前もって(prepareed)消しゴムなどを挟んでおく方法です。響きが止まりお聞きのような音になります。

    これですよね?

    https://www.youtube.com/watch?v=p7aMUR5x7yA&t=1061s

    演奏中に弦を触るのは、ファジル・サイさん独自のことなのでしょうか?

    > このyoutubeでの演奏はフランクフルトのコンサートホールですが、館長さんの許可を取ったのでしょうか?それとも元々OKなのでしょうか?
    > 多分許可要らないんでしょぅ。だからサントリーでも(禁止されているとは知らずに)演奏したんだと思います。

    弦とか傷めないのでしょうか? 終わったらチューニングも必要ですよね? 見ていると心配になります〜。
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■10612 / inTopicNo.55)  Re[26]: ディディモさんのHNの由来?
□投稿者/ flora -(2021/01/19(Tue) 16:37:36)
    No10609に返信(ディディモさんの記事)

    ディディモさん、おはようございます。あなたのHNの由来お知らせくださりありがとうございます。

    > 【十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「私たちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をその脇腹に入れなければ、私は決して信じない。」八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、私の手を見なさい。あなたの手を伸ばして、私の脇腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「私の主、私の神よ」と言った。イエスはトマスに言われた。「私を見たから信じたのか。見ないで信じる人は、幸いである。」】

    > この有名な一節のキリスト教的解釈は様々あるでしょうが・・それは牧師さんにでも任すとして(この箇所を取り上げた説教ならネットでも散々載っています)・・それよりも私がこれを読んで驚嘆するのは、ユダヤ人の(そして聖書を介してその影響を受けた欧米人の)冷徹なとも言える思考方法に対してです。少なくとも、聖書ではそう言い放ったトマスに対して少しの非難もしていない・・そう思ったらそう言うのが当然であるという社会に対して私は驚きます。そういう奴は弟子じゃない、不敬だ、破門だ!というふうにはならないのです。日本ではどうでしょうね。つまり「信じない」と言うことは自分の状態の真摯な表明であって、復活という事実があったこと・なかったこととの相関性はないのです。彼らにとって・・事実論と思想信条は別物である・したがって事実論を自分の思想や信条から批判してはならないという原則があるということでしょうね。

    =============

    英語でもトーマス(Thomas)という名前は結構あります。ご存じかとは思いますが、例えばトーマス・ベケット、教会の独立を守るためにヘンリー2世と対立しのちにカンタベリー大聖堂で暗殺されました。

    『ベケット』という映画にもなっていてピーター・オトゥール(『アラビアのロレンス』)とリチャード・バートン(『アントニーとクレオパトラ』)の2人の名優が火花を散らしています。

    https://www.youtube.com/watch?v=GFQi8tD-NeU

    ちょっと前に話題に上がったT.E.ローレンスもTはトーマスですし、トーマス・クロムウェル、トーマス・エジソン、トーマス・ジェファーソン、トム・ジョーンズ、等。。ほかにもたくさんいらっしゃると思います。

    仰る通り自分の状態、思考、感覚に真摯であるという信念はおそらく西洋では好まれる、少なくとも批判されることは少ないものだと思います。


    > 私はこんなディディモが大好きです。ですからHNにしました、今生きていたらフアンレターを出したいくらいだ・・。(#^^#)

    ディディモさん、「ディディモ=トーマス友の会」が作れますよ!^^v
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■10611 / inTopicNo.56)   Fazil Sayの自作曲
□投稿者/ 田秋 -(2021/01/19(Tue) 05:55:07)
    2021/01/19(Tue) 16:15:23 編集(投稿者)

    ディディモさん、floraさん おはようございます。

    先に書いた、サントリーホールからクレームがついたファジル・サイのピアノの弦に触る自作です。

    https://www.youtube.com/watch?v=gYtybgToH2Q

    これはプリペアド・ピアノと呼ばれる奏法(?)の一種で、元はピアノの弦と弦の間に前もって(prepareed)消しゴムなどを挟んでおく方法です。響きが止まりお聞きのような音になります。
    このyoutubeでの演奏はフランクフルトのコンサートホールですが、館長さんの許可を取ったのでしょうか?それとも元々OKなのでしょうか?
    多分許可要らないんでしょぅ。だからサントリーでも(禁止されているとは知らずに)演奏したんだと思います。
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■10609 / inTopicNo.57)  Re[25]: ディディモさんのHNの由来?
□投稿者/ ディディモ -(2021/01/18(Mon) 22:55:01)
    >ディディモさん、よろしかったらあなたのHNの由来を教えてください。

    このハンドルネームは聖書に依っています。ディディモはイエスの12弟子のなかの一人です。ギリシャ語でデイディモ、アラム語でトマス、双子と言う意味です。次の挿話から・・最初はイエスの復活を信じなかった「不信のトマス」と綽名されています。

    ヨハネ伝20章24節以下です。

    【十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「私たちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をその脇腹に入れなければ、私は決して信じない。」八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、私の手を見なさい。あなたの手を伸ばして、私の脇腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「私の主、私の神よ」と言った。イエスはトマスに言われた。「私を見たから信じたのか。見ないで信じる人は、幸いである。」】

    この有名な一節のキリスト教的解釈は様々あるでしょうが・・それは牧師さんにでも任すとして(この箇所を取り上げた説教ならネットでも散々載っています)・・それよりも私がこれを読んで驚嘆するのは、ユダヤ人の(そして聖書を介してその影響を受けた欧米人の)冷徹なとも言える思考方法に対してです。少なくとも、聖書ではそう言い放ったトマスに対して少しの非難もしていない・・そう思ったらそう言うのが当然であるという社会に対して私は驚きます。そういう奴は弟子じゃない、不敬だ、破門だ!というふうにはならないのです。日本ではどうでしょうね。つまり「信じない」と言うことは自分の状態の真摯な表明であって、復活という事実があったこと・なかったこととの相関性はないのです。彼らにとって・・事実論と思想信条は別物である・したがって事実論を自分の思想や信条から批判してはならないという原則があるということでしょうね。

    私はこんなディディモが大好きです。ですからHNにしました、今生きていたらフアンレターを出したいくらいだ・・。(#^^#)
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■10608 / inTopicNo.58)  アカンサス
□投稿者/ 田秋 -(2021/01/18(Mon) 20:47:40)
    こんばんは、floraさん

    芸大の徽章についてのページです
    https://blog.excite.co.jp/dezagen/16077993/

    以下はウィキペディアの芸大から抜粋

    アカンサス (acanthus spinosus) の葉の輪郭を模様化した中に「芸大」の文字を収めたもの。
    美術学部と音楽学部が統合されて芸大となった1949年以降、新しい徽章を定める必要が生じたため、校内のコンペから選ばれた。美術学部工芸科鋳金部の清水廣によるもの。(清水廣は清水九兵衛として彫刻を主として活躍)

    という訳で。徽章にアカンサスを採用した理由はわかりません。

    写真は芸高の徽章です。
450×600

PXL_20210118_105048904_s.jpg
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■10607 / inTopicNo.59)  Re[28]: ズルナ
□投稿者/ flora -(2021/01/18(Mon) 19:14:33)
    No10606に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、こんにちは
    > floraさんの指摘はドンピシャピンポンです。下はwikipediaのチャルメラ。中国の項を参照
    >
    > https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%A9

    おおっ! チャルメラってシルクロードの音だったんですね〜、へ〜〜

    シルクロードと言えば、芸大のアカンサス、古代ギリシャの装飾によく使われていたと思うんですが、芸大の校章に使われた理由、お分かりでしたら教えてください。


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■10606 / inTopicNo.60)  Re[27]: ズルナ
□投稿者/ 田秋 -(2021/01/18(Mon) 16:02:53)
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